殺の部

2007/5/30（水）

詰め碁教室　はじまり、はじまり。
毎日一問の詰め碁解決が己の棋力をアップする。
出来るだけ自力で解決すること。

碁経衆妙（殺の部１００問に挑む）
第２０問　白先
これは（発陽論）の問題で、なぜ右方にこのような白の配石があるか。



１図（正解）
白１は誰が考えてもこの一手。殺すにはこの手の他にない。
ここで黒は２と抵抗してワタリ、その調子でAを打とうとする。



２図（続いて）
白△に黒１とワタる時に白２のオキが絶好手。これで黒のAを防ぐ。この白２で平凡にBなどと打てば、黒Aですぐ生きてしまう。



３図（続いて）
白△に黒１の時、白２と眼を取る黒３に白４が用意された手段で、以下左方は白６,８でトドメをさす。この白６の点に黒がサガると黒生き。



４図（失敗）
２図の白２でこの１ですと、黒は２とサガってふところを広くするから、白の中手が失敗に終わる。