大分前に読んだマンガなのに、レビューをずっとサボってました
実は筆が進まなかった
安野さんのマンガはちょっと見チャラチャラしてるんだけど、中身は結構奥深くて難物
笑いの中にも、突き放したシビアさがある
そこんとこ上手く言葉に出来なくて面倒臭かった
。。。って、一丁前の事言ってどうする!?
誰もそんなこと期待してないって!
てことで、いつものように適当安直レビューでいきます~
さて、まずこれから
「ハッピー・マニア」全6巻(祥伝社文庫)
主人公の重田加代子は好きな男が出来ると他のものは目に入らない!
周りの迷惑顧みず、恋愛一直線!
しかも超~面食い
同じバイト先の大学生高橋(ごくごく普通の顔)に思いを寄せられても見向きもしない
今日も今日とて、素敵な男との恋愛を夢見ていたら。。。
バイト先の本屋に好みの男が!
同僚の彼氏が良い男!
クラブで出会ったカッコ良いDJ!
毎度毎度、今度こそ運命の恋と浮かれるシゲタ
しかし、結局は体を求める男に愛を求める女のすれ違い。。。
いつもこんな調子で恋人が出来ない
それでもめげずに新たな恋を探してシゲタは頑張る!
幸せになることを求めて。。。
近くにある本当の幸せ(タカハシ)を見向きもせずに。。。
シゲタは恋に目がくらんで仕事はサボるわ、人の男に手は出すわ、
股はすぐ開くわ、不倫はするわ、その上のだめ!
碌な女じゃない
でも、憎めないんだよね~
いつも恋に真剣で前向きだから。迷惑なくらいに。。。
彼女の幸せは恋する事!
たとえ、箸にも棒にも掛からないロクデナシの男でもケナゲにつくす
実際居るよね、こういうものすごい恋愛エネルギーの持ち主
流されやすくてすぐ男にだまされるくせに、懲りずにまた男を追いかける。。。
冷静な目で見るとイタイ女なんだけど、そのバイタリティだけは尊敬に値するよ
“惚れっぽい”ってのは一種の才能だと思うな
ま、私みたいな二次元萌えのオタク女には縁の無い世界だけどね
このとてもヒロインとは思えないこのバカ女のそばに
シビアに、でも愛を持って見ている目線がある
それが、シゲタの親友のフクちゃん
彼女はきっと作者目線なんだと思う
シゲタのような男の事しか考えてない女を、
批判的に見ながらも決して全否定してない。。。
フクちゃんに辛辣なことを言わせても、
どんな迷惑を掛けられても、突き放さない。。。
覚めた目で見ながらも、恋愛に対しては結構肯定的
愛があるんですよね
そこんところが、安野さんの人気のある理由なんでしょう
それの対して、シゲタと間逆な女が出てくる
タカハシが記憶喪失になった時、彼の世話をした貴子
彼女も別の形でのハッピー・マニア
ブスで男の人に相手にされてこなかった女で
タカハシの記憶が無いのをいい事に恋人になりすます
彼女にとっての幸せは男を捕まえること、そして結婚だから。。。
幸せを恋の過程で感じる女と
結婚という結果しか見てない女
こう書くと、損得抜きで恋するシゲタの方が良い女みたいだけど
結局どっちもどっち
両方とも自分の幸せ感を追求することには熱心だけど相手が見えてない
相手を幸せにしたいという発想が全く無いんだもの
そういう意味では二人は同じ穴のムジナ
獲物を取り合う二匹の獣と変わりません
二人の間で振り回されるタカハシは哀れなもんです
それでもタカハシはシゲタが忘れられない
シゲタもタカハシを貴子に取られて、彼の大切さに気付く
てか、人の物だから良く見えたと言った方が当たってるかも。。。
幸せの青い鳥はすぐそばに居たんだけど
手に入れた青い鳥はもう青く見えないシゲタ(←ここに問題の根っこがある!)
彼女は究極の恋愛ハンターなのです
果たして彼女は幸せをつかめるのか!!?
実は筆が進まなかった
安野さんのマンガはちょっと見チャラチャラしてるんだけど、中身は結構奥深くて難物
笑いの中にも、突き放したシビアさがある
そこんとこ上手く言葉に出来なくて面倒臭かった
。。。って、一丁前の事言ってどうする!?
誰もそんなこと期待してないって!
てことで、いつものように適当安直レビューでいきます~
さて、まずこれから
「ハッピー・マニア」全6巻(祥伝社文庫)
主人公の重田加代子は好きな男が出来ると他のものは目に入らない!
周りの迷惑顧みず、恋愛一直線!
しかも超~面食い
同じバイト先の大学生高橋(ごくごく普通の顔)に思いを寄せられても見向きもしない
今日も今日とて、素敵な男との恋愛を夢見ていたら。。。
バイト先の本屋に好みの男が!
同僚の彼氏が良い男!
