ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

落ち着きました!

2012-03-19 15:47:20 | 自宅介護

先週金曜日夕方、緊急搬送された母ちゃんですが、随分と落ち着いて悪態をつくほどまで回復しました

ご心配下さった皆様に、心から御礼申し上げます

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突然の『左側胸部の激痛』でのた打ち回ったことで119番通報に至りました。

直前のディサービス時に転倒等の外傷は無く、何が原因なのか分からないまま病院に運ばれました。

ちなみに、婦人科で通院している〇〇病院、組合員でもある中核病院、その他2件の病院には、諸事情により救急搬送を拒否され、結局一番行きたくなかった日赤病院への搬送となりました。

2年前の悪夢の再燃を覚悟していましたが、なんだか病院自体が別の病院になったような錯覚に陥るほど、受け入れ態勢が変わっていました。

看護士さん達は良く働くし、とっても優しいし、お医者さん達もこちらの話をよく聞いてくれるし、文句のつけようがありません。

あ、話が脱線してしまいました

母ちゃんの激痛の原因は、卵巣癌に起因する腹膜疼痛・・・いわゆる『癌性疼痛』というものだそうです。

入院が決まって病室に移動した途端に血液色の吐血があり、癌の広がりが疑われています。

が、癌疼痛のための麻薬を使ったところ、母ちゃんの苦痛は薄らぎ、日曜日には笑顔を見せるようにもなりました。

ただし、数日間寝たきりが続いているので、車いすに安定的に座れるようになる時期はまだ不明です。

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今朝になって、お医者さんから話を聞くことが出来ました。

主治医、婦人科の担当医、脳外科の担当医、泌尿器科の担当医がそれぞれ別の病院ということで、そちらから資料を取り寄せて検討をすることになります。検査等の必要があれば、それらを精査してから・・・とのことでした。

癌の治療の継続を断念していることから、今の病院で出来ることは疼痛を緩和することだけなのだそうです。

つまり、疼痛コントロールが済めば、即退院ってことです。

続いて、ケースワーカーさんがやってきたので相談室へ・・・

こちらの望みを数個ばかり相談しました。

①緩和ケア病棟に入院

②婦人科の担当医がいる病院への転院

②自宅近くの病院への転院

④今まで通り在宅介護のばあい・・・

の4点です。

①の緩和ケア病棟に入るには、本人の『癌闘病についての意思表示』が必要とのことで、認知症の母ちゃんにはそれが出来ないので無理。

②婦人科の先生は常勤ではないため、病院側から拒否。

③通院歴が無いので難しい。

④在宅介護中に自宅に来てくれるお医者様が手一杯で、自宅での疼痛コントロールは難しい。

以上の通り、こちらのもくろみはすべてダメでした

そのかわりに、ケースワーカーさんから何点かの解決策が示されましたが、それらはどれもオイラの仕事を犠牲にしなければならないものばかりです。

①15万~17万円かけて、有料老人ホームに入所させ、看護は家族が行う。

 ・・・そんなお金、どこにもありません

②療養型病院に転院するまで、自宅で待機。

 ・・・いつになるかは分からないのね

③どこか婦人科の一般のベッドが空いたら転院し、家族が介護する。

 ・・・意味ないじゃん

ってなわけで、まったく解決策が無いのが現状です。

つまり、看護と介護が解離した制度上、一つの施設を両方の目的で利用することは出来ないということらしいです。

結論としては、今まで通りの在宅介護をしながら、訪問医療による疼痛コントロールをながら、麻薬使用を容認してくれるデイサービスやショートスティを利用する・・・ということになりそうです。

ますますお仕事がしづらくなってしまいそうです

何か良い解決法が無いものか、ケースワーカーさんに泣きつきました

医師とケアマネさん、町の福祉課とで調整をしてもらえることになりましたが・・・

どうなることやら・・・

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『笑顔の理由』

痛みと吐き気でつらい目に遭った母ちゃんでしたが、同室に入院していた患者さんの顔を見た途端に笑顔になりました・・・

『マリちゃん

この方、母ちゃんが居酒屋をやっていた時の常連さんだった女性です。

オイラの顔も分からないくせに、昔のことだけはバッチリ覚えてるんだもん・・・

認知症って奥が深いわぁ

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ってな感じで取り急ぎ、ここ数日間の事をまとめてみました。

また今夜も付き添いに行ってきます。

3食の介助と夜間の付き添いをしながら、どうやって仕事すれば良いのだろう・・・