ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

シャンプー

2013-01-10 22:56:46 | 日記・エッセイ・コラム

やっちまったーっ

ボイラーが凍っちまったぁぁぁ

予報の最低気温を甘く見ちゃったよぉぉぉ

でも、水道はちゃんと出るから、昼までには融けてくれるはず

とりあえず浴槽の残り湯を追い炊きしてボイラーを温めよう

お日様がボイラーを照らしてくれれば、あっという間に融けるのになぁ~

シィ君、『またかよ』っていう目で見ないで

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ボイラーが融けるのを待たずして、オイラは母ちゃんの病院へ参ります。

帰ってくる頃には融けてるべさ~

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今日の母ちゃん・・・

昨夜遅くにけいれん発作は治まったそうです

でもね、オシッコを出す薬の反応が鈍くて、徐々にむくみ始めているそうです。

1日の水分量は、からだをギリギリ保持できる量の700ccを点滴しているのですが、おしっことして出る量は500ccに留まり、痰の量を加算したとしても700ccには及ばないのだとか・・・

このままオシッコの量が増えなければ、徐々に膨れてくるのが見た目でも分かるようになるそうです。

今は『枯れ木』のように細くなった手足が、ポンポコリンになっちゃうのかなぁ~

痛くないのかなぁ

苦しくないのかなぁ

でもね、母ちゃんってばケロッとしちゃって、まったく深刻には感じられないんだよね~

もうちょっと楽観視してもいいのかな・・・

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その枯れ木のような手足ですが、お風呂から遠ざかっていることもあって、とうとう脱皮を始めました

足の爪を切りに来てくれた看護補助さんが足元の布団をめくると、シーツにウロコのような皮膚が散らばっていました

皮膚の状態は、まるで脱皮中の蛇のようです。

『手足を洗いましょう

看護士さん経由でセンセイの許可をもらって、いざ洗浄

大判サイズのオムツをベッドに敷き詰めて、シャワーボトルでお湯をかけていきます

この看護補助さん、足を洗っている姿がとっても楽しそう

垢が出なくなるまで時間をかけて、優しく洗ってくれています

『私・・・シャンプーフェチなんです頭も洗わせてもらいますね~

オイラが自前のドライシャンプーを用意しようとしたら、お湯で洗ってくれるとのこと

オイラは黙ってその様子を見るだけ・・・

手足にたっぷりと保湿剤を塗ってもらい、ツルツルの仕上がりです

ガビガビだった頭髪もフワフワに軽い仕上がりになりました

頭皮のフケはすべて取ることは出来ませんでしたが、母ちゃんとっても気持ち良さげです

ここんところ、微熱と低体温、急激な血圧の下降が続いているので、お風呂は当分無理そうですが、体温と血圧が安定したら、お風呂に入れてもらえるそうです。

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3時過ぎ、センセイが回診にやってきました。

聴診器でおなかの音を確認。

腸雑音が小さくなっていて、腸の動きが悪くなっているとのこと。

しばらく排便も無いので、明日の朝浣腸をかけてみるそうです。

あんなに巨大だったおなかはペッコリと凹み、まるで紛争地の欠食児童のような姿です

スイカ大の卵巣癌・・・どこに行っちゃったのかな

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空からはふわりふわりと雪が舞い始めました。

母ちゃんはスヤスヤと寝息をたてています

その隙に、オイラは帰宅します・・・

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家に帰って、真っ先にお湯の蛇口をひねったら・・・

『ポ・・・ポコ・・・タツタツ・・・ダー

やったぁ~

融けたよぉぉぉ

ミィちゃんがお風呂のフタに乗ってきて、さっそくお湯を飲んでいます

明日も今朝くらいの気温だというので、凍結管理をしっかりしなきゃ

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夕方のローカルニュースをボーっと見ていたら・・・

奮闘して7回も図面を書き直した現場がチラリと写りました

あ~ん

ビデオ撮りたかったのにぃぃぃ

被災地に復旧した某水産加工工場が完成して、第一号の水産加工物が出来上がったというニュースでした。

なかなか進まない復興ですが、ちょびっとずつでも進んでるんだな~

これと同時期に携わった現場も続々と竣工し、また新たなお仕事を待つばかりのオイラ・・・

ところで新しい資料はいつ来るんだべなぁ~

休み過ぎて腑抜けになっちまったオイラなのであります・・・

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なんだか目が回る~

と思ったら・・・

地震でしたね~

震源は福島沖。

盛岡の震度は1

なのに、結構回ったね~

この嫌な気分は、あの巨大地震の前触れに似てるかも・・・

嫌な予感がするわぁ~