★弁天喜楽会囲碁★

     

(攻)とは攻め合いのこと

2007-11-18 07:18:35 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/11/18(日)浦安土曜囲碁参加者17名。

詰め碁教室 はじまり、はじまり。
毎日一問の詰め碁解決が己の棋力をアップする。
出来るだけ自力で解決すること。

黒白の攻めあい方。
第85問 白先
あなたならどこへ打ちますか。第一着で決まる。


1図(正解)
毎度のことですが攻め合いの要点は、コスミかサガリです。この場合はコスミで正解。他の手では白勝てない。


2図(続いて)
白△に対し黒1ならば、白2で黒のダメズマリを攻める。黒3なら白4で打ってあげ。さりとて黒1で先に2とアテるのは白A、黒3白Bです。


3図(変化)
白△に対し黒1のツギなら白2とでて黒3と交換してから白4でやはり黒は勝てない。黒5白6となって半分は後手なら逃げられますけど・・・


4図(失敗)
第一線のコスミも時期を失うと効果がない。白1、黒2となってから白3のコスミでは黒4となって白の負家となる。これから白Aなら黒B、白C、黒Dまで。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-11-17 13:20:57 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/11/17(土)浦安

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出来るだけ自力で解決すること。

黒白の攻めあい方。
第84問 白先
普通では白の負けだが黒の重複点を衝きます。


1図(正解)
この白1のハネが黒のダメズマリをとがめる。単に白Aのサガリでは黒1で白の負け。

2図(続いて)
白△に対し黒1の受けならば、白2で勝ち。黒Aなら白B。


3図(変化)
白△の時黒としては、黒1が最大の抵抗。白A,黒Bで劫。また白Bなら黒A以下セキとなる。


4図(失敗)
手順を間違えて白1を先に打つと、黒2、白3の時黒4となって白の負けとなる


(攻)とは攻め合いのこと

2007-11-15 07:45:56 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/11/15(木)浦安

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黒白の攻めあい方。
第83問 白先
双方の必要点がある。


1図(正解)
この白1が双方の必争点。白が他の点に打って黒にこの1に打たれると逆転する。


2図(続いて)
白△に対し黒1は当然。そして白2が急所、またはAのサガリでも白勝ち。但し白Aの後に打つのはこの白2です。

3図(失敗)
単に白1では失敗。黒2と必争点を打たれた後白3、黒4で白の負け。白1でAから打つのも同様。



4図(失敗)
白1とハネから打つのも失敗。この場合は黒2から4とアテ込んで、これも白の負け。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-11-13 07:03:24 | 碁経衆妙(攻の部)1

2207/11/13(火)浦安

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黒白の攻めあい方。
第82問 黒先
実戦に役立つ問題。『三の手が妙』とある。

1図(正解)
黒1が正解。これに対し白Aならば黒B、白C、黒D、白E、黒F、白G、黒Hで黒の勝ち。


2図(続いて)
黒△に対し白1、次に黒Aならば白Bで白勝ちとなる。ところがここで黒2のツケが妙着。以下白C、黒A、白B、黒Dとなって黒の勝ちとなる。

3図(変化)
黒△はうまい手で白1は仕方ない。そこで黒2です。白3ならば黒4で以下白A、黒B、白C、黒D。


4図(玄々碁経)
玄々碁経この図があって『碁経衆妙』より460年前の元時代の書だそうです。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-11-11 06:24:47 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/11/11(日)浦安

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黒白の攻めあい方。
第81問 黒先
白の形の弱点をみつけて咎める。


1図(正解)
白の肺腑をエグる様な一手です。手順として1の前に黒Aと白Bを交換してもよい。


2図(続いて)
黒△に対し白1はやむを得ない。そこで黒2、白3、黒4と進んで、黒の攻め合い勝ち。黒AとBの見合い。


3図(失敗)
黒1、白2、黒3でも黒勝ちと思うかもしれませんが、以下黒11となったときに白はAと応ぜず、Bとツメますから、白の一手勝ちとなる。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-11-10 07:16:05 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/11/10(土)浦安

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黒白の攻めあい方。
第80問 白先
黒の五手に対し白は四手ですが、アタリになっている白一子がものをいうている。

1図(正解)
白1,3が正解。黒はAのトントンを防がなくてはならないので、白の手数が一手伸びる。


2図(続いて)
白△に対し黒と1と備えざるを得ない。そこで白2のダメを詰めて白の攻め合い勝ちとなる。


3図(別法)
詰め碁として正解は一つでありたいのですが、本題はこの白1でも攻め合い白の一手勝ちです。


4図(失敗)
白が正解手順を怠って白1黒2の後、白3,5と打つのは黒6とダメを詰められてAと打つ手がなく攻め合い白の負けとなる。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-11-09 07:37:33 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/11/9(金)浦安

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黒白の攻めあい方。
第79問 白先
前にも類題がありました。白の緩着は負けます。


1図(正解)
白1、黒2は必然、そこで白3が正解。この後の手順も大切。


2図(続いて)
白△に対し黒1ならば、白2がよい手順で、黒3、白4です。黒A、白Bとなって黒の負け。


3図(変化)
白△の時に黒1ならば白2、黒3、白4で頓死。


4図(失敗)
白1が筋のように見えるが、これは黒2以下、白3、黒4で、AとBを見合いにされて白の失敗。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-11-08 07:22:49 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/11/8(木)浦安

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黒白の攻めあい方。
第78問 黒先
黒も白も共に四手だから、黒の緩着は許されない。


1図(正解)
黒1とつき出したら白2は絶対。そこで黒3のキリが緩まぬ打ち方。

2図(続いて)
黒△に対し白1は当然。そこで黒2のサガリです。攻め合いの常用手段で『二子にしてすてる』のが緩まぬ攻め。続いて次図



3図(続いて)
黒△に白1ならば黒2、これで黒四手に対し白三手となり攻め合い黒勝ちとなる。


4図(失敗)
白△の時あわてて黒1だと、白2とポン抜かれて、黒3、白4のツギとなると白は五手となって黒負けとなる。なを、下方は黒A、白B、黒C、白D、黒E、白Fで脱出不可能。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-11-07 07:37:55 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/11/7(水)浦安

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黒白の攻めあい方。
第77問 黒先
これも黒三子の救出の問題。


1図(正解)
黒1のサガリが正解。Aのアテから打つと劫で失敗する。


2図(続いて)
黒△には白1は当然、黒はそこで2のアテを打ち白が二子を取った跡に黒△とホウリ込んで次図。


3図(続いて)
黒△の働きで白1と詰めても黒2でそれまで。


4図(劫)
黒1のアテから打つと白2で、黒3の時に白がAのツギだと黒Bで負けですから、白4と打ち劫争いとなる。無条件で勝っていたのを劫にしては失敗。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-11-06 08:06:14 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/11/6(火)浦安

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黒白の攻めあい方。
第76問 白先
白三子が助かるかどうかという問題。


1図(正解)
白1とアテを打って黒2のときに白3のサガリで、右側の白の友軍がいるから白勝ち。


2図(続いて)
白△に対し黒1は必然。そこで白2が急所の一着で白勝ちとなる。

3図(失敗)
せっかく白△と正解を打っても、白2のオサエでは黒3で負けとなる。


4図(参考)黒先で攻め合い黒勝ち。ABCD順
玄々碁経にこの図があるがまったく同じ筋。