駅の階段

この駅で乗り換える人は足早に階段を上る。

俺は慌てることはない。

慌てる理由もないからな。

早く家に着きたいとは思うけど、寒いから早く温まりたいということだけだ。

そのために重い足を無理に無謀に高速回転させるほどの大それたことではない。

そんなことよりも急ぐ、慌てる人の身のこなしを眺めている方が滑稽で楽しいものだ。

「惑いの森」を読んだ。

中村文則の著作本を1冊残して、他の著作者の作品を3冊読んだ。

で、今日残りの1冊を読み終えた。

やはり中村文則は天才だ。

他の著者と確実に違う共感できる感性と表現力がある。

この作品は50の短編ストーリーが綴られている。

黄色いマフラー、顔に傷を持つ男、黒子のある女、胸にバッジを付けている人、宗教団体が

複数のストーリーに登場する。

それも幻想的でどことなく、懐かしく切なくうれしく思う。

実に楽しませてくれる作品だ。

新作を期待したい。

ヒソヒソ・・・・・・・

目の前で　二人の女が　ヒソヒソと話をしている

どこの会社にでもいるような　熟年層の事務員だ

まるで何かに没頭しているように　お経を唱えるように　ヒソヒソ・・・

真剣にでも　視線が定まらないようで　そのわりには嬉しそうに　楽しそうに　ヒソヒソ・・・

限られた狭い空間で　目の前に俺がいることなど　無視したような・・・

いやそうではない　俺という存在が目の前にいるから　ヒソヒソと話すんだ

俺に聞かれたくない会話を　俺が目の前にいるから　話したいのか？

この上なく不条理な　屈辱を　俺に与えているという認識は

この二人の女にあるのだろうか？

俺は知らない振りをして　パソコンに目を置いている

俺に聞かれたくない話を俺の目の前でわざわざ行う事のが

この女達の快感と欲望としてあるのかもしれない

ひそひそ　ヒソヒソ　hisohiso/////・・・・

ヒートテック？？

Ｌサイズって？俺の体系だと大きすぎてとても着れない。

ワークマンでか買ったんだけど・・。

・・・でＭサイズを買ったんだけど、どこの大男が着るんだ？

ってくらい大きかった。

製造者は何を基準に作っているんだ？

俺の体系はＳサイズでも大きい。袖が10ｃｍ長すぎて、丈も股下まであるんだ。

胸囲も腕周りもダブダブ。

下着って肌にフィットしているのが当たり前だ。

身長175ｃｍ体重65ｋｇ・・製造者さま・・・どう思う？？

そんなこんなで、ストレスがＭＡＸに達して、袖を切り、ウエストから下を切った。

怒りにまかせてズバッっと切ったから、切りすぎた。

・・・・・・捨てた。