ここに来て。

今の住まいに引っ越してきて4年？？・・・忘れた。

毎日見るこの風景、朝の空は始まりの風景だ。

嫌でも目に入る風景。日の出、夏は5時冬は6時半。

太陽は常に存在するから始まりとか、新生とかではないよな。

初日の出って、見た本人が年頭に見ただけの、小さな小さな出来事であって、

意味の重要性は宇宙規模では限りなく小さく、それでもその行為が本人には必要不可欠だったりする。

誰かと一緒に見たとか、海との景色がきれいだったとか、記憶に残そうとする行為が重要なことなのかもしれない。

記憶ほど曖昧で自分勝手なことはない。

時が昔の記憶を美しく自分勝手に編集して、その加工された記憶を事実だと疑うこともしないで納得しているものだ。

それはそれ、その状況に他人がいて、たまたまその人と会うことがあって、間違いを正されたりして、喧嘩になったりして・・。

思い出を壊されたなんたなんて、傷心して泣いたりして・・・。

人なんてそんなたわいのないことが重要なんだ。それが人間臭いってことだ。

餅

朝飯を考える。

朝飯の極上は2枚の薄切りトースト、コーヒー、目玉焼き、クリームシチュー、サラダ

が俺の最上級。　　　　　　年に一度の贅沢だな。

今朝は何にしようかと、冷蔵庫を開ける。

納豆や卵、ハムはあった。

滅多に開けない冷凍室を開けた。

餅があった。

お雑煮の映像が脳裏に過った。

さっそく作った。

しかし、この餅いつのだ？　　カビが生えている。

このカビの餅食えるのか？

？？？ＪＩＮというドラマを思い出した。

青カビからペニシリンという抗生物質を作っていたな。

これって青カビだよな？？少し黄色い部分もあるようだけど、まあいいや。

・・・とこのままお雑煮にして食べた。

どうしてって？

人って知らない方がいいって、こと

知っても仕方ないってこと確かにある。

知るべきことさえも突き詰めることは至難だから、無理なことはやらないことだ。

無理と決めるのは他人でなく自分でいいと思う。

人はあまりにも周りの他人に人生を委ね過ぎる。

だから年中悩み悶えてばかりなんだ。

人は孤独で当然だし、死ぬときは一人だし、自分中心で当たり前だと思う。

「あなたは一人じゃないんだよ」ってつまらない歌に惑わされ涙さえも流してしまう愚かさ。

あなたは一人、一人なんだ。ざまあみろ。