天草四郎

先日、飯嶋 和一の「出星前夜」という本を読んでいた。
ブックレビューは他で書いているので、
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ただ、この本は島原の乱をモチーフにしているが
メインは南目であり、
島原蜂起軍はあまり重要な役割としては書かれていない。
四郎も端役として描かれている
とても切ない話だった。

無念のままなくなったので、
四郎が悪霊として描かれる作品なんかもあるが、
わたしは、
四郎は無念といえば、多くの人がこの乱によって亡くなったことだろうが
怨念などは、持っていないように思う。

きっと、天使になって
神さまに仕えているのだと思いたい。