30年前、サーフィンに凝っていた時期があった。
毎週、千葉の白里海岸から一宮あたりの海に入っていた。
ワインレッドのハイラックスサーフに乗って、ホットリップスのボード、エアータイトのウエットスーツ、そして必ずカラパナを聴いていた。
高中正義とか、大瀧詠一とか、いろいろ言われていたけど、サーフィンの時だけは他は聴かなかったな。
いなかったのはサーフィン仲間とサーファーの彼女だ。
昔からいつも独りだったな。
音楽だけが友人だ、だからカラパナは特別な音楽だった。
今になって、その頃のことを思い出して、CDを購入した。