昨夜は10時半就寝の母ちゃんです。
夜間のトイレ介助はありませんでした。
早朝のトイレ介助は6時50分スタート。
8時、8時半、9時とトイレの要望がありましたが、お小水は出ず・・・
一時静かになったと思ったら、お昼前からトイレとベッドの往復が頻繁です。
頻尿なのではなく、直前のトイレの記憶が無いんです。
なので、ポータブルトイレでくつろぐシィ君は大迷惑
おばあちゃんがまたトイレなのニャーっ
おばあちゃん、のんびりしようニャ~
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脳神経外科の予約時間の3時半が迫ってきました。
でも、母ちゃんのトイレ介助のせいでお仕事が終わりません
お仕事は帰ってきてからにするとして、多動の母ちゃんを見守りながらお出掛け準備を始めました。
と・・・不覚にも頻脈発生
何でこんな時に
車で行くのは危険なので、福祉タクシーを使うことにしました。
身障者手帳があれば安いんだろうけど、そうは言っていられません。
どうにか予約時間に間に合い、さっそく検査開始です。
オイラは頻脈が治まらないので、待合室でおとなしくしていました。
看護士さんがすべてやってくれたので、とっても助かりました。
検査室から聞こえてくる音に耳を傾けていると、母ちゃんの多動ぶりが見えるようです
まずは血液検査。
続いて、長谷川式簡易検査と図形検査。
そしてMRI。
どれもこれも『〇〇さ~ん、動かないでね~』とか『あ゛ーっダメダメおとなしくしててね~』とか・・・
その間にオイラの頻脈は治まったので、週刊誌なんか読んじゃってます。
1時間ほどの検査が終わり、いよいよ先生からの説明を受けます。
血液検査の結果は来週月曜日に出るので、診断書はその時に・・・ということでした。
長谷川式簡易検査の結果は、30点満点中の6点・・・重度の認知症です。
もう一つの検査も12点で、これも重度。
図形検査では、2個の重なった5角形を写し書きするものと、丸の中に時計の10時10分を書くというものでしたが、いずれも図形や数字らしきものは書けず、くさび形文字のような判読不能の文字列がのたくっていました。
最期にMRIの画像を見せてもらったところ、ほとんどの画像に波紋のようなものが浮かんでいます。撮影中に固定してあるはずの頭が小刻みに揺れて、鮮明な画像が撮れないというものでした。
が、4年前の画像と比べると一目瞭然
脳が恐ろしく縮小していました
特に海馬・・・断面積が半分くらいしかありません。
脳室も倍くらいに広がっています。
まぎれも無い、アルツハイマーであることが判明しました。
3段階で評価すると2段階の最下部。
7分類に分けると6番目。
すでに薬でどうこう出来る段階では無いとのことでした。
昔々の無症候性脳梗塞からてんかんを発症して、徐々にアルツハイマーに移行。
急激に進行したのがここ半年ってところだそうです。
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今後は進行の度合いが加速されるであろうアルツハイマー。
近いうちに言葉を発することも無くなるだろうということでした
診断書が出たら、役場の福祉課で各種手続きをしてもらいなさいって~
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福祉タクシーには、往復運賃をまとめてお支払いしました。
普通のタクシーだと往復6000円を超えるのに、4300円で済みました。
身障者手帳があれば、もっともっと安いんだろうなぁ~
っていうよりも、自家用車でいかに楽に乗り降りできるようにするか、考えなきゃなぁ~
今はまだ介助すれば乗り降りは可能だけれど、いずれ無理な時がやってくるぞ
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オイラの自律神経失調症も回復する暇ががありません。
明日は午前中仕事を休んで、循環器科に行ってきます。
たぶんまた、『お母さんを施設に入れなさい』とか『しばらく仕事は休みなさい』なんて言われるんだろうなぁ~
施設なんか順番さえ回ってこないし、仕事休んだらおまんまが食えん
ここが頑張り時だーっ