クラブで出会ったカッコ良いDJ!
毎度毎度、今度こそ運命の恋と浮かれるシゲタ
しかし、結局は体を求める男に愛を求める女のすれ違い。。。
いつもこんな調子で恋人が出来ない
それでもめげずに新たな恋を探してシゲタは頑張る!
幸せになることを求めて。。。
近くにある本当の幸せ(タカハシ)を見向きもせずに。。。
シゲタは恋に目がくらんで仕事はサボるわ、人の男に手は出すわ、
股はすぐ開くわ、不倫はするわ、その上のだめ!
碌な女じゃない
でも、憎めないんだよね~
いつも恋に真剣で前向きだから。迷惑なくらいに。。。
彼女の幸せは恋する事!
たとえ、箸にも棒にも掛からないロクデナシの男でもケナゲにつくす
実際居るよね、こういうものすごい恋愛エネルギーの持ち主
流されやすくてすぐ男にだまされるくせに、懲りずにまた男を追いかける。。。
冷静な目で見るとイタイ女なんだけど、そのバイタリティだけは尊敬に値するよ
“惚れっぽい”ってのは一種の才能だと思うな
ま、私みたいな二次元萌えのオタク女には縁の無い世界だけどね
このとてもヒロインとは思えないこのバカ女のそばに
シビアに、でも愛を持って見ている目線がある
それが、シゲタの親友のフクちゃん
彼女はきっと作者目線なんだと思う
シゲタのような男の事しか考えてない女を、
批判的に見ながらも決して全否定してない。。。
フクちゃんに辛辣なことを言わせても、
どんな迷惑を掛けられても、突き放さない。。。
覚めた目で見ながらも、恋愛に対しては結構肯定的
愛があるんですよね
そこんところが、安野さんの人気のある理由なんでしょう
それの対して、シゲタと間逆な女が出てくる
タカハシが記憶喪失になった時、彼の世話をした貴子
彼女も別の形でのハッピー・マニア
ブスで男の人に相手にされてこなかった女で
タカハシの記憶が無いのをいい事に恋人になりすます
彼女にとっての幸せは男を捕まえること、そして結婚だから。。。
幸せを恋の過程で感じる女と
結婚という結果しか見てない女
こう書くと、損得抜きで恋するシゲタの方が良い女みたいだけど
結局どっちもどっち
両方とも自分の幸せ感を追求することには熱心だけど相手が見えてない
相手を幸せにしたいという発想が全く無いんだもの
そういう意味では二人は同じ穴のムジナ
獲物を取り合う二匹の獣と変わりません
二人の間で振り回されるタカハシは哀れなもんです
それでもタカハシはシゲタが忘れられない
シゲタもタカハシを貴子に取られて、彼の大切さに気付く
てか、人の物だから良く見えたと言った方が当たってるかも。。。
幸せの青い鳥はすぐそばに居たんだけど
手に入れた青い鳥はもう青く見えないシゲタ(←ここに問題の根っこがある!)
彼女は究極の恋愛ハンターなのです
果たして彼女は幸せをつかめるのか!!?
うんうん、貴子は嫌な女だ!
計算高くて根暗なくせに見栄っ張りでシツコイ!!
ああいう粘着質の人間が一番嫌いだ!!
でも、シゲタも相当自分勝手で、その点だけは似てるかな?と思うのよね~
もちろん、シゲタの方が正直な分可愛いよ!
ドラマになってたとは知らなかったわ~
安野さんのマンガは若い女性のホンネがよく書き込まれてるから
ドラマ化しやすいんだろうな
そうそう、ラストはメデタシ、ではないよ~
シゲタは身近にある青い鳥が見えない人間だからね
結婚式すっぽかして幸せを探しに行くのよ
その後、タカハシがどうしたか気になるわ~
今度こそ愛想を尽かしたか!?
それとも、とことんM男くんなのか!?
個人的にはM男くんのままで居て欲しいんだよね
私も安野さんは「買う」まで行かないマンガ家さんだよ
確かに読ませるんだけど
綺麗にハッピーエンドで終わらない所が気に入らない!
浮世を忘れるために漫画読んでるんだから
マンガの中の主人公くらい幸せになって欲しいよね~~
タカハシの記憶喪失のあたりは
本誌で読んだ気がする・・
同じ穴のムジナといえばそうなんだけど、
貴子嫌いでしたね~(笑)
ドラマにもなったから、
人気はあったよね。
で、ラストが私の勘違いでなければ、
めでたし、めでたし・・ってかんじではなく、
やはり、シゲタは恋愛ハンターってかんじで
終わったんじゃなかったけ?
うろですが・・
安野さんはたまに、立ち読みするくらいかな~
自分の中では
買う!っていうまではいかない作家さんの一人かも?
お子様向けのシュガシュガルーンみたいなかんじは別として
すっきりした読後感があまりない作品が多かったかも?
(たまたま読んだ作品はね・・)