☆ピアニスト吉田純の部屋☆

ピアニスト、編曲家吉田純のBlog。アリオーネ音楽教室主催、アリオーネミュージック代表。横浜音楽振興会代表。

打楽器奏者からの助言

2010-10-19 15:21:12 | Weblog
先日、打楽器奏者の三浦肇さんのお宅にて、長い時間お話しさせて頂く時間を作っていただきました。

三浦さんとは今年になって数回、ジャズライブで共演させていただいております。

ジャズのドラマーは、なれなれしく話したらスティック飛んできそうで怖いイメージがありましたが、三浦さんは違いました。

というのは、三浦さんはオーケストラなどでクラシックの仕事もしていらっしゃり、そのほかに色々な音楽にも片手間でなく本業として演奏される方です。僕の周りでは両刀はなかなかいません。

お宅が偶然にも実家から本当に徒歩ですぐ!!!
実家に帰ったとき、すれ違っていて、その時はお互い見て見ぬふりしてましたが、後でやっぱりーーなどということも。


僕がほかの畑を開拓している苦労も、畑が似ている分わかって頂けております。

お話の中で色々参考になることはありました。
やはりクラシックと一定のビートにしばられる音楽は感覚が違います。
リズムのとらえ方を明確にしなければなりません。

あまり詳しくは書けませんが(自分の感覚としてしっかり認識できるまでは)、4ビートでも8ビートでも裏拍が表拍のためにあるということ、だからアクセントの場所を正確に狙うためにはその前から感じていないとと、永遠に合わない。


それから共演するということ。
ビッグバンドぐらい大きな編成になるとまた感覚が違いますが、トリオや数人の演奏ではやはり、自分の演奏を相手に伝えながら、相手のことも聞いてコンタクトしていかないと、イキイキとしたアンサンブルにしなければならない。

相手の演奏をどのような感覚で聞くか。
三浦さん自身も、常にそういったったことは意識していらっしゃるようで、いつも確かめていかなければならないなと思いました。


クラシックの伴奏でも合唱とソロの伴奏では、感覚がだいぶ違います。

ジャズでも管楽器の伴奏のとき、ピアノトリオのとき、歌伴のとき、ベースソロの伴奏の時やはり違います。
そして共演者によっても自分の立場がかなり変わってきます。


あとすごく印象的だったのが「自分の音を聞かない!!」

これはすごく怖いことですが、試す価値多いにあり、だと思います。



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コメント (6)
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