昨日ぶらりと出かけました。
とくに面白い話はありません。
大内宿は昔のまま、藁葺き屋根の家がそっくり残っています。
いろいろな土産品が並んでいます。
土産物をのぞきながら歩くと、ちょうど良い散歩になります。
写真は会津、大内宿
写真は入道崎灯台
5月2日、道の駅こどまり出発。
十三湖を左手に海岸沿いを南下。走る走る。さらに、十二湖を通過
秋田県男鹿半島、入道崎灯台。土産屋で少々おみやげを買った。(誰におみやげ?)自分にだよ!
秋田県の海岸は、とても景色が良い、東北一だ。(まだ山形行ってないだろう)
こんなに良い眺め、また来なくちゃならないね。(また1人で?)
秋田県は美人が多いんだよね。(だれ、美人って?)じゅんこちゃん。(よせ、言うな!年がばれる)
うるせ~~~っ! 陰の声、消えろ!
もう、疲れてきたから、一気に南下。早くお家に帰りたい。
途中道の駅で、あきたこまち5kgを買った。これまで、いろいろな米2kg入りを買って食べてみたけど、あきたこまちが美味しい。
同じように、カレーも(ルーって言うのかな)いろいろ作ってみたけど、ハウスバーモントカレーが美味かった。まーぁ異論はあるだろうけど、素直な気持ちで1度ためしてみてみてみて。
そんな、あんな、こんなしているうちに、山形県突入。
山形県って、どこ見ればいいんだろう。山形県の有名なものってなんだろう。う~ん、なんだろうね。わからないな、そのうち思い出すかな。たぶん、そのうち思い出すよ。そうだよ、そうだよ。何か名所とか、何か名産とか、何か美味いものとか、何か有名なものとか、何か、なにか。
あれっ、新潟県だ。新潟県に入ってしまった。
それじゃー、東北1周達成なの、軽自動車で。
あっそうなの、そうなんだ。は~ん、つかれた。んじゃー帰ろうか。帰ろう、帰ろう。
5月3日、無事帰る。東北1周2,000kmの旅。
写真は竜飛崎の棒、かすかに竜飛と見える。
青森県北東、尻屋崎。
やはり風が強い、こんなに風が強い中、野生の馬がいる。いや、野生風の馬がいる。土産屋があったので覗いてみた。食べ物もやっているので、ラーメンを食べた。この3日間、昼飯は全てラーメンだ。
それじゃー、陸奥湾を眺めながら竜飛岬へ行くか。ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと・・
へー、ここが竜飛岬なんだ。辺りはもう薄暗くなっていた。
しかし、なにも無いじゃん。東屋があって、棒が立っていて、民宿があって、あとはなにも無いじゃん。これが竜飛岬なの、そーなの。
いやだー こんなのいやだーーーっ! なんのために、ここまで苦労して来たんだ~~~っ! 福島県のなにも無いところを通り過ぎて、宮城県のきたない海を眺めながら、岩手県で遭難しそうになり、やっとここまでたどり着いたのに、記念のみやげを買う店も無いなんて、そんなのいやだ~~~! アンパンマンに言いつけてやる。グシュン
(後日、インターネットで調べて見たら、竜飛岬には灯台があり、記念碑もあった。)
もう暗いし、南下しながら寝床をさがそう、そうしよう。青森県なんてきらいだ。
南へ南へと山越え。ひぇ~~ 凄い道だな、暗くて良く見えないけど、崖っぷちを走っているような感じ。
おー、靄だ、霧だ、前が見えない。前がみえまシェ~ン。
これは、もや、きり、と言うより雲の中だ。雲の中の飛行機は分かるけど、雲の中の軽自動車は聞いたことがない。孫悟空になったような気分、私はサイヤ人だ。(なにそれ)
青森県、中泊町小泊、道の駅こどまり。
ここで寝よう、もう真っ暗だから。しかし、この道の駅、電気点いてないよ、トイレも真っ暗だよ、トイレ使えるのかな。ギィー、バタン、ジャジャー。ん、だいじょうぶ、ほんとかな、襲われないかな、私美人だから、暗くて見えないか。(明るくても襲われないよ)ふん。
ペーパーもあるし、OK、OK。しかし、淋しい道の駅だな。車も2~3台しか止まってない。でも、いいか、寝よう寝よう。
写真は大間崎
5月1日
朝5時チェクアウト。さあ行くぞ、ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと・・・
さて今回は、斧のような形をした下北半島の刃先の下のあたりから右回りで行こう。
脇野沢、九艘泊と言うとこに着いたけど、海が怒っているようで怖い、波が車にまで襲いかかってきそう。
この先も行けそうだけれど、道が細くなりそうだし、岩手のこともあるから、引返して斧の刃先の上の方(北)に行こう。そうしよう、そうしよう。(弱気だな)ふん!
