地理にがてが旅したい

散歩していて、たまに迷子になります。
ほんのちょっと方向ダメなんです。

モリアオガエル

2010年11月28日 18時46分19秒 | 福島

川内村

道路を走っていると案内板があった。
平伏沼まで6km、カーナビを見るとモリアオガエルの沼らしい。

そのカエルは食べられるのだろうか?

以前、カエルのフライを食べたことがあるが、それなりに美味かった。
しかし、もろに姿がわかるカエル焼きは食べづらい。でも美味かった。

さて、今回のモリアオガエルは食べられるのだろうか。

現地に行くと店があって、焼き鳥を焼くようにカエルを焼いていて、「いらっしゃい! おいしいよ! 」なんて呼込みしてたり、うちわをパタパタしてたり、
思わずその焼きカエルのにおいに誘われてしまったりして、、、、、

行ってみるか!

5kmかな6kmかな、かなり走ったところに案内板。
どうやらこの先らしい。行くとすぐ行き止まり、この先は歩きのようだ。
    

道のような道でないような道を歩いて行く。最近さんぽをズルしているから、この上り坂はちょっときつい。

沼が見えた。


誰もいない、カエルもいない。

店もない、うちわのパタパタもない、カエルを焼いている誘いのにおいもない。

カエル食べられないのか、無念。


草野心平の詩のような石碑があるが、よく読めない。

さあ帰ろう。





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植えるぞ!

2010年11月23日 16時21分46秒 | 日記

買ってきたぞ、

さあ、植えるぞ!





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パンダかわいい

2010年11月17日 21時14分08秒 | 日記

私はこれまで何度もパソコンを初期化している。
いわゆるリカバリとか出荷時に戻すというやつである。

パソコンがいうことをきかず、なにをしてもダメ、どうしようもなくなった時の最終手段である。

それをしてもダメなときは、あきらめて処分をして別のパソコンにする。

私がこれまで使用したパソコンのウイルチェックソフトは、なぜかノートン(Norton)ばかりだった。

さて、初期化(リカバリ)をしたパソコンのノートンは、同じように出荷時にもどり、そのたびに新たな無料使用期間の手続きを求めてくる。

そのことは無料だから問題ないのだが、無料期間はパソコンによって異なると思うけど、だいたい1月、とか3月とか、多くても6月である。

その期間を過ぎたときのノートンは、いやいや、しつこいのなんのって、ほんとうに嫌になるほど、まるでやくざのようにつきまとって来る。

「契約切れましたよ、いいのですか。ウィルス対策はだいじょうぶですか、引き続き契約したほうがいいと思いますよ。今だめなら明日また来ます。」
ソフトの対応を言葉におきかえれば、このような言葉になると思う。
そして、毎日つきまとって来る。

どう? これって脅迫(きょうはく)じゃないのかな?

そして、ノートンの使用金額をみてみると、えーーーっ!
なんでこんなに高額料金なの。

私は堅気の人間、ノートンとのつき合いをきっぱりあきらめた。

そして、無料ソフトをしらべてみた。

ありました、キングソフト。

かなりの優秀なソフトだ。ノートンよりも仕事をすると思う。ただ、ちょっとだけコマーシャルがはいる。でも、それは許容範囲だ。

ところが、最近みつけた無料ソフトにPanda cloudがある。

かわいいい、静か、いるかいないか分からないほど軽い、ノートンより仕事をする、(と思う)


今、このパンダ気に入っています。


無料だからって無視したら損ですよ、ムダ金つかうことないですよ。




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群馬県みなかみへ(2)

2010年11月07日 20時00分00秒 | 東北、関東
                写真は長寿館

午前2時、風呂へと行く。だいたいにして、私は朝が早いのだ。
いや、朝が早いと言うと誤解があるかもしれない。
早いのではなく、私の場合は寝る場所を変えると言ったほうが良いかも知れない。

