とんとんからしのあるがまま

ゆっくりと、のんびりと、ゆる〜いシニアの日々を綴ります。

この道(詩)

2024-07-11 | 俳句

この道(詩)

 

この道は私の来た道

とても孤独だった

 

正義を通せば嫌われて

黙って見過ごすほど

賢くもなかった

 

梅雨の夜

テラスに落ちる雨音を

聞きながら

この道を振り返る

 

悩める人の話は

よく聴いた

憤りのない話を

聴いてくれる人もいた

だが一人二人と

居なくなった

 

むき出しの心は痛くて

いつも誰かに恋してた

 

この道は

やがて

雨粒のように消えて

跡かたもなくなってしまうだろう

 

わたしの生命が

消えるその時に

 

この詩を

ブログにアップする気は

ありませんでしたが

あの人に捧げたいと思いました

 

リアクションボタンを外しました、悪しからず。


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