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記者/声楽屋のヨーコが綴る、サッカードイツ代表の時事情報ページ。選手やクラブの話を中心に、現地観戦記などもお届け。

ヨギヨギ、新生代表チームのため松と三浦とボアに"招集外構想"を通告。

2019-03-06 | DIE MANNSCHAFT2019



みなさん、Ciaoヨギです(´v`)ノ
そろそろ今年初となる3月の代表戦が近づいてきましたが、その招集メンバーに関してちょっとした動きがありました。



現地時間の5日、われらがドイツのヨアヒム・レーヴ監督(通称ヨギヨギ)が数名の選手に対し、今後の招集に関して構想外であるということを通告したのです。



今後のチームの構想外となったのは松(マッツ・フンメルス選手)と……。



三浦(トーマス・ミュラー選手)、そして……。



ボア(ジェローム・ボアテング選手)の3名。



メディア発表の前にヨギヨギは、自らバイエルンのクラブを訪問して選手たちと個別に話し合い、さらに選手たちを取り巻くあれこれに対するクラブへの説明に時間を費やしたそうです。



その後、ボアはSNSで「寂しいけれど、誠実に話をしてくれた監督の決定を尊重する。これまで代表チームのユニフォームをまとってプレーしてきたことは誇りであり、将来のチームへの幸運を祈っている」と非常に冷静かつ真摯なコメントを投稿しました。



くしくも全員がバイエルン組という、今回の"人事"に関してヨギヨギは……。



「並外れた能力と個性を持ち、2014年に大きな成功をおさめた3人の選手に感謝している」と述べ、さらに「2019年は代表チームにとって新しい出発の年になる。チームに新風を吹き込むとともに、若い世代のために未来の扉を開くことを明確にすべきタイミングだと考えた。これは正しい決断であると信じている」とメディアに答えました。



そして今後、W杯優勝組の構想外とともに話題になってくるのはマヌ子(マヌエル・ノイアー選手)の正GK問題。



これは今年に入り、テアシュ(マルク=アンドレ・テアシュテーゲン選手)が正GKへの挑戦に名乗りを上げたことから始まったものですが……。



ここのところ好調を維持しているテアシュに対し、昨年ヨギヨギはメディアに「今後数年間の正GKはノイアーだ」という発言をしていました。ところが当のマヌ子はブンデスリーガ後半スタートからいきなり手のケガで離脱するなど、ピッチから遠ざかる状況が増加。リーグ前半でも数年前のように目を見張るようなハイレベルのプレーは影を潜め、さらに昨年のW杯を通してキャプテンシーへの懸念が高まりつつある現在……。



ヨギヨギは数日前に行われたチャンピオンズリーグ視察の場で「テアシュテーゲンにも挑戦する機会を与える」と、これまでの意向を覆す発言をしたのです。

そんなGK問題を含め、現地世論では今回の発表におおむね賛成派が多く、サッカー関係者や識者からは「ようやく思い切った。新しいスタートのためには間違っていない」という見方のよう。



まあ、GKに関してはいきなり交代劇が行われるというよりも、徐々に……といったところなのかもしれませんが、こうなってくると気になるのは今後のキャプテン問題です。



もしマヌ子が正GKの座をテアシュに譲るようなことになれば、キャプテンという責務をしっかり確実に負えるのかという疑問が出てくるのは必至。また代表チームで副キャプテンを任されていた三浦、そして同じ位置づけにあった松やボアが去ることで、次期副キャプテンの座をめぐる動きも出てくるのではないかと予想されます。



おそらく順当にいけば2014年W杯組から残っているトニ(トニ・クロース選手)あたりが次期キャプテン、そしてコンフェデ杯でキャプテンを務めたドラちゃん(ユリアン・ドラクスラー選手)や、すでに代表幹部チーム入りしているキミ助(ヨシュア・キミッヒ選手)あたりが副キャプテンに落ち着くのではないかと思いますが、はたしてどうなることやら。



いずれにせよ、長い間代表チームを支えてきてくれた3人にはただただ感謝するのみです(;人;)



事実上の代表引退ということになりますが、そこはW杯優勝チームの一員。今後も事あるごとにメディアは取り上げるでしょうし、それこそ一生食べるに困らないだけの栄誉を手に入れてチームを離れるのとそうではないのは雲泥の差です。

とはいえ、年齢的にもそろそろと世論でも言われていたなか、さらに一部の識者からは「ようやく決断したか」という流れでの別れは、どこか寂しいものがあります(;ω;)
本当にこのあたりの幕引きは難しいですね……。



ということで、新生ドイツ代表の顔ぶれがどのようになるのかますますわからなくなってきていますが、今月中旬の試合開催に先駆け、おそらく早ければ今週末、遅くとも来週には発表される招集リストを楽しみにしたいと思います。

では、また☆☆☆☆


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