♥バリ2日目。雨季を過ぎたバリは快晴! うしろに見える木の下には大きなケージがあり、そこにリスザルやウサギ、イヌが共同生活していた……最初はビックリしたよ☆ サルちゃんが好奇心おう盛で、とってもカワイイの! そのケージからホテルの裏を通り抜けると、ビーチへと続く道に出るのです。しかも裏道にはなぞのラーメン屋が。日本語で「ラーメン」って書いてた。なぜ? 日本人が海に行くとラーメンを食べたがるから? ちなみにヨーコはおでんも食べますが(笑)。
♥今回、初めて首都デンパサールを訪れてみた。タクシーは思ったより少しだけ高かった(ちなみに帰りにつかまえたタクシーは最短距離で適正料金だった)。が、レギャンから向かう途中に刑務所なんかも通ってくれたのでよしとする☆ 運転手さんに話を聞くと、バリも犯罪者が多いのだそう。この刑務所の中には、日本でも話題になった某事件の被告(インドネシアでは容疑者や被告という言い方をするのかな?)も収監されているとのこと。周囲は普通にお店とか住宅があった。そこに高い壁&イバラ線は少し異様。でも、パッと見は警察署のような雰囲気だった。ちなみに英語の分からないオモチは、ヨーコと運転手さんの話を聞いて「え、ここ農場なの?」と言っていた……。まさか動物の柵のイバラ線に見えたの!? あんな高いところにあるのに。。。
♥デンパサールの中央エリアに到着。地元の人たちが集まる「Pasar Badung パサール・バドゥン」をウロウロ。“パサール”とは“市場”という言葉。そう、デンパサールも“北の市場”という名前なのです☆ 川を挟んでパドゥンとクンバサリ・ショッピングセンター(改装工事中みたいだった)があり、午前中ということもあってか人がワンサカ。いろいろなものが混じったアジアンな香りの中、ちょこまかとお店を見て回った。少ししたころ、オモチがアジアン臭にノックアウトされてしまい、やむなく市場をあとにした。くすん。トポトポ歩いて「ププタン広場」へ。ここはかつてバドゥン王国の王宮があった場所。“ププタン”というのは日本語の感覚でうまく説明できないんだけど、言葉にするなら「荘厳な集団自殺行進」がイメージしやすいかもしれない。オランダがバリ島を侵略した際、最期を悟った王族たちがガムランの演奏の中豪奢に着飾った服のまま、自ら敵の銃の前に進んで行進していったのだ。この広場はその行為から名前をとった、とてもおごそかな場所。現在では地元の人たちがゆったり時間を過ごす憩いの場所となっている。ヨーコたちは子どもたちがのどかに遊ぶ風景を見ながら芝生を歩いた。
♥トコトコとのんびりした通りを歩きながら、途中にワルン(ごはん屋さん)を見つけて「あ、あのメニュー(の意味)分かる!」などとはしゃぐヨコモチ。インドネシアの単語は読みやすい&覚えやすいのでうれしい。メニューが分かることって旅行者には重要なポイントだもの。
♥炎天下の中、しばしあるいて「TIARA DEWATA ティアラ・デワタ」という大型ショッピングセンターに到着。日本だとイオンとかに近いかな? キッズプレーゾーンが隣に見えるフードコートでお昼を食べることにした。ヨーコは「プダス」と書かれたお店へ。“プダス”は“辛い”の意味。暑いので、どれだけ辛いか食べてみることにした。ここのフードコートのシステムは、それぞれのお店でほしい商品をオーダーし、それのオーダーシートを中央にあるレジカウンターで清算後、再びお店に戻ってレシートを渡してできあがるのを待つというもの。平日のためか、そこまで混雑はしていなかった。ヨーコはナシチャンプルーのように数品のおかずが乗ったプレートを注文。味は…………辛っ! 鼻が麻酔をしたようにしびれてきた。おかずは泣くほどの辛さではないのだけれど、ごはんの上にかかっているペーストが半端なく辛い。こうやって文字にしていても、鼻の奥が記憶してしまった辛さを思い起こさせる。バリの豆腐“タフ”の煮物がオアシスだった。さすがにペーストは残してしまった。そのあとパン屋さんのようなカウンターで「マンコック」という蒸しパンをオモチに買ってきてもらい、舌を修復。このマンコック、ヨーコはかなりファン! ちなみにゆうべも三つ(!!)食べました……寝る前に。後日、現地のガイドさんにプダスメニューの話を聞くと「そりゃあ辛いよ、普通のバリの料理よりかなり辛いよ~」と言われた(笑)。ハハハ、いい経験。
♥そこからさらに歩いて「マタハリ・デパート」デンパサール本店へ。道の途中はお昼タイムとあって、多くの施設で休憩をとっている人たちの姿を目にした。のんびりしてる。いいなぁ。。。 デパートは同じく大きめのスーパー「ロビンソン」の向かいにあった。ロビンソンに比べると高級感がちょっとあった。置いてあるものも、カジュアルなんだけどやや高そうな雰囲気。ヨコモチは地下1階のフードセンターでアイス休憩。このあとオモチがヒスを起こし(それもヨーコがフードコーナーを一緒に見て回ってくれないから、というくだらない理由!)、しばらく離ればなれに。しかししゃべれないオモチが一人で散策できるわけもなく、あえなくうろうろショッピングしていたヨーコと合流。そこからタクシーでホテルまで戻った。