山を登って越えて、下ってまた登って下って~~~と。
着いたところが大間崎、本州最北端。ビュウ~~~ッ、ビュ~ウ~~~ッ
風が強い、歩けない、足が出ない、息ができない。死ぬぅ~~
短い一生だったな、こんな若くして死ぬのかな、気持ちはいつも20歳だった。ここで私は死ぬのだ、思い残すことは何もない、ただ、ただ、いま1度、かっぱ寿司を腹いっぱい食べたかった。残念だ、無念だ・・・だ・・
あれっ、死んでない、生きている。そっか、じゃー何か土産でも買おうか。何がいいかなー、大間のウニ缶1,000円、安いじゃん、ほかのとこの半額じゃん、これ買おう。
「この辺はいつもこのように風が強いのですか」と店の人に聞いた。「そうね、めずらしくはないわ、昨日はもっと強かった。」 そうなの、へぇー
「この辺は呼吸困難で死ぬ人いないのですか」、「そうね、たまにいるわよ」 そんなの嘘だ。(嘘にきまっているだろう、このボケ)
海を左手に見て、斧の棒の方へ(東へ)と走る。左手にスタンド発見、ガソリン給油。あれ、れれ、ここのおやじさん、私の車を洗ってくれている。
ありがたや、ありがたや。レシートなくしたので、店の名前を明記できないけど、むつ市大畑町のENEOSのスタンドの皆様方、ありがとうございました。車をきれいに洗っていただきまして、ありがとうございました。おかげをもちまして、私は、カラスのフンのことを忘れることができそうです。
そして、なによりも、あの岩手で車が泥だらけになり、遭難しそうになった出来事を忘れることができそうです。
このようにきれいに泥を落としていただいたことにより、あの忘れたくても忘れることができない事を、忘れることが・・・・
できない、できない。できるかーーーっ! 岩手のばか~~~!
たとえ忘れることができなくても、スタンドの皆様方、ありがとうございました。
写真は岩手県の海岸沿いの山の看板。
また走る、北に向かってまた走る。もう細い道はこりごりだ、車はドロだらけ、カラスのふんだらけ。
岩手県走行中、なんども野生の鹿に出会う。おーぉぉ、鹿だ、鹿、鹿。鹿は、傾斜60度もありそうな崖を登って行く、すげーぇ。
また走る、あ、看板だ、なにこの看板、「矢先を再確認」って。
えェーーーっ! 岩手県では鹿を仕留めるのに、矢を使ってるの? ほんとうかよ、鹿がかわいそう。
どーせならエロスが使う愛の矢を射てやってほしいものだ。そうすれば、鹿と射た人との間にケンタウルスが生まれるかもしれない。(それは鹿じゃなくて馬だろう、下半身が馬)ウルヘェー
おっとぉ、狸だ、いやイタチかな、なんでもいいけど、岩手県は動物園みたいだ。
もういいや青森に行こう、青森はいいとこだよ、たぶん。岩手よりはいいとこだよ。
青森県下北半島、下北があるなら上北半島もあるのだろうか、まーいいか。
そろそろ宿をさがさなければ。ホテルないかな、それとも道の駅で車中泊かな、おーっと、ホテルの看板、むつグランドホテル。電話、電話、やったOKだ。
房総1周のときもそうだが、飛込み宿泊はことごとく断られている。本当に満室なのか、それとも飛込み客はいやなのか、よく分からないけれど、たぶんいやなんだと思う。何かわけありとか、自殺されたら困るとか。
でも今回は電話予約で(30後に着いたくせに)OKだから良かった。よし直行、むつグランドホテルへ。
フロントで、「あのー、私です。」、「はい、私さん909号室ね。」
ほぉー、温泉があるってさ、んじゃ一風呂いくか、何この電気風呂とは、ジャボ、れれれ、痺れる、助けて・・・。
部屋に戻り、寝る前にコークハイ。いやいや今日は疲れたな、岩手はひどいところだったな、遭難するかと思ったよ、救助隊呼ぼうかと思ったよ。そこいくと青森はいいとこだ、私のためにホテルの部屋を用意していてくれた。明日は目的の竜飛岬。
ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が 指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡冬景色
ということで今日は寝よう。
4月30日未明、北へと向かう。途中釜石港で休憩。
カモメがいたのでじゃがりこをあげた。カモメがおいしそうに食べている。