露天風呂に入る。さすがに誰もいない。
ここの風呂の温度はぬるめなのだ。この露天風呂の感触は40.5度くらいと思う、普通の人には入れない温度だ。

しかし、私には適温である。ここで私はウトウトしながら、気持ちよく時をすごす、さいわい誰も入ってこない、私がでるまでに2人ほど扉をあけたが、「さむい!」と言って入って来なかった。

私は手足を石のうえに投げだし、さらにウトウトする。ちょうど死体が水底から水面に浮き上がったような状態を思っていただければよいと思う。

見る人がみたら間違うかも知れない。


「た、大変だーーっ!、たいへんだーーーっ!、死んでるぅーーーーっ!」

その男は、裸のまま桶を2つじょうずに使い廊下をかけめぐる。

すると、その声を聞いた泊り客が、「なんだ、どうした?」と集まって来る。

その中の若い女性はその男の姿を見て「あーれーっ!」と言って目をそらすが、中年おばさんはまったくもってなんともない。

2つの桶を持つ男は「し、し、しんでる!」と言って風呂のほうを指さす。
そのとき桶が1つ「カコ~ン」と音をたてて床に落ちる。

その男を見た若い女性は目をまんまるにして声がでない。中年おばさんは「ふん!」と言っただけ。

居合わせた全員が風呂へと行き、露天風呂の扉を「カラカラ」とあけて覗いてみる。

すると、なんともなく普通に風呂に入っていた私さんが「どうかしましたか?」と言うと、2つの桶を持つ男は袋叩きに遭い、自分が瀕死となった。

なーんて、か。

時計を見ると3時20分、てことは1時間20分露天風呂に入っていたことになる。部屋に戻りまた寝る。

明るくなってきて起きだすと、散歩を勧められた。

宿の大きな下駄を履き、がらんごろんと言われた方向に歩きだす。

なかなかいい景色だ。案内板のとおりに上り坂を行くが、ちょっとこの下駄では無理のようだ。


いちばん近くの「ころり観音」まで行き、帰り道という方向へ歩いて行くと、ゲゲッ! かなりの角度の下り坂、それもじゃり道だ。



困った、こまったけれど、ここにずーっと居るわけにはゆかない。
坂をおりる、横ばいでおりる。私はカニだ! バルタン星人だ!(なにそれ?)
バルタン星人

この下駄での散歩は無理だったけれど、景色がよかったので、まーいいか。

朝めし8時、昨日はひと口しか食べなかった新潟県魚沼のごはんを腹いっぱい食べた。ちょっと食いすぎ。
また風呂に入り、のんびりする。

宿を後にして、たくみの里に行く。


○○の家というのがたくさんあって、全部みてたら明日になってしまう。
ほどほどにみて歩けば、ちょうどよい散歩コースになるだろう。

月夜野びーどろパーク(みなかみ町後閑)
ガラスを作っているところを見学、ガラスショップに行く。いろいろ商品がならんでいて、目移りしてしまう。
はっきり言って全部ほしい。小物3点を買った。

さて、あとは帰るだけ。運転手に命をあずけ、うとうとする。



今回は陰の声ベンテクが出てこなかったけど、それもまたいいか。
ベンテクについては、碓氷から霧積(1)を参考ください。






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群馬県みなかみへ(1)

2010年11月06日 19時40分43秒 | 東北、関東
               写真は谷川岳

群馬県に行ってきました。
今回は仲間との旅です。
運転はしないで、後部座席でビールを飲みながらの楽しい旅でした。

みなかみ町土合口駅からロープウェイとリフトを乗りつぎ谷川岳へと登る。
目の前に谷川岳の頂上が見えた。頂上までは3kmほど歩けば登れるみたいだ。
3kmならばすぐ行けそうな距離だが、平地の散歩のような訳には行かないだろう。

戻りもリフトに乗る、戻りのリフトのほうが怖い。
どうやら私は高いところが苦手のようだ、右手は鉄パイプ左手は背もたれと、しっかり握っている。

脇に乗った仲間の女性が足をブランぶらんさせ、揺らしながら私の顔を覗き込み、ニンマリとしている。
くそっ! 帰ったら只じゃおかん! 毎日おまえの家の玄関まえに、犬のうんこを置いてやる!!

