★弁天喜楽会囲碁★

     

殺の部

2007-05-04 07:11:44 | 碁経衆妙(殺の部)1~20
2007/5/4/(金

詰め碁教室 はじまり、はじまり。
毎日一問の詰め碁解決が己の棋力をアップする。
出来るだけ自力で解決すること。

碁経衆妙(殺の部100問に挑む)
第2問 黒先
(発陽論)にこままある。



1図(正解)
黒1のハサミツケが正解。このハサミツケが急所中の急所で白Aは黒Bまで。



2図(続いて)
黒△に白1とアテれば黒2とポンヌキは必然。それから、白3でも黒4から6と置き、8と眼を取れば、ダメズマリで、白に手段がない。



3図(変化)
黒△に白1のサガリならば、黒は2のハネダシが正しい。白3、黒4で白は死。この後白Aでも黒Bですし、白Bなら黒A.。



4図(失敗)
黒1のキリがすぐ眼につくところだが、これが一番白の待っている手で、白2と応じられると、この後どう打っても白は死なない。


殺の部(100問)

2007-05-03 07:24:06 | 碁経衆妙(殺の部)1~20

2007/5/3(木)憲法記念日
施行60周年を迎えた日本国憲法。安陪首相は憲法改正に向けた強い決意を表明した。

詰め碁教室 はじまり、はじまり。
毎日一問の詰め碁解決が己の棋力をアップする。
出来るだけ自力で解決すること。

碁経衆妙(殺の部100問に挑む)
第1問 白先
白が星から1間に構え、黒が三々にトビ込んだときによくできる形。



1図(正解)
死はハネにあり、の典型的な形で白1のハネが正解。コロシの第一の考え方は、相手のふところ狭くすることで、その代表的な手段がハネとなる。



2図(続いて)
白△のハネに黒1と曲がっても白2と眼を奪って、黒3、白4、黒5、白6で死。黒Aと二子を取っても白△のウチカキ。



3図(失敗)
白1の置きは失敗。これだと黒は2とふところを広げ、白A、黒B、白C、黒Dとなり、これではセキの生きとなるから失敗。



4図(失敗)
白1のツケも失敗。これだと黒2で、この後白Aでも黒B、白C、黒Dとなって、これでは7目の地を持って黒は生きるから失敗。


生きの部

2007-05-02 08:45:02 | 碁経衆妙(生の部)80~100
2007/5/2(水)

碁経衆妙(生きの部)は今回で終了。
次回は(殺の部)をとりあげ、問題解決に努力する。


詰め碁教室 はじまり、はじまり。
毎日一問の詰め碁解決が己の棋力をアップする。
出来るだけ自力で解決すること。
碁経衆妙(生の部)
第100問 白先
左の白が生きるには?。図は大きいけれど手筋は一発。



1図(正解)
白1のワリコミの手筋が正解。一見自殺手のように見えるが、これがなかなかの働きをする。逆にこの黒を殺そうというもの。



2図(続いて)
白△に対して黒が1と取れば白2と切って、黒3の時に白4とヒクのが好手順。これで黒は一眼となって攻めあい負け。



3図(変化)
白△に対して前図ではまずいので黒1と単に取れば、白は2とサガって、やはり一眼で黒攻め合い負け。



4図(無策)
正解手順を知らずに白1とツケ、黒2、白3などと打つのは、黒4と備えられ、白の大石がたちまち全滅となる。


生きの部

2007-05-01 08:19:49 | 碁経衆妙(生の部)80~100

2007/5/1(火)

詰め碁教室 はじまり、はじまり。
毎日一問の詰め碁解決が己の棋力をアップする。
出来るだけ自力で解決すること。
碁経衆妙(生の部)
第99問 白先
中の白が生きるには、キリをうまく利用する。



1図(正解)
左上の白1のキリから打つのが手順。黒2から6までは必然。ここでさらに白7とキリ、黒8に白9とサガリを打つのが正解の第一歩。



2図(続いて)
白△のサガリに黒1ならば、そこで白はかねてのネライの2の切断を打つ。黒3、白4、黒5の時に白6で次両アタリになるから白生き。6の前に白A、黒Bを打っておいてもよい。



3図(変化)
白△の時に黒1と取ればそうなるか。その時は白2と飛んでキキを見て、黒3ならば、やはり白4の切断から6とし、黒7の時白8のアテから10をキカして12となる。


4図(変化)
白△の時に黒1とオサエてワタってシボろうとするならば、白は2とアテを打って、黒A、白B、黒Cの後白Dで満足する。