2本目のじゃがりこをあげた。そのとき、バサバサバサと羽音をたてて鳥が来て、2本目のじゃがりこを奪い取った。なんだこの鳥、カ、カラスだ。バサバサ、バサバサ、バサバサ、、、、
げげぇ、ぎえーーっ!、カラスだ、カラスの大群だ。ひぇ~~~っ!、鳥だ、ヒッチコックだ、逃げろ。私は逃げた。車はカラスのふん、ふんふん。
さて、釜石港の湾を作っている北側の小さな半島を海沿いに走る。27日、28日にかなり雨が降ったので、たぶんそのせいだろう、入口に崩れ岩があったが、何とか通過。山の上から海を見下ろすように走る。半分ぐらいのところで、舗装道がジャリ道となる。ジャリ道でも道は道、なんとか走れるだろう。
この考えが甘かった。
前々日の雨で、ところどころに水溜りがあり、ヌカリ道があり、雨水で少々道が削られていた。その都度停車しては、ここは一気に右側を通過、ここはゆっくり石を避けて通過などと、悪戦苦闘しながら走っていた。
いまさら、もう後戻りはできない。こんなに苦労してここまで来たんだもん。引き返せる訳がない。それに、半分以上来てしまったから、あとは出口を目指して直進あるのみ。
おおーー、山から水が流れてきて道が川のように、浅い川のようになっている。ここは難所だな、一気に通過!。
これまでどおりに停車して、難易度を確認して見れば良いものを、一気に通過しようとした。
ゴツン、左前方に車が傾いた。
げっ、やべぇ~、脱輪した。こんな所で、どうしよう、誰もこない。
誰か来たとしても、美しい私のこと、襲われるかも知れない。
あーいやだ、こんなところで乱暴されるなんて。(妄想はもう良い)
ちょっとまて、なにか前方がへんだ、なんだろう。車を降りて道先を見る。
びぇ~~~っ!!! 道が、道が、道がな~~~いっ!!
雨水が川となって、道をえぐって、削って、渓となって、道のおもかげすらない。
なんてことだ、ともかく車が動くのかどうかだ。
脱輪のタイヤに落ちている木々などを挟み込み、摩擦抵抗を上げようとしてみた。まてよ、私の車は2駆動、前輪に抵抗をかけても、さほど影響はないのでは。
えーーっ! あなたこの車、2駆なの。よくもそのような車で、この険しい道を走って来たわね、ここまでの道がどんなだったか覚えているの、ちょっと間違えていたら動けなくなってたわ、どんな頭してるの。(こんな頭)
とりあえず、車をバックしてみよう。ギィィーン、ジャジャーージャジャ、、、
抜けた、助かった。ホッ・・・・・・
ん、てことは、この道、また戻るの?
いやだーーーっ! この道戻るのいやだーーーっ!
神様たすけて、仏様たすけて、戻るのいやだ、いやだ!(じゃー戻らず先に行け)グスン。
戻れた、酷かった。ちくしょう~~~! 岩手県のばかやろー、釜石のばかやろー。
釜石の観音菩薩がそっぽを向いていた。
さて、4月末から5月上旬の連休。もし、どこにも行かないとしたら、この連休なにをしたらいいのだ。もしそうだとしたら、家に篭ってパソコンゲームをしているか、ツタヤの100円映画を見ているか、腹が減ったらカップラーメン食べて、眠くなったら万年床に寝て、、、
あーいやだいやだ。そんなこと何日も続けられない。(今まではそうして過ごしてきたくせに)ギクッ
そんなふうにして家に篭っていたら、頭がおかしくなるでしょう。(影響ない、たぶん)
カーナビ付けたんでしょう。どこかにでかけたら。
そうなんだよ、カーナビ付けたんだよ、どこかに行かなくちゃ。
じゃー、軽自動車で東北1週出来るかな、1週は無理でも行けるとこまで行ってみようかな。うん、行けるとこまで行ってみよう。
①目標、竜飛岬。
②なるべく海沿い、海沿いと走ること。
出発
4月29日、福島県。特に見るところなし、と言うより、まだ未明、それに天気も悪い。
相馬野馬追で有名な旧原町市を通過、宮城県に入る。
宮城県の米ササニシキ、最近なかなか見ることができないが、宮城県ではどこのスーパーにでも置いてある。(置いてあると思う)
松島は、松尾芭蕉で有名な観光地であり、土日はとても道路が混む。とても眺めが良いところだが、主要道路から外れ少し湾沿いに行くと、カキ貝の養殖をしていて、その海は、、、
きたねェーーーーっ!
