★弁天喜楽会囲碁★

     

(攻)とは攻め合いのこと

2007-11-04 07:45:44 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/11/4(日)浦安土曜囲碁参加者18名。葛西さんが新たに入会されて現在29名の会員となりました。

詰め碁教室 はじまり、はじまり。
毎日一問の詰め碁解決が己の棋力をアップする。
出来るだけ自力で解決すること。

黒白の攻めあい方。
第75問 黒先
昨日の出題がわかった方は、ピーンと来る。手筋が同じ。


1図(正解)
この黒1のサガリで白3子との攻め合いはどうなるかという事です。


2図(続いて)
黒△に対し白1は当然。そこで黒2,4の手順。白5も必然、そこで黒6とツメ手黒勝ち。


3図(失敗)
白△の時につい気持ちよく黒とアテを打ってしまうと、白2で、これでは黒A、白Bで攻め合い黒の負となる。


4図(働き)
黒△のサガリは次にAとホウリ込み白B、黒C、白A、黒Dのキリをめざしたもので、従ってそれを防ぐ白AだがDでも1でもよい。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-11-03 07:55:49 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/11/3(土)浦安

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黒白の攻めあい方。
第74問 白先
これも実戦でよく生じる形で応用のきく手筋なので心得ておく。


1図(正解)
知ってる人にはやさしく、知らない人はびっくりするのがこの手筋。白はAとBを見合いにしている。


2図(続いて)
白△に対し、黒1と二子を助けたら白2のホウリ込みを打つ。黒Aと取っても白Bでオイオトシ。


3図(変化)
白△に対し黒1ならば白2と切って黒の子をもぎ取って生還。白△に黒Aと駄目を詰められないのが白△の働き。


4図(参考)
目ハスシの白から小目の黒にケイマして塗った時の定石です。白1のサガリによって黒Aからのキリを先手で防いでいる。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-11-02 07:08:10 | 碁経衆妙(生の部)1~20

2007/11/2(金)浦安

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黒白の攻めあい方。
第73問 黒先
攻め合いは一手負けでも、時にこそよれ。


1図(正解)
攻め合いの場合第一線のサガリがコスミに続いて効果あり。


2図(続いて)
黒△に対して白1。そこで黒2がうまい手順。白3に黒4で即死。


3図(失敗)
黒1とあわてて打つのは『身攻め』。これから黒3とサガリを打っても、白4で攻め合い負けとなる。


4図(失敗)
白△の時にあわてて黒1とツギを打つのも、白2と打たれて黒の一手負となる。この黒1でAとワタリをかけるのがうまい手順。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-11-01 06:45:46 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/11/1(木)浦安

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黒白の攻めあい方。
第72問 白先
前題と同意。


1図(正解)
こんな形にはすぐ『石塔絞り』を思い出す。白1正解。


2図(続いて)
白△に対し黒1、そこで白2とサガリを打って二子にして絞るのが、黒の手数を短くする常用手段の石塔シボリです。

3図(続いて)
黒△の時に白1と打って攻め合い白のいって勝ち。なお1で他に打つと黒1、白A、黒B、白C、黒D、白E、黒Fのシチョウで取られ。


4図(警戒)
よくこの後手拍子で白1と黒2を交換してしまう人がいますが、これは自分の駄目をツメる『身攻め』の手で、これでは次に黒Aと打たれると白の負けとなる。