沙羅の通っている教会はとっても小さい教会です。
人数は20人ぐらいです。
ほとんどが、定年退職者とその子供たちの学生です。
婦人会がありますが沙羅以外全員「専業主婦」です。
婦人会の主な仕事は文書伝道です。
私は以前宛名のシール貼りをしていたのですが、納品に間に合わず今は月刊誌のはんこ押しになりました。
沙羅は婦人会に出ると失望します。祈りの課題は、「家族の健康」「息子の嫁との仲」「旦那がメタボになりませんように・・・」です。
これではその辺のご利益信仰と何の変りがありません。
沙羅はもっともっと神様を感じたい。
神様を見たい、触れたい、奇跡を見たい!!!
私的な祈りではなく公的な祈りがしたい!
日本のリバイバルについてとか、政治の改革についての祈りとか・・・
沙羅が夜勤バイトをすることを話したら完全に引かれてしまった。
夫の給料だけで子供の学費を出せる人たちには意味がわからなかったらしい。
沙羅の周りで専業主婦ってそういない。
専業主婦が悪いって訳ではないが、婦人集会が平日の午前中で新しい求道者を求めるって今の時代無理があると思う。
お天道様の出てる昼日向に教会で祈り会と称して「家庭の愚痴」とはなんと価値のないことでしょう。
せっかく祈りのチャンスが与えられているのだからその恵みを生かさないのはもったいない