仕事とは何か。
僕らが幸せに生きていくうえで、とても大切な要素の1つだと思う。
僕のブラジル人の友達は元生徒のため、みんな若い。A君24歳も私立大学の経営学部を卒業したが、就職先が見つからず、父親の口利きで地元有数の服のショップの正社員として入社し、1年ほど働いたが辞めた。
輸出関係の商社で働きたいと、就職活動を続けたが、就職先が見つからずに断念。公務員試験目指して受験勉強をしたが、合格できず。今は父親と同じ不動産のブローカーになろうと、専門学校に通っている。このコースを終えると、不動産のブローカーの資格がもらえるそうである。
不動産ブローカーの給料は、その仲介手数料の2%である。例えば、1000万円の物件を売ったら、20万円が給料としてもらえる。彼らは不動産会社から何の手当てももらっておらず、1ヶ月間に1軒も売れなければ給料はゼロ。とても厳しい世界らしい。ただ、もし1億円の物件などが売れれば、一気に200万円ももらえるわけで、ある意味博打的要素の強い業界だと言える。
大学を出ても就職できないのは彼だけではない。僕の生徒の多くは大学生が多いのだが、就職先を見つけるのに苦労している人が多い。ブラジルは新卒一斉採用というものがないため、新卒が就職する際でもキャリアが重要視される。基本的に新卒はキャリアがないため、不利であることは否めない。その業界に入るまでが大変なのだ。
A君は、お金がないと遊びにもいけないし、就職先が見つからないと普段の生活でも落ち込んでしまうと言っていた。大学を卒業したらすぐ就職する日本で、僕は大学卒業後に就職せずに悶々としていた時期があったので、彼の気持ちが痛いほど理解できる。
人は自分が社会に役立って、その対価としてお金をもらい、自分の好きなことができたり、自分の好きなものを買える状況にいないと、本当に落ち込む。失業期間があまりにも長くなると、自分が社会から必要とされていない人間だと精神的に思い込んでしまうほか、実際に経済面でも困窮する。
だから、幸せな人生にとって、仕事はとても大切である。
そして、僕もそうだったが、社会人になる前はどんな仕事を自分がしたいか、どんな仕事に向いているかといったことが全く理解できていない。いや、働く意味さえ明確には把握していないと思う。ただ、生活費を稼ぐため、みんなが就職しているから自分も働くぐらいにしか考えていないと思う。
僕が今考える働く意味は、「自分の能力がある好きな仕事を通じたサービスを提供して、他人を幸せにすることにより、自分も幸せを感じること」である。
自分が好きなことを仕事にして社会に貢献できるというのは本当に幸せだと思う。好きだから、仕事に苦痛を感じないし、やらされるのではなく、自分からやることができる。人は誰から強制されてやらされるのが嫌いだ。どうせ同じことをやるなら、自分からやった方が気持ちいいものだ。
日本の大学生の多くは、就職する際にその職業に対するプラスイメージ、給料、知名度などを理由に選ぶ。一流大学に入るのは、一流企業に働くためである。でも、一流企業だろうが、三流だろうが働くことに変わりはない。だから、自分が自分らしくいられる働き方ができればいいのではないだろうか。
地位・お金・名誉のためだけに僕は働けない。人に媚びたり、人をある意味騙したり、人と競争したり、そういう世界では僕は働けない。もちろん、資本主義社会に生きているため、競争にさらされることは確かだが、人を蹴落として生きていかなければならない生き方は嫌だ。いつまでも自分に正直に、他人に誠実に生きていきたい。
僕らが幸せに生きていくうえで、とても大切な要素の1つだと思う。
僕のブラジル人の友達は元生徒のため、みんな若い。A君24歳も私立大学の経営学部を卒業したが、就職先が見つからず、父親の口利きで地元有数の服のショップの正社員として入社し、1年ほど働いたが辞めた。
輸出関係の商社で働きたいと、就職活動を続けたが、就職先が見つからずに断念。公務員試験目指して受験勉強をしたが、合格できず。今は父親と同じ不動産のブローカーになろうと、専門学校に通っている。このコースを終えると、不動産のブローカーの資格がもらえるそうである。
不動産ブローカーの給料は、その仲介手数料の2%である。例えば、1000万円の物件を売ったら、20万円が給料としてもらえる。彼らは不動産会社から何の手当てももらっておらず、1ヶ月間に1軒も売れなければ給料はゼロ。とても厳しい世界らしい。ただ、もし1億円の物件などが売れれば、一気に200万円ももらえるわけで、ある意味博打的要素の強い業界だと言える。
大学を出ても就職できないのは彼だけではない。僕の生徒の多くは大学生が多いのだが、就職先を見つけるのに苦労している人が多い。ブラジルは新卒一斉採用というものがないため、新卒が就職する際でもキャリアが重要視される。基本的に新卒はキャリアがないため、不利であることは否めない。その業界に入るまでが大変なのだ。
A君は、お金がないと遊びにもいけないし、就職先が見つからないと普段の生活でも落ち込んでしまうと言っていた。大学を卒業したらすぐ就職する日本で、僕は大学卒業後に就職せずに悶々としていた時期があったので、彼の気持ちが痛いほど理解できる。
人は自分が社会に役立って、その対価としてお金をもらい、自分の好きなことができたり、自分の好きなものを買える状況にいないと、本当に落ち込む。失業期間があまりにも長くなると、自分が社会から必要とされていない人間だと精神的に思い込んでしまうほか、実際に経済面でも困窮する。
だから、幸せな人生にとって、仕事はとても大切である。
そして、僕もそうだったが、社会人になる前はどんな仕事を自分がしたいか、どんな仕事に向いているかといったことが全く理解できていない。いや、働く意味さえ明確には把握していないと思う。ただ、生活費を稼ぐため、みんなが就職しているから自分も働くぐらいにしか考えていないと思う。
僕が今考える働く意味は、「自分の能力がある好きな仕事を通じたサービスを提供して、他人を幸せにすることにより、自分も幸せを感じること」である。
自分が好きなことを仕事にして社会に貢献できるというのは本当に幸せだと思う。好きだから、仕事に苦痛を感じないし、やらされるのではなく、自分からやることができる。人は誰から強制されてやらされるのが嫌いだ。どうせ同じことをやるなら、自分からやった方が気持ちいいものだ。
日本の大学生の多くは、就職する際にその職業に対するプラスイメージ、給料、知名度などを理由に選ぶ。一流大学に入るのは、一流企業に働くためである。でも、一流企業だろうが、三流だろうが働くことに変わりはない。だから、自分が自分らしくいられる働き方ができればいいのではないだろうか。
地位・お金・名誉のためだけに僕は働けない。人に媚びたり、人をある意味騙したり、人と競争したり、そういう世界では僕は働けない。もちろん、資本主義社会に生きているため、競争にさらされることは確かだが、人を蹴落として生きていかなければならない生き方は嫌だ。いつまでも自分に正直に、他人に誠実に生きていきたい。
Pinoko
ブラジルを思うと日本の不況なんてまだまだと感じます(という私は東京在住だからかもいしれませんが)。日本は経済が回復しつつありますが、以前の状態にはすぐ戻れないでしょう。
とりあえずはお金を稼がなくては・・私も派遣社員から正社員を目指してがんばります。