日が沈んでからだいぶ経つ、車は法師温泉長寿館へと向かっている。
暗くてよく見えないが、かなりさみしいところみたいだ。
長寿館


宿に着き、ひと風呂浴びて夕食、乾杯、米は魚沼産と聞き、ひと口食べる。
そう言われればそうなのかもしれない、美味いような気もする。

腹いっぱい飲み食いして、部屋にもどりふとんに潜る。




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田沢湖から十和田湖(4)

2010年11月04日 19時06分14秒 | 田沢湖から十和田湖

十和田湖が見えた。15時少しまえ。

ベンテク「それでは、左回りで十和田湖1周スタートで~す。」

賑やかなところに出た。みやげ屋から食べ物屋からたくさんの店が並んでる。
人も大勢歩いている。車もたくさん連なり、大きなバスも立ち往生している。

そのようなゴチャゴチャしているところを、私の軽自動車はスイスイとくぐり抜け、前へ先へと進んで行く。
ベンテク「さすが軽自動車! やるね!」

つきあたりのところで見渡せば、駐車スペースが1個だけ空いていた。

ベンテク「ほら、空いてるよ!」
ラッキーとばかり車を突っ込む。無料駐車場と書いてある、提供は3つのお店の連名。

とりあえず、乙女の像の方向に歩いて行く、かなり歩く。

見えた、乙女の像。
ベンテク「はい、これが乙女の像です。」



私「この像、何で2人なんだろう?」
ベンテク「そのことについては、こちらで確認ください。」 乙女像

てきとうに像と湖の写真を撮り、車に戻る。

無料駐車場提供店を見ると、1つは休み、2つめは食堂、3つめのみやげ屋に入る。やはり只というわけにはいかない、私は義理堅いのだ。

店の中を何度もぐるぐる回ったけど、何もほしい物なし。

そぉーと店を出た。
ベンテク「へっ、義理堅いのに?」

ベンテク「それでは十和田湖1周再スタートで~す。」



十和田湖の木々は、秋まっさかりに色付いている。どこかの誰かも色気づいている。
ベンテク「だれ?」

展望台があったのでちょっと休憩。
もやかな、きりかな。かすんで見える十和田湖もまたよし。



女性だって、はっきり見えるよりは少しぼやけて見えたほうが美人に見える。

ベンテク「再び出~っ発!」

十和田湖の周りは、それほど車を止めるところがない。
ちょっと車を止めて湖を眺めるという場所がほとんどない。
ベンテク「これじゃねー、彼氏と彼女が、あーでもない、こーでもないとお喋りするスペースがないじゃない。」

これだけの名所なのだから、もうちょっと手を加えて駐車スペースを作り、みやげ屋をちょこちょこっと置けば、もうそれだけで観光客がお金をたんまり落として行くのに、青森県人は商売がへただ。

いつもそこに有ると馴れっこになって気がつかない。
我われ無い者からすると、湖とか川とかそれが有るということが、ほんとうに羨ましく思う。
そういった自然からの頂きものを、なにもしないでおくなんて、もったいなくてしょうがない。
どんどん活用するべきだと思う。自然を破壊しろと言っているのではない。よく考えながら活用しようと言っているつもり。

人間なんて、川とか湖とか、ぼんやり眺めているだけで落ちつくのだから。

私なんて、川とか湖とかじゃなくても、ぼんやりしているだけで落ちつく。

ベンテク「そうだよね。」
私「うるへ!」

あたりが暗くなってきた。
車のライトをつける。
もう暗闇をただ走っているだけだ。

出発点まで来た。
ベンテク「やりました、十和田湖1周しました!」


今回、田沢湖、宝仙湖、十和田湖と、いそぎ足で見てきましたが、1日で3湖ですからね、時間がちょっときつかったです。

それでは、戻りますか。
ベンテク「戻りますか。」

このあとの旅はしばらく無いだろうな、寒くなってきたし、道の駅で寝るなんてもう無理だろうから。

もどりますか。




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田沢湖から十和田湖(3)

