タイトル見てなんのこと??と思うでしょうね。
今日は転調の話で多分難しくなるので興味あるかただけ笑。
木村カエラさんのButterflytを弾きたいという小さな生徒のために楽譜作ろうと思ってコード眺めていたのですが、粋な転調してますね
イントロ【Fメジャー】からいきなりサビで【Ebメジャー】。これは全音下の同じフラット系(二つ多い)の調ということで、一応説明しておきましょう。
サビ【Ebメジャー】からAメロのようなところは突如【Bメジャー】。はじめおおっと思いました。♭3つから♯5つ。メジャースケールで考えて共通音3つ。けっこう遠いい親戚です。
これコルトレーン・チェンジみたいじゃーん!
とかなり強引ですが笑
ジャズの偉大なエチュードのような曲にGiant Stepsという曲があります。
最近楽譜をはじめてよく見てちょこちょこ練習してます。
全然弾けません。なぜって凄い転調してるからです。
簡単に言いますと【Bメジャー】【Gメジャー】【E♭メジャー】の3つの調を物凄い速さと、小節単位で行ったり来たりしています。
頭が追いつきません。歌うようなフレーズが通用しません。
だからエチュード。慣れたら音符も歌ってくるかもしれませんが。
まあコルトレーンを神とあがめる人がいるのも当然です。
神もきっと鬼のように練習して録音に望んだと思います。
これは有名な話ですがピアノソロのところで名手トミーフラナガンがフシがつながらない様子が、僕たちを励ましてくれます
さて話はそれましたがこの転調をジャズではコルトレーン・チェンジなどと呼んでいます。全ての調が長3度関係にあります。
理屈で分っていても、まあ頭は追いつきません。
それだけそれぞれの世界が違う転調なのです。
この転調をButterflyでも行ってます。転調のとき一瞬次の調のドミナントを入れて見事にコルトレーン・チェンジ!?をしています。だからけっこうかっこいい。
この長3度下への転調は効果的に使うと抜群に威力を発揮すると思います。主音と第3音が同じなのを利用したりしてクラシックでももちろんあります。フォーレのAgnus dei の中間部でC durからフーっとAs durになります。色が変わった感じですが嫌悪感はありません。(この曲はこの後の転調が超凄い) 。
いまは日本中がButteflyに共感し転調なのなんのその、自然に受け止めてます。
何度も聞くということは、そういうことだと思います。
Giant Stepsも何度も聞けば耳は慣れてきます。
さて耳が慣れたら、次は弾きなれるまでやらなくてはなりません。
音大受験生のつもりでショパンのエチュードだと思って取り組んだほうがいいかもしれませんね
その前にButterfly生徒用に簡単にして作成しないと。
というわけで何が言いたかったかというとこの曲はどんなにやさしくしようと思っても♯か♭はつきますね
転調関係までは変えたくないので。。
最近僕のHPやブログを見てくださって時々お問い合わせがあります。
伴奏や編曲関係です。
こちらも力を入れていきたいですね。
ワンクリック宜しくお願いします
ありがとうございます
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どんな風に小さな生徒さんに教えてるのか興味あるな~(⌒~⌒)
小さな生徒さんには、いたって優しく教えてます。楽譜をつくるなんて、いい先生!!だと自分でも思います。でも子供のアレンジもけっこう勉強にはなります。