2013年8月5日 - 2013年8月11日の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1912ページ
貧乏お嬢さま、メイドになる (コージーブックス)
☆☆☆ 貧乏公爵家の令嬢ジョージー。望まぬ結婚から逃れるために自活するべく選んだ仕事はメイド。ところが、ある日家に帰ると風呂に死体が!しかも死んでいたのは、公爵家の城を奪おうとしている借金取り!!当然、容疑は兄公爵に・・・。ミステリー設定はたいしたことないが、コミカルで読みやすい。時代は1932年。例の王冠を掛けた恋が噂になり始めたころ。実在の王族がリアルで面白い。シンプソン夫人の描写に毒がある。日本ではロマンチックに美化されて報道されてるけど、実態はこんなものかも。シリーズになりそうな終わり方。楽しみ。
読了日:08月08日 著者:リース ボウエン
tu casaここは君の家 (Feelコミックス)
☆☆ 正直すぎて数々の会社を首になり、30近くもなってプー太郎のギデオン。そんな彼が見つけた天職は、特別な家具をピッタリの特別なお客様に売る家具屋。ところが、そこにギデオンを救いにきたと言う黒髪の男が現れて・・・。相変わらずぶっ飛んだ設定。天使と下着姿の女の子と家具と、三題話のように結びつけて話を作る才能に感心。ただ、天使と言う大きなアイテムが出てきた割には、あっけなく終わった感じがするのが残念。もっとも、この軽さがかまたさんの良いところ。もしかすると、作者は下着姿の可愛い女の子を描きたかっただけなのかも
読了日:08月08日 著者:かまた きみこ
斑鳩憑霊奇譚紅蓮 (ホラーMコミック文庫)
☆☆ 藤ノ木古墳の発掘によって解き放たれた二つの霊。それに取り付かれた少女の回りで起こる妖しい出来事とそれを追う男の話。相変わらず絵が堅いが、この手の伝奇的設定が上手い。ただ、短いので掘り下げがイマイチ。表題作より、同収録の短編の方が好み。ラストの忍者の話が一番面白かった。
読了日:08月07日 著者:永久保 貴一
学園恋獄ゾンビメイト 下 (ジェッツコミックス)
☆☆ 萌えないビジュアルだし、女好きでしょうもないヤツだしで、イマイチ共感できない主人公だったが、ひばりを必死で守る姿にモテ設定を納得。もっとも、弓子ともっと早く向き合っていればここまでの惨劇はなかったのでは?と。大学でのエピローグに苦笑。ホラーから突然ラブコメになった。絵が下手なのに、楽しく読めた。
読了日:08月05日 著者:森繁拓真
学園恋獄ゾンビメイト 上 (ジェッツコミックス)
☆☆ “食べちゃいたいほど可愛い”というフレーズそのものの話。主人公のモテ男くんが彼女にもらったクッキー、それを食べた級友たちはゾンビとなって好きな子を襲い始める。それが次々と感染して、かのモテ男くんは何名もの女の子ゾンビに追われるはめに・・・。発想がすごい。が、絵が残念!主人公のビジュアルがとてもモテる男に見えない。それでも読ませるのは発想が面白いのとストーリー運びのテンポが良かったから。
読了日:08月05日 著者:森繁拓真
食卓の情景 (新潮文庫)
☆☆☆ 池波正太郎の食いしん坊日記。“グルメ”という気取った感じがないのがいい。書かれたのは1972年。全編に高度経済成長以前の昭和の香りが漂う。出てくる料理は縁日のどんどん焼きのようなB級グルメから殻京都辺りのいかにもな高級料亭までさまざま。どの店も店主のこだわりが感じられ、美味しそう。筆力だなぁ・・・。ここに出てくるお店のどれほどが今も営業して、昔の味を維持しているだろうか?行ったことがあるのは神田の「まつや」と「藪そば」、日本橋「ざくろ」浅草の「駒形どぜう」「麦とろ」くらいか。確かに一味違う。
読了日:08月05日 著者:池波 正太郎
ヴィンランド・サガ(13) (アフタヌーンKC)
☆☆☆ トルフィンの居るケティルの農場に攻め入ろうとするクヌート王。酷薄そうな王らしい顔つきになってきた。王はこうでないと。ケティルに虐待されたアルネイズの哀しい死。それを受けて、トルフィンたちはヴィンランドを目指す決意をする。クヌートもトルフィンも目指すものは戦乱のない平和な世界だが方法論が全く逆。それは王と奴隷という立場にも言えると思う。ともかく、長いうつけたような奴隷編が終わり、物語が動き出したのが嬉しい。
読了日:08月05日 著者:幸村 誠
