(写真上はサファリ入り口に向かうミニバスの車内にて)
♥バリ4日目の午後からは、車をチャーターして昨年秋にオープンしたばかりの「バリサファリ&マリンパーク」へ。宿のコンシェルジュに尋ねると、タクシー片道約30分で15万ルピア程度とのこと。2~3時間チャーターするなら50万ルピアくらいのパックでタクシーを手配してくれると言われたが、まだお昼すぎということもあり、できれば閉園までしっかり滞在したいと思って断った。おそらく観光客向けの折り返しタクシーがあるだろうと思っていたし、同園のホームページにある送迎パッケージも(食事料金がつくのでやや高いが)宿提示の値段とそう変わらない。それなら自分たちで車をつかまえて行ったほうが理にかなう……とヨーコは提案したのに、やっぱり(いくじなしの)オモチがモゴモゴしている。英語で料金のやりとりができないからなんだろう。。。 それはヨーコがすることにして、準備をしてから宿を出た。だって宿の前の通り(モンキーフォレスト通り)はタクシーやカーチャーターの運ちゃんたちがたむろして「タクシー?」って向こうから聞いてくる。レギャンの場合は道沿いを歩いているとクラクションを鳴らして「乗るか?」攻撃されるから、ウブドののんびり「タクシー乗る~?」というゆるい日本語勧誘はかわいいものだ。
♥ちょうど出たところでタクシーの話をもちかけてきたドライバーがいた。当初は片道15万ルピアでお願いし、車の中で待ち時間無料で往復30万ルピアというのでお願いすることにした。最初はタクシーと言ったので、文字通りタクシーをイメージしていたら、なんとチャーター用の車だった。大きい♪ ちゃんと名刺も持っていて(これは往路のあとにもらっておいた☆)、日本語は少ししかしゃべれないけれど英語はバッチリだったので会話もスムーズ。彼の名前は“カトゥ”さん(カタカナで表記すると、クトゥかカトゥが近い発音のよう)。4人目もしくは4の倍数の番に生まれたんだね。バリで最も多い“ワヤン”さんは、一番目に生まれた人の名前。日本でいえば“一郎”とか“一男”とか“太郎”といったところ? 彼の発音だと、日本の“加藤”さんに近い感じだった。カトゥさんは親切に「いまは○○の通りだよ(※英語)」と教えてくれながらだったので、地図を見ながらこのあたりを走っているんだなと覚えながら動物園を目指した。初めての場所をタクシーなどで移動する場合は、車内で地図を見て場所を確認するのがオススメ。地名くらいなら道路標識でわかるから自分の現在位置も把握できるし、万が一クセの悪いドライバーにつかまった場合も「道が違う」と言えるでしょ☆ 今回はカトゥさんの「ここは市役所」「ここが市場ね」などの説明を聞きながら行けたのですぐに(おおまかではあるけれど)土地勘がついた。ウブドからの途中、ギャニャール(Gyanyar)という大きめの街を通った。ここはメジャーな観光地よりものんびりした雰囲気。一度ゆっくり訪れてみたいなぁ。20分ちょっとしたころ、眼前に海が見えてきた。しかもレンボガン島も! こんなに近かったんだ! 10日くらい滞在できれば、一度島渡りしてみたい。。。
♥入り口に到着! 平日だし、まだ完全に施設ができあがっていないこと&シーズン最盛期前ということもあってか人はかな~りまばら。ここは将来的にはバリの文化体験もできるような場所になるらしく、随所に置物像やバリの建物などがありました。しかし暑い!!
♥いよいよ園内へ。さすがの暑さでフルーツジュースを購入。日本とは違い、ジュースも通常価格(コンビニなどと同じ料金)。こういうの、ありがたいね。さすがにバリでは水分補給がコンディションのカギになるので、観光金額でなく遠慮なく買えるのは本当にうれしい。園内スタッフは日本語ができる人はあまりおらず、カタコトがなんとかという程度。おそらく施設充実に比例して、日本語可能スタッフも増えてくるのかな? ヨーコ、日本人スタッフとして働きたい!! かなりマジです(笑)。
♥まずは近場にあった「ファンゾーン」へ。ほかのエリアもそうだけど、各所にこういった霧発生機があった。涼しい!
♥写真の奥にあるのがファンゾーンエリアで、水着で遊べるお楽しみプールがありました。主に子ども用だと思うけれど、大人も入れるようだった。ヨーコたちは水着を持ってきていなかったので断念。ちなみに売店で水着は売ってあったよ。地図を広げてみると、うわさ通りかなり広いこの動物園。水族館が完成していないこの時点でこの広さ。全部がオープンしたらどうなるんじゃい。。。(このヨーコの疑問は、あとで乗ったサファリライドで解明された……かも!?)
♥地図を片手に園内を散策。この地図も、のちのちは変更するのかな? これは編集者の目線&勘。地図は現地語&英語のみ。まだ日本語やほかの国の言葉には対応していないので、場所が分からなければスタッフの人をつかまえて聞いたほうが早い。広いし。今回入場料として外国者料金で25米ドルを払った。これには動物との写真撮影(一人1回。グループで撮っても全員1回ずつとみなされます)と、サファリライド2回、ウォーターパーク入場、ファンゾーン入場&遊びがセットになっている。入場ゲートで支払いを済ませたあと、腕に紙製のバンドを巻いてもらうのだが、そこに回数チェックがされるのだ。で、その写真撮影がこちら! 写真はスタッフの人が撮ってくれる。今回はすいていたので10枚近く撮ってくれた。混雑していたら2~3回かもしれない。オランウータンをこんなふうに抱っこできるの♪
♥我ながらこのおまんじゅうのような満面の笑み! 毛色が似ているので、どっちがオランウータンだか分かりません(笑)。