ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

やっぱ『煮リンゴ』だね

2008-03-25 23:36:00 | 自宅介護

 ちょっとでも『筋』や『固いところ』があると食べてくれないばあちゃんです。

 このままでいくと、繊維の摂取がゼロになってしまいます。

 寒天やゼリーのような物は食べてくれますが、やはり量に限界があります。

 この時期は傷リンゴが格安で売られているので、今のうちに『煮リンゴ』にして保存しておこうと思います。

 今日はスーパーで8個200円のリンゴを購入しました。砂糖とラム酒を入れてお鍋で30分、コトコト煮込んだものを煮沸したジャムの瓶にキッチリと詰めてフタをします。

 どれだけの期間保存出きるのか分りませんが、リンゴが出回る間は作ろうと思います。

 生のカットリンゴだと1/8個も食べてくれないばあちゃんですが、煮リンゴだと1/2個はペロリと食べてくれるので、これは作りがいがあります。

 あとは『リンゴジャム』も作り溜めしておこうかな・・・。

 昨年の初夏に作った『房すぐりのジャム』は、残り2瓶になりました。今日一つを開けたところしっかりと保存できていたので、美味しく頂くことが出来ました。今年も豊作だといいなぁ・・・。


言葉の『誤変換』

2008-03-24 23:45:24 | 自宅介護

 ディサービスから帰ってきたばあちゃん・・・ソワソワと落ち着きません。

 しきりに何かを捜して1階中をさまよっています。

 小一時間そうしていたでしょうか、あまりにも落ち着かないので聞いてみました。

 『何を捜しているの』・・・大きい声でも聞こえないようです。

 もう一度『何を捜しているの』というと、ようやく『いっつも使っているアブラがどこにも無い・・・』と言うではありませんか・・・アブラ・・・って何

 アブラ・・・には心当たりがまったくありません。かゆみ止めのクリームでは無いというし、リップクリームでもないし、目薬でもないようです。

 『いっつも、ここの辺りさあって、いっつも使っているアブラよぉ』と、しきりに訴えます。

 辺りを見渡して考えました・・・いつもと違うところはどこだろう

 ばあちゃんの指差す辺りにいつも何が有ったっけか

 ・・・・・・もしかしたら『ティシュペーパー』かも・・・

 そういえば昨夜ベッドの枕元に置いていたっけ・・・

 ばあちゃんをベッドサイドへ連れて行き、『これのこと?』と聞くと『ほんだほんだ・・・このアブラっこだぁ』だって・・・

 『鼻紙』が脳みその中で『アブラ』に誤変換しちゃったようです。

 そのほかにも、丁度6時を指そうとしている目覚まし時計の『6』のところを指差して、『ここにつける何かが無い』と言っています。・・・これに関してはまだ謎が解けていません。

 毎日が迷探偵気分です。


ばあちゃんもエラー?

2008-03-23 23:31:13 | 自宅介護

 日中、ミニソファーで居眠りが多いばあちゃん

 後ろにのけぞって大きく口を開けて『あんがー・・・あんがー・・・』と眠ることが多いのですが、ここ最近は一味違います。

 体が斜め下に傾いて上の入れ歯が半分落ちそうになっていたり、手袋を片方だけ履いて、もう片方を履くのか履かないのか微妙な感じのまま眠ってしまったり

 今日は食事の夢でも見ていたのか、突如目を覚まして『おつゆ熱くてうめぇー・・・とっちゃんも食うか』・・・だって・・・そういわれた父ちゃんの唖然とした顔が可愛かったりして・・・ん

 日々変化を遂げる『びっくり・ばあちゃん』です・・・。

 


じょっぱり

2008-03-22 23:42:32 | 自宅介護

 日に日に『じょっぱり節』炸裂のばあちゃんです。

 先日の『鱒』の件以来、骨は小骨まで細かく取っているのですが、それでも気に入らないようです。

 本日の夕食メニューは『サンマのから揚げ・野菜あんかけ』です。三枚におろして、細かな骨も見逃さずに抜き、片栗粉をまぶして揚げたものに、ニンジン・ほうれん草・しいたけを入れた甘酢あんをたっぷりとかけた一品です。

 ばあちゃんに出したとたん、手でサンマをグッチャグチャにしています。

 『骨は全部取ったから』と言っても、『骨だらけで食われねえっ』・・・『こんたらもの、いらねえ』のじょっぱりです。

 『だったら野菜だけでも食べて』というと、しぶしぶ口に入れました。すると、大好きな甘酢に誘われてサンマも食べてくれています。・・・あとは口を出さずに、食べられるだけ食べてもらいました。・・・結局、全部平らげたんですけどね・・・。

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 ディサービスのほうでも代替食は大変らしく、どうしても『卵料理』になってしまうようです。

 最近は卵に飽きたのか、残すようになってしまいました。

 ほんっとうに、介護食って難しいです・・・。


生!・・・パイナップル

2008-03-21 23:54:44 | 自宅介護

 彼岸の入りにお仏壇に供えた『パイナップル』を、夕食のデザートにしようとカットしました。食後まで冷蔵庫で冷やしています。

 ばあちゃんってばぁ、いつもはちゃんと食べてくれる『ブロッコリーの柔らかおひたし』を『食べない』ってじょっぱるんです。『固くて食われない』のだそうです。ひとつも箸を付けていないのにナゼ固いと思うの

 どうにかこうにかなだめすかして『ブロッコリー』を食べてもらいましたが、ものすごく不満そうな顔をしながら『ケロケロ・カーッ・・・ペッ』とわざとらしく繰り返しています。

 父ちゃんの食事が終わったところで、『生・パイナップル』の登場です

 熟して美味しいパイナップル・・・。ばあちゃんってばぁ、もう・・・現金なんだからぁ・・・。

 ブロッコリーよりも固くて筋張ってるパイナップルを、しっかり完食しました

 いつもは口からだしてしまう『筋』も、残さず飲み込んでいます。どうなってんだか・・・

 パイナップルを食べ終えた父ちゃんの一言・・・『たいしたごちそうだった』そうです・・・。

 パイナップルといえば普段はフルーツゼリーとか缶詰が多いので、たまには生がいいようですね・・・。最近は安いですから

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大好きな三つ葉が今年も生えてきました。

緑の添え物がほしいときに重宝なんですよね。

Imag0024 おおいぬふぐり・・・っていうんでしょうか。

『となり』の敷地にきれいに咲き誇っています。

Imag0020 Imag0025 Imag0026 日影と日向ではこんなに違うんですねぇ。

我が家の一番日当たりの良いところは、すでに開ききっているふきのとうです。

料理するには、もう少し数が増してからということになりそうですが・・・。

今年はふきのとうも一週間ほど早いですね。