2010年11月03日 19時04分22秒 | 田沢湖から十和田湖
         写真は宝仙湖
                     
田沢湖をあとに北に進むと宝仙湖があった。 宝仙湖



そして、男神山のふもとの男神橋を渡り、宝仙湖を横切った。

この先の道をカーナビで見ると、湖沿いに走り、また国道341号と合流するようだ。

行ってみようか。
出発!

おおー、なかなかイイ道じゃん。
ベンテク「だいじょうぶかな。誰も走らないような道だよ。岩手県のこと忘れたの?」

私「だいじょうぶだって、私はこのような道が好きなんだ。いやーいいね、私好みの道だよ。フラワーソングがでてきそうだよ。」

ベンテク「なに? フラワーソングって?」  
私「はなうた。」
ベンテク「はへっ!」

その道は、ほんとうに私好みの道だった。快適に走るはずだった。


途中から電柱がなくなった。

ベンテク「電柱がなくなったってことは、ひと気がなくなったってことだよね。」
私「だいじょうぶ、だいじょう~ぶ。」

道路の舗装がなくなった。


ベンテク「じゃり道になったってことは、普通だれも通らないってことだよね。」
私「だいじょう~ぶ、だいじょう~ぶ、、、、、





























    、、、、、かな?」




















ゲッ! 水溜り。

水溜りといえば、天地真理の以前の名前は”みずたまり”と聞いたことがあるけど、、、

ベンテク「ちょっとぉーっ! それよりも、だいじょうぶなの?」
私「うん、たぶん。」

ベンテク「ストップ! ストップ!! とぉまれェ~~~っ!!! 」
私「へほっ、おおーーっ! やべぇー やべえー! 」


ベンテク「はいはい、大きな水溜りよ、車おりて見てきなさい。はい、見てくる! みてくる! 」

やばいなー、ここまで来て、ふりだしもどれじゃないだろうな。
うーん、水溜りは浅いようだ、これなら行けそう。

れれ、なにこれ、民家がある。
ひぇ~~~っ! こんなところに人が住んでいるんだ、たまげた。

んじゃー 先行くか。

おおー 抜けました、かなりヤバイ道から抜けました。そして、国道341号と合流しました。
助かった。

まぁー 今回は岩手県釜石の出来事までには至らないとしても、かなりヤバかった。 東北1周できるかな(2)

ベンテク「そうだよ、少しは反省しなさいヨ!」
私「はんせい!」
ベンテク「反省だけならサルでもできる!」 反省さる

341号を北へと走る。

鹿角市八幡平、道路わきの花がどこまでも続いている、みごとです。




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田沢湖から十和田湖(2)

2010年11月02日 18時50分02秒 | 田沢湖から十和田湖

ベンテク「大きな鳥居があります。御座石神社です。」

御座石とは、秋田佐竹二代目藩主義隆公が、ここの岩場に床机を据えて景色を眺めたことからついた名であり、御座所の石(岩場)という意味ということだ。

私「この神社にも巫女さんいるのかな。」
ベンテク「なんで?」

私「巫女さんは下着をつけてないというけれど、ほんとうかな。」
ベンテク「ばか! 大ばか!! 確かに数十年前までは、神に失礼ということで昔ながらの服装で神事にあたったと聞いたことがあるけれど、昔の話し、今はいまだと思うよ。」

ベンテク「そのような馬鹿なこと、巫女さんに聞くんじゃないでしょうネ!」
私「そんな馬鹿なこと聞くわけないよ。」
ベンテク「だよね。」

ここの神社に「鏡石」というのがあるらしい。矢印の方向に歩いてゆくと、階段だ、しかも上り。
   

しばらく行くと橋があった、「願橋」。鏡石は橋を渡った先だ。

そのとき、橋の上の山から、「バキバキ、バキバキ、バキ!」と音がした。

全国的に”クマ出没!”のこのとき、橋を渡って行って何事かあれば、いい笑いもの。

橋を渡るのをあきらめた。

私はクマなど怖くない! それよりも、笑いものになるのが怖い。

みやげ店に戻り、はちみつを買った。
これさえあれば、たとえクマが出てきても、少し時間をかせげる。そのすきに、私はクマよけの鈴を買ってくるのだ! ははは! 名案だ!

