ネタバレですが 初めにこんなことが書いてありました
孤独を生きることは ときとして厳しく ときとしてこわく ときとしてつらく ときとしてさびしい
そんなとき 同じ孤独を抱える友のような存在があったなら
あるときはすっと隣に座り 特別なことをするわけではなく
「そうだね」と一言だけつぶやいてくれる存在があったなら
あるときはぱっと手を離し「自分を生きろ! 」と突き放してくれる 深い愛のある存在があったなら
そして
孤独を生きる個人と個人が 時には手をつないだり 語らったり ほほえみをかわしたりして生きる
たとえ同じ方向をむいていても 決して馴れあわず 決してもたれ合わず
それぞれの足で立って 個として歩いていく
それがお互いを尊重しあい 愛しあい 孤独を生きるということではないでしょうか
これだけで心が癒されました
ほかにも150の言葉が書かれていました
将来はわからないから将来 思いやりとは創造力を深めること
ゴールはどこにもない 笑顔はいちばんのお守り
自分のきほんをつくる
全ての変化は成長です
つらいと感じるのは成長のしるし
自分らしさを捨てる じぶんはこんな人間だという定義に閉じ込められて
型にはまった考え方 生き方しかできなくなってしまうのです
思い切って自分らしさを捨てると 頭ではなく心で考えられるようになります
などなど 頭の痛い話から励まされる話まで
とてもやさしいエッセイでした