ドイツ代表、2戦目となるブカレストへ移動。

今年最初の試合となったアイスランド戦を勝利で飾ったドイツ代表のみんな。
チームは現地時間の27日、デュッセルドルフから次なる試合地・ルーマニアのブカレストへと移動しました。



デュッセルドルフ滞在中にコロナ陽性判定となったホフマン君（ヨナス・ホフマン選手）は、2度目の検査でも陽性に。幸い症状は出ていないとのことで、現在は自宅で経過観察中です。さらに彼の濃厚接触者である(二人で長時間バックギャモンをしていたことがわかり、濃厚接触者とみなされました)、はるちゃん(マルセル・ハルステンベルク選手)も検査は陰性であるものの、同じく自宅で経過を見ることになりました。



また、ブカレストに向かわなかった選手がもう一人。
左足の筋肉の状態が思わしくなく、残り2試合の出場は難しいとしてズーレ君（ニクラス・ズーレ選手）がミュンヘンに戻ることとなりました。これによりトニ（トニ・クロース選手）を入れて計４名が離脱しましたが、FIFAのコロナ規定により追加の招集はありません。



結果的に現在22名の選手が2試合に臨むことに。移動後に開かれた記者会見では、レオン君（レオン・ゴレツカ選手）とおザネさん（レロイ・ザネ選手）のコンディションが完璧な状態ではないということから、練習を見て出場できるかどうかを判断するそうです。



そして取材陣の質問は、アイスランド戦で選手たちが「ＨＵＭＡＮ ＲＩＧＨＴＳ」と書かれたウェアを着用してアピールした、カタールの人権問題に関するものに。これに対して会見に臨んだわれらがドイツのヨアヒム・レーヴ監督（通称ヨギヨギ）は「あのアイディアは選手たちが自発的に考え、試合当日に自分たちでシャツに文字を書いたんだ。もちろん自分もカタールの問題は把握していたが、こちらから提案することはしなかったよ。彼らが人権擁護に対するメッセージを自分たちで掲げたということは、それをチームの価値観として認識しているということ。これはとても重要で、素晴らしいことです」と答えました。



ただし、このアピールに関しては厳しい意見も出ています。それはバイエルンをはじめ各国のクラブの中に、カタール航空などのカタール企業とスポンサー契約をしているところがあるため「自分たちのクラブのときにはそれを無視して、代表ではアピールするというのは矛盾しているのではないか？」という声もあるのが現状です。



肝心のルーマニア戦については、油断せずに基本は現状維持のスタイルで構想しているとのこと。若干のマイナーチェンジを加えながら、どういった選手の組み合わせがいいか、実践的な部分でチェックしていきたいとヨギヨギ。ひとまずDF陣はこのままでいこうと考えているそう。



そして会見後、すぐにトレーニングが始まりました。レオン君も笑顔を見せてランニング。



おザネさんも元気そうε-(´∀`*)ﾎｯ



今回は移動もあり、これがルーマニア戦前の最初で最後のトレーニングとなりました。



特に今回は代表チームの中でコロナ陽性者が出たため、スケジュールも大幅に変更になりました。基本的に原則トレーニングと打ち合わせ会議などの必須プログラム以外は選手間でも極力接触を避け、個別に行動。食事も全員が手袋を着用しつつ少人数で間隔をあけ、さらに同じ方向に向いて顔を合わせないように並んで食べるといった徹底ぶり。それでも陽性者が出てしまうという、コロナの感染力の高さを改めて感じます。



とはいえ、練習中にはほがらかなムードも♡(*´∀`)σ゛



そしてこの日はマヌ子（マヌエル・ノイアー選手）の35回目のバースデー！



35歳の初戦も、しっかり頼むぞ～～～!!(`人´ )☆



今回のW杯予選は初戦を終え、得失点差でドイツが現在Ｊ組首位発進。



なんとしてもこの2戦目でしっかりと得点を重ね、その差を大きくしたいところです。



試合は日本時間の29日午前3時45分にキックオフ。
誰もが与えられたチャンスをいかし、次につなげることのできる試合内容になることを願います。

では、また☆☆☆☆

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