ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

ジキルとハイド

2009-08-01 20:23:17 | 自宅介護

夜間、2時間おきに母ちゃんの様子を伺っています。

ばあちゃんや父ちゃんの時と違って、夜はしっかり眠ってくれているので助かっています。

がっ・・・

今朝はいつもと違っていました。

朝4時に確認して再び眠りに付いた頃、『ズスっドシンっ』と・・・

『またかよ

行って見るとそこには・・・

目つきが尋常でなく、半ケツ状態のまま床に胡坐をかいている姿がありました。

『腰打ったの

『うるさい

『トイレに行きたいの

『もう行ってきた

『どこのトイレに

『シラナイ

『ベッドに座ろうよ』

『おまえだれだ

『・・・・・・』

・・・ここまできたか・・・

トイレに行ったというのは、汚れたパッドをゴミ箱に捨てたことを言っているようです。

なかなか出なかった便もそのときに出てしまい、見つかる前に隠そうとしたんですねぇ。

この時点では、おむつを隠すのを取り繕うので必死だったようで、腰の痛みはうったえませんでしたが、これが午後にかけて痛みが増してきちゃったんです。

せっかく良くなりつつあったのに・・・またかよ

こんな不穏の日は昼寝をしてくれません。

ちょっとの買い物にすら行けません。

ちょっとの間私の姿が見えなくなると、ベッドから降りようとしてしまいます。

母ちゃんの前から『消える』時は、納得するまで言い聞かせなきゃなりません。

『2階でお仕事してるから、オシッコの時は呼んでね』とか『ごはん作るから台所にいるよ』とか・・・。短い時間だったらいいのですが、それが30分以上になると、モソモソと行動を開始するんです。なので、30分以内に1回は姿を見せなければなりません。

ところが・・・母ちゃんの前に姿を現すと『うちの娘は帰ってきたか』とか、ひどいときは『お前誰』ってことになっちゃうんです。

-----中断-----

失礼しました・・・

さっそく母ちゃんの呼び出しでした。

『もう寝るから2階に行く』

『歩けないんだから、ここのベッドで寝るんだよ』

『なんで』

『背骨折ったんでしょうよ』

『そうなの』

『今朝もしりもちついたんだよ』

『そうなの、しらない』

『歩けるようになるまでは、父ちゃんの部屋で休むんだよ』

『お父さんはもう寝たのか』

『・・・ほら(写真を見せて)ここにいるよ』

『そっか、おやすみ・・・』

『オシッコ出たいとき、呼んでね』

『うん』

・・・不毛な会話です。

昼寝をしなかった分、今夜は早く寝てしまいました。

ということは・・・明日の朝も鬼門ですなぁ

朝と夜とではまったく別人の、ジキルとハイドのような一日でした。

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実は昨日、私がばあちゃんの所に行っていた30分ほどの間に仏壇のマッチをイタズラしたらしく、シーツに穴を開けていました。

きな臭かったので元を捜すと、目を背ける母ちゃんがいたんです。

タバコ飲みの母ちゃんでしたから、タバコが無くてもマッチに目がいっちゃったんですね。

目が離せねーっ

もちろんマッチは燐の部屋にしまいました。

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大きな仕事は一段落したので、しばらくは母ちゃんにベッタリ付き添うことが出来ますが、やはり1階で仕事をしたほうが良さそうです。

兄ちゃんが『パソコンでも買え』と大金をくれました。

でも、ヒマはあっても買いに行くタイミングがあいません。

パソコンだけは通販では買いたくないので、母ちゃんの様子が安定する時を見計らっているところです。

ここんところ毎日のように入ってくる家電量販店のチラシを物色したり、ネット検索してます。

パソコン本体と無線ランカード・・・特に画面をこの目で見て買いたいです。

介護認定・・・早くでないかなぁ・・・

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