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つれづれなるままに・・・・

日本美術の巨匠たち

2020-06-13 | 芸術
先日 島根県立美術館で開催中の
日本美術の巨匠たち/東京富士美術館所属に行ってきた
美術館はコロナの影響で6月から再開された
元々は4月から開催予定だったのですが延期になって期間も短くなってしまったけど
中止にならなかったことは幸いでした

美術館はコロナの感染拡大予防のため 今までとは違う方法での観覧になっていました
まず 入り口で検温し 来館者の連絡先を記入し 時間指定券を受け取って
入場券を購入し 指定時間に観覧するという流れ
休日だったので早めに家を出て湖岸を散歩した後開館前に到着
前売り券は買っていないので窓口で購入しましたが
他美術館との連携で他美術館の年間パスを見せると割引される
今回は800円で企画展を鑑賞  こういう連携はとてもいいなと思います

開館時間15分前から入場したけど展示は10時から
というわけで企画室の前で待つ 結果として一番乗りであった
入り口にもソーシャルディスタンスを保つため立ち位置がわかるよう床に表示があった
15分ごとに入場で一度の入館人数は25人
これ結構いいかも^_^
後ろに並んでいた年配の人たちは美術館デビューだったようであれこれ聞いてくる 
チケットはどうしたらいいかとかそういう話だ
コロナのこともあり あまり話しかけないで欲しいと思いつつも 
外出自粛が解け 芸術に触れたいという人たちの行動はなんだか嬉しいものである

一度に25人というのはとてもゆっくり静かに鑑賞できて
今後もこれでお願いしたいくらいであった
ガヤガヤというか人をかき分けての鑑賞は落ち着かないから
コロナ対策のおかげで私はとてもいい時間を過ごすことができた
1時間に100人という目安らしいけど これはとてもいい^_^

絵は写楽や北斎、広重などの人気浮世や若冲の絵もあった
富士美術館には行ったことはないが
たまたま数年前に金沢で同じ展覧会を見たので改めて見る今回の展覧会
自粛で技芸術に飢えていたので 癒された
いろいろな絵があったが 私は横山大観の春秋屏風が良かった
普段 足立美術館で大観や近代日本画をたくさん見る機会があるが
この作品は しだれ桜とたんぽぽ、楓とリンドウが描かれていた
空白の部分も多いけどそれがなんとも静かな感じを表現していて心が洗われる感じがした
富嶽三十六景もいいですね^_^
若冲の象の絵もインパクトがあります
一度東京富士美術館にも行ってみたいものです

久々にバーチャルではなく本物の芸術に触れることができてよかった