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DFBがサプライズ人事を発表。紅がドイツ代表チームマネージャーに大抜擢!

2021-08-08 | DIE MANNSCHAFT2021



いよいよ東京オリンピックもフィナーレを迎えますが、みなさんいかがお過ごしですか?



現在、9月からのハンジ(ハンス=ディーター・フリックドイツ代表監督)新体制を前に内部改革を進めているDFBですが、今回は結構なサプライズ人事が発表されました。



なんと2014年W杯優勝チームの一員、紅(ベネディクト・ヘヴェデス氏)がドイツ代表のチームマネージャーに就任することが決定!



紅といえば、つい先日ドイツ・アマゾンで放映されるチャンピオンズリーグの解説者にゴメス(マリオ・ゴメス選手)と一緒に選ばれ、契約したというニュースがあったばかり。



そのニュースから日を置かず発表された今回の人事は、一体どのような経緯があったのでしょうか。



これまでもドイツ代表の地方レベルで行われている、さまざまなイベントに出席するなど“広報的”な働きを重ねてきた紅。



その功績と実績からの人選となったわけですが、特に彼を気に入っているビアビア(オリバー・ビアホフDFB兼同アカデミーディレクター)は、2024年夏に契約終了となる自身のディレクターのポジションの後任として紅を視野に入れているのではないかと言われています。



今回の発表を受け、紅は「自国のためにプレーできるということは、自分にとって常に最高のものでした。だからこそ、新しい役割でDFBに戻り、チームに関するすべてのプロセスに携われることをとてもうれしく思っています」とコメント。



紅といえば、ピッチ外では穏やかでドイツ代表チームの中でも人格者&中立的スタンスでみんなとの和を重んじていたタイプ。



(そのせいもあって、各所から人気があるのか……な?(((;◔ᴗ◔;)))?)



また、地に足の着いた家庭を持っていることも高ポイントだったのかもしれません。長い交際を経て、ブラジルW杯優勝後に結婚したリザちゃんとの間には2018年10月に息子のバス・アントニウス君が誕生、家庭円満な部分も好印象だったのでしょう。



そんな紅ですが、これから準備で大忙しになることは必至。まずは2022年カタールW杯までの間に、10月から始まるUEFAのMIP(Executive Master for International Players)プログラムを完了させます。



同プログラムは各国の元代表選手たちを対象に、サッカーマネジメントやゲームパフォーマンス向上のためのノウハウを指導し、チーム経営のプロフェッショナルとして育成しながらセカンドキャリアを支援するというもの。

ドイツでこのプログラムを修了している元代表メンバーは、現在レヴァークーゼンのスポーツディレクターを務めるジモン・ロルフェス氏(写真左)と、同じく6月末にドルトムントのスポーツディレクターに就任したセバスティアン・ケール氏(右)の二人です。



その二人に続き、DFBでの活動や解説業と並行しながらチーム経営を学ぶこととなった紅。紅にとっては新生ドイツ代表の今後のスタンスを任された重責がのしかかることになりますが、スタッフや選手たちからも人望の厚い彼ならこれまでの自身の経験もいかしつつ、きっといい方向にチームを導いてくれると信じましょう……!



また、EURO2020終了後に契約を終えたケプケさん(アンドレアス・ケプケ元DFB専属GKコーチ)のポストですが、長年フライブルクでGKコーチを務めるスイス人、アンドレアス・クローネンベルクさんに白羽の矢が立ちました。

これまでにバイエルンやシュトゥットガルトでも指導したキャリアを持つクローネンベルクさんですが、今回の招聘にあたって2022年まではフライブルクで働きつつ、当座は契約社員的な立ち位置でA代表に関わりながら本契約を結ぶとのことです。



さらに現在、コーチングチームで交渉が持たれているのが……バイエルンでもおなじみの、この方!



昨シーズンまで長年バイエルンのユースや、トップチームのアシスタントコーチとして選手たちを支えてきた「ティガー」こと、ヘルマン・ゲアラント氏。「まだ署名も何もしていないが、もしかするとDFBに行くことになるかもしれない」と、ティガーさんは取材に答えています。

写真左のダニー・ロール氏は、すでに代表チームの新アシスタントコーチになると発表されていますが、代表チームにはEURO後も引き続きマルクス・ソルグ氏が在籍。おそらくティガーさんはチーフスーパーバイザー的な立場として、スカウティングを担うことになるのではないかと現地メディアで報じられています。



そんな人事ドンジャラ真っ最中のドイツ代表は、9月の頭に行われるW杯予選のため、今月29日にシュトゥットガルトに集合します。果たしてハンジがどんな顔ぶれを招集するのか、楽しみにしたいと思います。

では、また☆☆☆☆



Regina Schmeken (German Edition): Unter Spielern - Die Nationalmannschaft

女性カメラマンによる白と黒の静謐な世界で表現された、2012年のEUROの記録。
レジーナ・シュメケン著
Hatje Cantz Verlag Gmbh


Die Nationalmannschaft - One Night in Rio (Gold-Edition)

2014年W杯のドイツ代表を完全記録した写真の豪華装丁版。
パウル・リプケ著

Edel


Ripke, P: Nationalmanns. - One Night in Rio (Fan-Edition)

2014年W杯のドイツ代表を完全記録。
パウル・リプケ著

Edel


Die Spieler. Die deutsche Fussball-Nationalmannschaft

2010年W杯メンバーによる写真集。
エレン・フォン・アンワース著
Zeitgeist Media Gmbh

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