湖の半分ほど行ったところに像があった。

ベンテク「は~い、こちらが辰子像で~す。」


なんだこれ! なんで金色なの?

ベンテク「それはですね、腐食に強い金箔を貼付け、酸化による劣化を防ぐということのようで~す。」

ふーん、なんか重みがないよね金色って。

みやげ店を覗いたが、何もほしいものがなかった。

さらに先に行く。

ベンテク「ね、ね、たつこ茶屋、ここで休憩ネ。」 たつこ茶屋


このたつこ茶屋は、食堂というか食べもの屋さんのようだ。
食べものはあまり興味がない。店を覗いたが、すぐ出ようと思った。
あっ、この「みそたんぽ」ってなんだろう? 食べたことがない。
ひとつ注文した。
なにやら、棒にご飯をからめて味噌つけて、いろりであぶるということだ。
のんびり待ってみた。
     

できあがった「みそたんぽ」がお皿にのってやってきた。
いっきにしょくす。

うーーーん、、、名物の味だ。

たつこ茶屋の前の湖では、水上バイクが人気のようだ。家族連れがうらやましい。


ふん! 私には家族がいない、それがなんだ!

茶屋をあとにすると、道は湖からはなれ、あまり景色がよいとは言えない。

しばらく走ると、カーナビにスイス村の表示、その方向に行くと行止まり、封鎖されている。残念! スイス村

湖をほぼ1周して、みやげ屋に入ろうと車を止めたら、貸し自転車が目にはいった。
ふーん、自転車もいいね。

みやげ屋には、なにもほしいものがなかった。

それじゃー、つぎ行くか!





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田沢湖から十和田湖(1)

2010年11月01日 21時42分50秒 | 田沢湖から十和田湖

10月24日(日)
ベンテク「は~い着きました、田沢湖で~す。ただいま8時06分です。」
私「ほへっ、ずいぶん早いですね出番が。」
ベンテク「はいはい、前回は”おいてけぼり”でしたから。」おいてけぼり

ベンテク「さて、田沢湖には、辰子姫伝説があります。」

田沢湖のほとりに辰子という名の美しい娘が暮らしていた。辰子は、いつの日か衰えていくであろうその若さと美しさを保ちたいと願い、百夜の願掛けをした。観音のお告げのとおり泉の水を飲むと辰子は龍となり、田沢湖に身を沈めて暮らすようになった。

ベンテク「だいたいこのようなお話しです。このことを頭において田沢湖周辺を散策しましょう。」

ベンテク「それでは田沢湖1周、しゅっぱぁ~~~つ! です。」
私「へっ!」

ベンテク「こちらが姫観音でぇ~~す。」


姫観音が建てられた訳とは、次のようなことらしい。

昭和15年、国策によって玉川の強酸性の水を田沢湖に導入し貯水ダムとしたため、田沢湖の多くの魚が死滅した。滅び行く魚と湖神たつこ姫の慰霊のため、周辺寺院の住職達が中心となって浄財を募り建立した。像は湖に向かって立っている。

しかし、別の説もある。それは、

戦時下、1938年から40年にかけて田沢湖をダム湖とした国策によって行なわれた、発電所建設、導水路工事、などが2年間の突貫工事で進められた。寒冷、過酷労働、食料不足、落盤事故などにより多くの犠牲者が出た。その多くは、強制労働に従事した朝鮮人だった。その工事犠牲者を慰霊するために建てられた。





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