10年に1度行われる日本三大船神事のホーランエンヤが開催されました
これは松平直政公の時代に松江藩は大不作で五穀豊穣を祈り
城山稲荷神社から東出雲町にある阿太加夜神社に御神霊を運び
再び城山稲荷神社に御神霊を還す そういう神事です
正式には松江城山稲荷神社式年神幸祭といいます
メイン行事は城山稲荷神社から阿太加夜まで御神霊を運ぶ渡御祭
阿太加夜神社で行われる中日祭 これは陸上で舟行列です
そして阿太加夜神社から城山稲荷神社まで御神霊が戻る還御祭です
私は還御祭を見ました 仕事を終えて橋の上からの観覧です
五大地といわれる地区からの櫂伝馬船からは
ホーオオエンヤ ホーランエーエ ヨヤサノサ エーララノランラと威勢のいい声が聞こえてきます
船上で踊られる櫂伝馬踊りは 舳先(へさき)では天を指す剣櫂(けんがい)右手をかざし空を見上げ踊る
艫(とも)では四斗樽の上 上半身をそり返し天空へ華麗に采(ざい)を振り舞う采振り
歌舞伎を見ているようです
誘導船を先頭に清目船、櫂伝馬船、神器船、神輿船、神能船、両神社氏子船など約100隻が連なり1kmに及ぶ大船団ですが
宍道湖大橋からくにびき大橋の橋の間では神輿船を中心に櫂伝馬踊が披露されます
先頭船は五番船の大海崎
4番船の福富 60年前と同じ黒色にしたらしい
三番船は大井
四番船は矢田 ここは世帯数が少なく他の地区から参加者が多いそうです
最後は一番船 い一まかた 馬潟の船です 一番船に許される紫に旗がなびいています
文化の継承がなんとか繋がった今回にホーランエンヤ 雄大でした
次は生きてるかなぁ・・・10年後です
前夜からの発熱でしたが見てよかったです その後速攻で寝ましたが^_^;