読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1912ページ
貧乏お嬢さま、メイドになる (コージーブックス)
☆☆☆ 貧乏公爵家の令嬢ジョージー。望まぬ結婚から逃れるために自活するべく選んだ仕事はメイド。ところが、ある日家に帰ると風呂に死体が!しかも死んでいたのは、公爵家の城を奪おうとしている借金取り!!当然、容疑は兄公爵に・・・。ミステリー設定はたいしたことないが、コミカルで読みやすい。時代は1932年。例の王冠を掛けた恋が噂になり始めたころ。実在の王族がリアルで面白い。シンプソン夫人の描写に毒がある。日本ではロマンチックに美化されて報道されてるけど、実態はこんなものかも。シリーズになりそうな終わり方。楽しみ。
読了日:08月08日 著者:リース ボウエン
tu casaここは君の家 (Feelコミックス)
☆☆ 正直すぎて数々の会社を首になり、30近くもなってプー太郎のギデオン。そんな彼が見つけた天職は、特別な家具をピッタリの特別なお客様に売る家具屋。ところが、そこにギデオンを救いにきたと言う黒髪の男が現れて・・・。相変わらずぶっ飛んだ設定。天使と下着姿の女の子と家具と、三題話のように結びつけて話を作る才能に感心。ただ、天使と言う大きなアイテムが出てきた割には、あっけなく終わった感じがするのが残念。もっとも、この軽さがかまたさんの良いところ。もしかすると、作者は下着姿の可愛い女の子を描きたかっただけなのかも
読了日:08月08日 著者:かまた きみこ
斑鳩憑霊奇譚紅蓮 (ホラーMコミック文庫)
☆☆ 藤ノ木古墳の発掘によって解き放たれた二つの霊。それに取り付かれた少女の回りで起こる妖しい出来事とそれを追う男の話。相変わらず絵が堅いが、この手の伝奇的設定が上手い。ただ、短いので掘り下げがイマイチ。表題作より、同収録の短編の方が好み。ラストの忍者の話が一番面白かった。
読了日:08月07日 著者:永久保 貴一
学園恋獄ゾンビメイト 下 (ジェッツコミックス)
☆☆ 萌えないビジュアルだし、女好きでしょうもないヤツだしで、イマイチ共感できない主人公だったが、ひばりを必死で守る姿にモテ設定を納得。もっとも、弓子ともっと早く向き合っていればここまでの惨劇はなかったのでは?と。大学でのエピローグに苦笑。ホラーから突然ラブコメになった。絵が下手なのに、楽しく読めた。
読了日:08月05日 著者:森繁拓真
学園恋獄ゾンビメイト 上 (ジェッツコミックス)
☆☆ “食べちゃいたいほど可愛い”というフレーズそのものの話。主人公のモテ男くんが彼女にもらったクッキー、それを食べた級友たちはゾンビとなって好きな子を襲い始める。それが次々と感染して、かのモテ男くんは何名もの女の子ゾンビに追われるはめに・・・。発想がすごい。が、絵が残念!主人公のビジュアルがとてもモテる男に見えない。それでも読ませるのは発想が面白いのとストーリー運びのテンポが良かったから。
読了日:08月05日 著者:森繁拓真
食卓の情景 (新潮文庫)
☆☆☆ 池波正太郎の食いしん坊日記。“グルメ”という気取った感じがないのがいい。書かれたのは1972年。全編に高度経済成長以前の昭和の香りが漂う。出てくる料理は縁日のどんどん焼きのようなB級グルメから殻京都辺りのいかにもな高級料亭までさまざま。どの店も店主のこだわりが感じられ、美味しそう。筆力だなぁ・・・。ここに出てくるお店のどれほどが今も営業して、昔の味を維持しているだろうか?行ったことがあるのは神田の「まつや」と「藪そば」、日本橋「ざくろ」浅草の「駒形どぜう」「麦とろ」くらいか。確かに一味違う。
読了日:08月05日 著者:池波 正太郎
ヴィンランド・サガ(13) (アフタヌーンKC)
☆☆☆ トルフィンの居るケティルの農場に攻め入ろうとするクヌート王。酷薄そうな王らしい顔つきになってきた。王はこうでないと。ケティルに虐待されたアルネイズの哀しい死。それを受けて、トルフィンたちはヴィンランドを目指す決意をする。クヌートもトルフィンも目指すものは戦乱のない平和な世界だが方法論が全く逆。それは王と奴隷という立場にも言えると思う。ともかく、長いうつけたような奴隷編が終わり、物語が動き出したのが嬉しい。
読了日:08月05日 著者:幸村 誠
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