日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

イースター3連休

2006年04月17日 11時21分54秒 | 旅行
今週は日曜日がイースターで祭日であったため、金曜日から連続して3連休。土曜日の日本語学校もなかったため、3日間仕事から解放されゆっくりできた。ただ、来週の木曜日が大学の中間テストであるため、テスト勉強もせねばならず、そんなに悠長に時間を過ごしているわけにはいかなかった。結果としてあまり勉強できなかったが。

金曜日の午前中は嫁さんの車の運転の練習に付き合った。彼女は1週間に1度位しか運転する機会がなく、今年1月の免許取得以来どんどん下手になっていくと言うので、練習に付き合ったのである。実は、今週に入り、娘が通う保育園が引越しして少し遠くなったのだが、嫁さんは車で送り迎えができる様になりたいと懇願されて、その要求に応えたと言うわけ。とにかく坂がきついので、初心者には結構大変なのだ。1時間半ほど付き合って、随分上達した。因みに、土曜日の午前中もこの練習に付き合った。我ながら良い旦那である。

土曜日の夕方は嫁さんのお兄さんの娘さんのお子さんが生まれたということで、病院に出産祝いに訪ねた。確か、お兄さんの娘さんは18歳で、まだ若い。僕ら夫婦はブラジル特有の継父母制度で、このお子さんの継父母に指名されてしまったとのこと。僕はそんな責任を持てるような人物でもないのにいいのかなと思ったが、特にコメントはせず。まあ成るようにしかならないでしょとあきらめている。

今日日曜日は昼間新築マンションを見に行った。価格帯は2LDKと3LDKで
、それぞれ最低価格は1000万と1400万。どちらも素晴らしいアパートだと思うが、如何せん高い。不動産屋職員の人に、ご職業は、どういった支払計画で購入されますかと、具体的に商談に関して質問されると、どうしても恥ずかしさを覚えてしまう。夫婦ともに学生みたいなもんだから、銀行の融資ももらえないし、頭金もそう出せるわけではない。単純にただモデルルームが見たいだけだから行っているだけで、本気で買おうとは思ってもいないから、真剣にたずねてくる職員に申し訳なさを感じるのである。ただ、市場調査したいだけなんだから。

後この3日間にしたことと言えば、職場にあった下流社会という文庫を読んだことである。昨年末に日本にいた際に買おうかなと思って断念した本だったが、買わなくてラッキーだった。基本的な趣旨は、日本は1億総中流社会から、下流社会の出現とともに階級化社会に変容しつつあるというものである。日本に8年も住んでいないので日本の現状がよく分からないが、フリーターやニートなるものが激増したことなどをニュースなどでよく聞くことからも、かなりあっているんじゃないかと想像する。

でも、日本がいくら階級社会になろうが、ブラジルの社会格差に比べれば、日本はまだまだ1億総中流社会とも言い切れてしまう。ブラジルの貧乏は本当に貧乏で、掘っ立て小屋見たいのに住んでいる一方、金持ちはプール付の家とかに住んでいるわけだから。しかも、何と言っても貧乏な人が多すぎる。日本は仕事さえ選ばなきゃ仕事はあるし、飢え死にするということはないでしょ。引きこもりなどになってさえいなければね。

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