いつまでブラジルに住むかも分からないから、ここに住んでいる間にいろいろと南米諸国を回ってみたいと、ここ数年思うようになった。
日本に住んでいる方は、同じ南米で比較的近いから、安く行けると思うかもしれないが、実はそうでもない。海外旅行になるから、飛行機のチケットはブラジル国内の旅行に比べてずっと高くなる。だから、旅行費用の高さで諦めてしまうこともしばしばである。
今年の1月はブラジル人の友人3名と自動車で初めてウルグアイへ行ったのだが、その思いを一層強くした。
ブラジルも確かに物価が高いのだが、ウルグアイもそれ以上に物価が高い。ウルグアイ人がブラジル人以上に給料をもらっているとは思えず、こんなんで生活できるのかなと正直思った。
僕らが行ったのは首都モンテビデウから西へ150キロメートルほどの南米最大のビーチリゾートの1つ、プンタ・デル・エステという街とその近郊の2つの田舎町である。
本当かどうか知らないが、友達はこのプンタ・デル・エステの物価はラスベガスに次いで世界2位の高さだと言う。
市内は自動車でさっと見て回っただけで、ショッピングや商店に入らなかったために、その物価の高さを実感する事はできなかったが、街の周辺のビーチにあるレストランでの食事は本当に高かった。ブラジルの観光地の1.5倍はした。
市内を見て驚いたが、古い建物が1つもない。新しくて豪華な豪邸がこれでもかとばかり建設されており、ブラジルの街にあるようなスラム街や貧しそうな地区を全く見なかった。
もう市民全員が超金持ちなんじゃないかと思えるような整然とした街並みなのである。
僕はラスベガスに行った事はないので分からないが、このプンタ・デル・エステはフロリダの海と気候・雰囲気とラスベガスの街並みを足して2で割った街なのかなと想像する。
やっぱり、南米に住んでいたら、1度は是非訪れてほしいお薦めのスポットである。
因みに、僕らはピナポリス、ホーシャという海岸沿いの田舎町も観光したのだが、やはり物価は少なくとも僕が住むポルトアレグレよりは高かった。
ブラジルは南米一の経済大国みたいな感じで振舞っているけど、ブラジル経済って全然大したことないなというのがブラジル人の友人も感じた僕らの感想である。
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