ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

ばあちゃんの奇妙な帽子

2008-06-17 23:18:31 | 自宅介護

 うちのばあちゃん、達者な頃に手編みした毛糸の帽子が沢山あります。

 つくりはシンプルで、細編みで頭にまるっとフィットした形・・・

 毛糸は残り糸を使ったので、色も様々・・・

 お出かけ用の帽子は、ダークグリーン、ダークブラウン、ブラック、ラメ入りブラック等・・・

 いがいにフォーマルに使えるんです。

 おうち用でも、黒+茶とか茶+グレーとか・・・結構おしゃれだったりするんです。

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 ところが最近、帽子に付いた毛玉が気になると、糸切りバサミでチマチマ取り始めるんです。

 でも、視力も弱くなっていることと手に力がなくなったことで、切り過ぎて『ブチッ』と穴を開けてしまうんです。

 そうなると、もう帽子としては使用出来ません。

 その傷ついた帽子は、ばあちゃんの身の回りの『ハンドモップ』になっています。

 その数・・・4個かな・・・

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 衣替えにともなって、帽子も夏物になりました。

 さすがに毛糸の帽子は外出時には被らなくなりましたが、家の中では使用しています。

 時々『モップ帽子』を被っていたり、帽子をやめて手ぬぐいを姉さんかぶりしてみたり・・・

 とにかく、何かをかぶっていないと気がすまないんでしょうねぇ。

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 そして今日の極め付け

 25㎝程度に切り折りした『トイレットペーパー』を、『温泉風に着こなして』・・・いや、かぶりこなしていました。

 てっきり、手ぬぐいでと思っていたんです。それくらい、自然とマッチしていたんです。

 後から、家族で腹を抱えて笑っちゃいました

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 帽子といえば、今日の新聞『岩手日報』さんに『タオルの帽子』の作り方が掲載されていました。

 病気で髪の毛が抜けてしまった人の為に考案された、手縫いの帽子です。

 これをばあちゃんに作ってあげようと思っています。

 フェイスタオル1枚で出来るらしいです。

 可愛い柄のタオルを使って、ばあちゃんに作ってあげよう・・・・

 ・・・と思っていたら、母ちゃんから注文が入ってしまいました。

 ハイハイ・・・先に作ってあげるよ・・・

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