雨続きの多い毎日ですが、みなさんいかがお過ごしですか(3゚▽゚3)
このほど、新生ドイツ代表の第一歩として新体制のコーチングチームが発足し、その発表がフランクフルトのDFB本部およびアカデミーで行われました。
まずはその顔ぶれをご紹介していきましょう(写真左から、カッコ内は年齢)。
・ベネディクト・ヘヴェデス|DFBチームマネジャー(33)
・マッツ・ブットゲライト |セットプレーコーチ(36)
・ダニーロール|アシスタントコーチ(32)
・ハンス=ディーター・フリック|代表監督(56)
・マルクス・ゾルク|アシスタントコーチ(55)
・アンドレアス・クローネンベルク|ゴールキーパーコーチ(46)
・ペーター・ペータース|DFB主任理事(59)
・オリバー・ビアホフ|代表チームおよびアカデミーマネジャー(53)
ちなみにマッツさんの担当するセットプレー専任コーチですが、まだあまり聞きなれないポジションかもしれません。近年、セットプレーの重要性が再認識されていることからスペシャリストの指導者を招聘する動きが高まっており、現在プレミアリーグのユナイテッドとアーセナルでも採用され、今後需要が増えるのではないかと言われています。
また、この日ハンジから長年バイエルンで指導に携わってきたティガーさん(ヘルマン・ゲアラント氏)をスカウト部門エキスパートとして招聘したことも伝えられました。
ティガーさんは正式契約前ということで会見には登場しなかったものの、残りのスタッフはDFBアカデミー内に設けられたスペースで会見を行いました。
選手組からチームマネジメントに抜擢された紅。今後はチームとビアビアをつなぐ架け橋のような役割を担うことになりますが「DFBに戻ってこられて本当にうれしい。これから経営サイドで学びつつ、トレーニングを楽しみにしている」とコメント。
今回が代表監督として最初の会見となったハンジは「W杯まで代表ウイークは6回しかないため、我々には無駄にする時間などない。そして世界のトップに返り咲くことは決して簡単なことではない。しかし我々には、質が高く非常に優れたチームがある。頂点に立つということは一夜にして起こることではないが、その目標を達成するためにできる限り力を尽くしていきたい」と抱負を語りました。
また、ハンジは会見の中でゲコ(マリオ・ゲッツェ選手)にも言及。今後の選手選考について尋ねられると「必要なのはチーム一丸となるメンタリティを持った選手。そしてそのチャンスは、現時点で最高のパフォーマンスを見せている者すべてにある。もちろんこれは昨今招集されていない者にも当てはまる」とコメントしました。そこで名前が挙がったのが、現在オランダのPSVアイントホーフェンで以前のようなプレーが復活したゲコのほか……。
「自分が見てきた中でも驚異のテクニックを持った選手」とハンジが評するドルトムントのロイス(マルコ・ロイス選手)たち。さらにEURO2020で招集された松(マッツ・フンメルス選手)や三浦(トーマス・ミュラー選手)、ボア(ジェローム・ボアテング選手)に関しても可能性を否定しない姿勢を取りました。
さらにハンジは水面下でシニア組の保留にも動いていました。代表引退をほのめかしていたギュンちゃん(イルカイ・ギュンドアン選手)と何度も連絡を取り合い、意見を交換したそう。
その結果、今後もギュンちゃんは代表選手としてのキャリアを継続し、W杯の雪辱を果たすと決意!
……と、うまくリニューアルが進められているように見えるDFBですが、ここで問題が勃発。なんと今回の人事において、紅の採用がDFB幹部会の了承を事前に取っていないことが発覚したのです。
その責任はビアビアにあり、通常は事前に採用人事に関する報告がありますが、ビアビアは事後報告のようなかたちで幹部会に人事内容を提出。そこで紅に対する決議投票が行われたのですが、結果はなんと賛成6、反対5のギリギリ僅差での承認に。さらに幹部会は「今後、継続してヘヴェデスを雇用することは考えていない」との意向を表明しました。
これ、紅のせいじゃないのにとばっちりが……😱
さらに紅と契約する以前から、ビアビアは自身の選んだ人材を自身の独断で正規スタッフにさせていたなどの行為があり、今回幹部会はそれらもあわせて非難。結果的にビアビアは次期幹部会で、今回の顛末に関する報告が義務付けられました。
ただしビアビアにも言い分が。紅の登用をめぐり、現在暫定役員となっているペータースさんやライナー・コッホ暫定DFB会長らとコンタクトを取ろうとしたものの、一向に返事がなかったとのこと。
さらに「ここ数週間、ヘヴェデスを採用するための正当な方法に取り組んだが、様々な理由で非常に困難でやっかいな手続きがかかわってくることがわかった」ため、投票を待たずしての強行決定だったようです。
いやビアビア、それダメやろ……😨
今回の新体制お披露目会にタイミングを合わせたかったのでしょうが、この騒動を機に、ますますビアビアと幹部会との溝は深まった模様。今後の運営にも一抹の不安がよぎるものとなりました。
そんな問題も抱えつつ、TEAMハンジは先を見据えて始動。ブンデスリーガ開幕戦を皮切りに、さまざまなチームの視察に出向いているハンジたちの姿が目撃されています。
それもそのはず、9月の頭にはリヒテンシュタイン、アルメニア、アイスランドとのW杯予選が立て続けに控えています。
そんなハンジの初となる代表召集発表は、現地時間8月26日の予定。果たしてどのような顔ぶれがそろうのか、期待を込めて楽しみにしたいと思います。
では、また☆☆☆☆
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