使い終えた養殖の用具(竹、棒など)が海一面に漂っていて、まったくもって汚い。こんなところで養殖したカキ貝って食べられるの。ごみの中で育った貝なんて。これって、産業廃棄物の不法投棄にならないのかな。
牡鹿半島を走っていたら、野生の鹿が出てきてびっくりした。
気仙沼を過ぎて岩手県に入り、道の駅で寝る。
写真は、塩屋崎灯台と美空ひばり記念碑
軽自動車になってから、運転して外に出かけるようになった。なんと言ってもガソリンが以前の車の半分ですむ。また、小回りがきく。駐車場も頭から入れて、バックで出てくることが簡単である。狭い道もどんどん入って行ける。たとえ行き止まりでも、なんとかなる。
そのような訳で、前からみたらどんどん出かけたくなった。良い傾向である。
これまで、休日といえば家に引きこもり、土日も家から一歩も出ないことがよくあった。
そうだ、これからはあちこちドライブに出よう。家から一歩も出ないなんて、家で何してるの、どーせ健康的なことはしてないんだろう(ドキ)。それならドライブがよいよ。そうだよ、ガソリンも半分ですむし。
と言うことで、少しはあちこち出かけてみることにしました。
カーナビを付けた。
すごい。今のカーナビはすごい。目的地設定が簡単だ。何キロ先か、到着時間まで教えてくれる。道を間違えても補正してくれる。工事中を教えてくれる。
すごーーい!
これなら、地理にがてな私でも何処にでも行けそう。バカでも行けそう。
む、バカとは誰のこと? 私のこと? まーいいか。
よぉーし、行くぞ。よしいくぞう。
写真は、「江竜田の滝」の一部、竜神の滝
写真は、すぐ近くの小さな港
その後、パソコンの調子はあまり良くない。ごまかしながらなんとか使っている。
実は、房総の帰りに、停滞待していた私の車がボコっと音がして揺れた。あれっなんだろう、後ろを見るとどうやら追突されたみたい。車から降りてみると、「大丈夫ですか、すみません」と女性の声。私の車はかなりへこんでいた。
私は疲れていた、早く帰りたかった、事故処理が面倒だった。「あなたの車は」と聞くと、ちょっとだけへこんでいた。
「お互いの損害は自分もちにしましょう」と私が言うと、驚いた女性は、「いえいえ私が全部悪いんです」と言う。
黙れ!私は早く帰りたいんだ!と言いたかった。
しかし女性は、自分が悪いと言う。しょうがないので、互いの住所、電話番号をメモにとる。なんだ同じ地域に住んでるんだ。それなら面倒は半分かな。
後日、女性の担当保険やさんが来て、私の車の損害を査定した。私のオデッセイは11年目、そろそろと思っていたので、「修理するより、別の車を買いたい」と保険やさんに言うと、25万円を損害金として振り込むとのこと。
なんてことだ、もう廃車にしようと思っていた車に、25万円もくれると言う。
ありがとーーーう!保険やさん、ありがとーーーう!うららさん。
死なない程度に、怪我しない程度に、やさしくコツンとぶつけてくれたうららさん、あなたは神だ、天使だ。
早速私は、まえから乗りたかった軽自動車(ダイハツ・エッセ)を注文した。職場の同僚からは、オデッセイから軽自動車に変える人、聞いたことないと笑われた。
うるさい! 私は軽自動車が好きなんだ。オデッセイにしたのは、親、家族を考えてのこと。今となっては、親は他界、家族別居。
オデッセイなどいるかーーっ! 必要ない、軽自動車だって今の私には広すぎる。
軽自動車を注文した際、へこんだ車に乗っているのが嫌だったので代車を希望した。担当の杉田いわく「2,3日で用意します」
しかし、待てども待てども、代車の用意できましたの連絡がない。
2,3日と言ったから、2と3と足し算して5日かな、と思って待った。
連絡がない、まーな、2と3を掛け算して6日かもしれない。
待った。
連絡がない。
そうか、そう言うことかよ杉田。
1月ほどして、杉田から電話があった。私は何も聞かずに電話を切った。
すぐにまた電話がきた。「あのー電話切れちゃったみたいで」、「ふん、切れたんじゃなくて、切ったんだよ!、約束守らない人とは話したくない!」ガチャ!
それから杉田の電話は来なかった。半月ほどしてこちらから電話をした。「杉田さん私の注文した車はどうしたの」、「ああ、あの車は、私が始末書だして返送しました」、私は「あっそ」ガチャ。
杉田のばかやろー! おまえそれでも営業マンかよ、客がちょっと怒ったくらいで、そのたび注文取消していたら商売にならないだろう。私は、注文書に住所書いたろう。電話切られたら自宅に来い。
マ△クの杉田! おまえはバカだ、能無しだ、クズだ!
そのような経過がありまして、現在ホンダライフに乗ってます。