Tschüß!! まだまだ残暑厳しい折ですが、みなさんいかがお過ごしですか？
さて、現地時間の8月31日午前11時、9月に行われる日本戦とフランス戦のための代表招集メンバーが発表されました。さっそく写真と一緒にその顔ぶれをご紹介しますね。
(背番号は未定、所属クラブは9月2日のものです)
【GK】
Oliver Baumann
（オリヴァー‣バウマン／1899 Hoffenheim／age 33）
Marc-Andre ter Stegen
（マルク＝アンドレ・テアシュテーゲン／FC Barcelona／age 31）
Kevin Trapp
（ケヴィン・トラップ／Eintracht Frankfurt／age 33）
【DF】
Emre Can
（エムレ・チャン／Borussia Dortmund／age 29）
Robin Gosens
（ロビン・ゴセンス／1. FC Union Berlin／age 29）
Benjamin Henrichs
（ベンヤミン・ヘンリヒス／RB Leipzig／age 26）
Joshua Kimmich
（ヨシュア・キミッヒ／FC Bayern München／age 28）
Felix Nmecha
（フェリックス・ヌメチャ／Borussia Dortmund／age 22）
Antonio Rüdiger
（アントニオ・リュディガー／Real Madrid／age 30）
Nico Schlotterbeck
（ニコ・シュロッターベック／Borussia Dortmund／age 23)
Niklas Süle
（ニクラス・ズーレ／Borussia Dortmund／age 27）
Jonathan Tah
（ヨナタン・ター／Bayer Leverkusen／age 27）
Malick Thiaw
（マリック・チャウ／AC Milan／age 22）
Julian Brandt
（ユリアン・ブラント／Borussia Dortmund／age 27）
Niclas Füllkrug
（ニクラス・フュルクルク／Borussia Dortmund／age 30）
にくちゃん、なんと移籍期間ギリギリにドルトムントと合意！2026年までの契約を結びました。
Serge Gnabry
（セルジュ・グナブリー／FC Bayern München／age 28）
Pascal Groß
（パスカル・グロス／Brighton & Hove Albion／age 32）
今回のサプライズはグロス君。これまでU代表での経験はありましたが、A代表選出はこれが初めて。攻撃的MFとしてプレミアリーグでプレーを続けて7年目になる彼を「オーバー30の希望の星」とメディアもうたっています。
İlkay Gündoğan
（イルカイ・ギュンドアン／FC Barcelona／age 32）
Kai Havertz
（カイ・ハフェルツ／FC Arsenal／age 24）
Jonas Hofmann
（ヨナス・ホフマン／Bayer Leverkusen／age 31）
Jamal Musiala
（ジャマル・ムジアラ／FC Bayern München／age 20）
Leroy Sané
（リロイ・ザネ／FC Bayern München／age 27）
Kevin Schade
（ケヴィン・シャーデ／Brentford FC／age 21)
Florian Wirtz
（フロリアン・ヴィルツ／Bayer 04 Leverkusen／age 20）
Thomas Müller
（トーマス・ミュラー／FC Bayern München／age 33）
【※9月4日更新】ふーちゃん(ニクラス・フュルクルク選手)がブンデスリーガの試合にて腱に問題を抱えたため、急きょ三浦が昨年末のW杯以来となる招集へ！ ふーちゃんは現在、様子を見ながら代表に合流する予定です。
今回の招集にあたり、ハンジ（ハンス＝ディーター・フリックドイツ代表監督）は「テスト的な時期は終わった。とはいえ来年の大会までに完全にメンバーが固定されたわけではない。いまは誰もが自分のエゴを捨て、チームへと尽力しなければならない時だ」と、現地時間木曜に行われたメディア質疑応答でコメント。
「誰がチームにエネルギーを与えているのか、我々はそれをこの2試合で注意深く見ていくつもりだ。スターはチームであり、個人ではないということだ」と強調しました。
……そんなパワフルな選手、いたかな?(゜_。)?
その一方で、今回のリストの中にはW杯優勝経験者の銀ちゃん（マティアス・ギンター選手）や、海外キャリアを積んだティロ君(ティロ・ケーラー選手)など、これまで招集リストの常連だった選手たちの名前がありませんでした。
突然の選考外に失望を隠さなかったのが、れおん（レオン・ゴレツカ選手）。ここのところ一時期の不調から脱却し始め、クラブでも調子が上がってきていただけに、SNSで率直にその心境を吐露していました。
ここ数年の間にマッチョ化したとはいえ、心までマッチョになったわけではありません。むしろれおんのハート(と頭皮)は超センシティブなのに!!😭
そんな彼に同情の視線が集まるなか……。
そのれおんに追い打ちをかけるように、某松が「そのうち慣れるよ」とSNSにコメントを送るという事態が!!
……松、そういうとこやぞ～!!😱😭
(おそらく本人は本気で励ましているつもりだと思われます)
そしてハンジは、まだ来年のためのメンバーは固めていないと言いつつ、ギュンちゃんやキミ助を中心にした布陣を念頭に置いた方向性に向かっている模様。
ここで気になるのは、今回の招集で鮮明になってきた「代表≒もはやバイエルンではない」という図式。これまでの伝統であったバイヤン中心のメンバーから、多様なクラブからの人材登用という意味では門戸が広がったといえます。しかし、逆にこれまでの強みであったクラブチームでの結束力や経験値の有利さを手放すという面においては、厳しい連戦が続くビッグタイトルの大会でどのような影響を及ぼすのか、未知数であると言わざるを得ません。
EURO2024の統括者であり、開催地のひとつでもあるミュンヘンの“顔”ともいえるあの御方(〓_〓)は、これらの状況をどのようにお感じになられているのでしょう……(.;ﾟ;:д:;ﾟ;.)ﾋｪｴｴ
ともあれ選手たちは、現地時間の月曜夜までに初戦の地・ヴォルフスブルクのチームホテルへ集合する予定です。なお、むっちゃんだけは故障中の身ということもあり、数日状態を確認したうえで遅れての合流となっています。ハンジのコメントによると、フランス戦に出場させられればという意向のようですが……。無理はさせないでね、ハンジ～～～!!!
実質上、今年に入って１勝のみという結果しかないドイツ代表。今回の2試合の成績によっては、ハンジの解任もより現実味を帯びてくるものとなる試合なだけに、全力で向かうのは必至です。
ハンジのこの決断が吉と出るか凶と出るか、そして凶の場合の“最悪のシナリオ”が今後どのようになるのか、見守りたいと思います。
では、また☆☆☆☆
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