日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

世界一周チケット

2014年02月27日 20時33分02秒 | 旅行

 世界一周チケット。

 遠い昔にその存在を知っていたような気もするが、はっきり言って忘れていた。

 ブラジル来る前に僕はとあるソフト会社に正社員として中途入社したことがあるのだが、一緒に入社した同期の一人がこの世界一周チケットを利用して3月末にポルトアレグレに遊びに来る。

 メキシコ、コロンビア、ペルー、チリ、アルゼンチン、ブラジルといった中南米の国々、スペイン、ベルギー、オーストリア、イタリアといったヨーロッパの国々の観光地を訪れるそうだが、その中に観光地でもないポルトアレグレを組み入れてくれたという訳。

 ありがたい事である。

 実は彼が僕をブラジルに訪ねてくるの2回目。15年前、僕がJICAを通じてサンパウロのど田舎に住んでいた時代に、もう一人の中途組の同期と一緒に遊びに来てくれた。

 当時は日系コロニアで日系人に日本語を教えていたので、日本語の授業に参加してもらうなど、田舎ののどかな生活を体験してもらった。車もなければ、ポルトガル語もできず、田舎で何もないから、何もできなかったが。

 地球の反対側からせっかく来てくれるのだが、今回もそう大したことはできないと思う。今回は車もあり、ポルトガル語も分かるようになり、地方大都市に住んでいるから、車で市内を見てもらうことはできるが。

 一昨日フェイスブックでメッセージを送ったら、もう日本を出発してコロンビアのボゴタに到着したそうだ。コロンビアはここ10年で随分治安は良くなったと聞いているが、同じ南米なので危ないだろう。十分気をつけてもらいたい。

 それにしても僕もいつかこの世界一周チケットを買って、世界を旅行する事もあるのだろうか。ポルトガル語が話せれば、スペイン語圏の国は何とかなるけど、自分自身が強盗された経験を持ってしまうと、一人で外国を旅行するのは怖い気もするし、何よりも寂しい。

 そこまでの気概もなくなっちゃった。

 

 


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