最近の日本社会を見ていると、僕が日本にいない11年の間に随分と麻薬が社会に浸透してしまっているなと感じる。芸能界の芸能人、相撲界の力士、さらには一般の大学の大学生まで。
日本ってそんなに麻薬が問題になるような国だったっけと首を傾げたくなる。
恐らく、一番の問題は、普通の人でもちょっと手を伸ばせば届くような所で、麻薬が購入できるような環境になってしまった点ではないだろうかと推測する。昔はかなりやばそうな場所で、やばそうな人を通じてしか購入できなかったもの、それが今や簡単に手に入る。そういう環境の変化が背景にあると思う。
あとはちょっとした好奇心。悪いことだとは分かっていても、ちょっとした心の隙間ができ、その誘惑に負けてしまう。大抵の人間の日常生活は同じことの繰り返しで、退屈この上ないわけだから、麻薬をやって現状の問題から逃げ、ちょっと浮ついた気分になりたくなるのは分からないでもない。
でも、麻薬によって一時的に現実逃避できても、それで根本的な問題の解決にはならない。逆に、依存症になって麻薬に頼らなければ生きていられなくなったら、もうそれこそ人生は終わる。一時的な心の逃げが、最終的には命の喪失につながるのである。
だからこそ、新世紀エヴァンゲリオンの主人公シンジが言っているように、「逃げちゃだめだ」なのである。
ブラジルは日本以上に麻薬問題に関しては進んでいる国である。ちょっと入った路地裏なんかで若者たちがたむろして麻薬を吸っていることはよくある。また、交差点などで物乞いをしている連中なども、もらったお金で食料の代わりに麻薬を買ったりなどしてラリッっていることも多い。だから、彼らにお金を恵むことも考えものである。
僕は日本語の授業で「タバコを吸う」を教える際に、冗談で「麻薬を吸う」みたいなことを言って笑わせているが、生徒の中には吸っている生徒がいるかもしれず、冗談ではすまない場合もあるから、言動には気をつけなければいけない。
ブラジルの芸能界は麻薬をやっている人は多い。インタビューで嘗て麻薬をやっていたと打ち明ける芸能人を何度も見た。それだけオープンなのである。その点、日本では過去の話だったとしても、まだ自分が麻薬をやっていたと打ち明ける人はいないだろう。
実際問題、ブラジルの場合、麻薬依存症になって人に迷惑さえかけなければ、逮捕されることはないというのが現状である。麻薬をやるのは悪いことだと分かっていても、それをやるのは個人の自由であり、麻薬によってその人が人生を棒に振ろうがどうしようが他人には関係ないことなのだ。それだけ個人主義が強い国だと言える。
僕自身は、麻薬どころか、タバコもアルコールもやらない。そういったものの依存症には絶対になりたくないという信条を持っているからである。だからと言って、日常生活に不満がないわけはなく、たまには現実逃避できたらいいなあという憧れはあるから、本当はお酒くらいは多少嗜めるようになりたいと思っている。でも、アラフォーになったにも関わらず、相変わらず飲めない。
酒も女もやらない人生。何が楽しくて生きているんだろうって自己嫌悪に陥ってしまう。だから、本当に打ち込める何かが欲しいなあって思っている。人は何かの依存症になっているとある意味生きるのが楽なのである。仕事や自分の夢、趣味、出来れば生産的で健康的な何かの依存症になれればいいのだ。
日本ってそんなに麻薬が問題になるような国だったっけと首を傾げたくなる。
恐らく、一番の問題は、普通の人でもちょっと手を伸ばせば届くような所で、麻薬が購入できるような環境になってしまった点ではないだろうかと推測する。昔はかなりやばそうな場所で、やばそうな人を通じてしか購入できなかったもの、それが今や簡単に手に入る。そういう環境の変化が背景にあると思う。
あとはちょっとした好奇心。悪いことだとは分かっていても、ちょっとした心の隙間ができ、その誘惑に負けてしまう。大抵の人間の日常生活は同じことの繰り返しで、退屈この上ないわけだから、麻薬をやって現状の問題から逃げ、ちょっと浮ついた気分になりたくなるのは分からないでもない。
でも、麻薬によって一時的に現実逃避できても、それで根本的な問題の解決にはならない。逆に、依存症になって麻薬に頼らなければ生きていられなくなったら、もうそれこそ人生は終わる。一時的な心の逃げが、最終的には命の喪失につながるのである。
だからこそ、新世紀エヴァンゲリオンの主人公シンジが言っているように、「逃げちゃだめだ」なのである。
ブラジルは日本以上に麻薬問題に関しては進んでいる国である。ちょっと入った路地裏なんかで若者たちがたむろして麻薬を吸っていることはよくある。また、交差点などで物乞いをしている連中なども、もらったお金で食料の代わりに麻薬を買ったりなどしてラリッっていることも多い。だから、彼らにお金を恵むことも考えものである。
僕は日本語の授業で「タバコを吸う」を教える際に、冗談で「麻薬を吸う」みたいなことを言って笑わせているが、生徒の中には吸っている生徒がいるかもしれず、冗談ではすまない場合もあるから、言動には気をつけなければいけない。
ブラジルの芸能界は麻薬をやっている人は多い。インタビューで嘗て麻薬をやっていたと打ち明ける芸能人を何度も見た。それだけオープンなのである。その点、日本では過去の話だったとしても、まだ自分が麻薬をやっていたと打ち明ける人はいないだろう。
実際問題、ブラジルの場合、麻薬依存症になって人に迷惑さえかけなければ、逮捕されることはないというのが現状である。麻薬をやるのは悪いことだと分かっていても、それをやるのは個人の自由であり、麻薬によってその人が人生を棒に振ろうがどうしようが他人には関係ないことなのだ。それだけ個人主義が強い国だと言える。
僕自身は、麻薬どころか、タバコもアルコールもやらない。そういったものの依存症には絶対になりたくないという信条を持っているからである。だからと言って、日常生活に不満がないわけはなく、たまには現実逃避できたらいいなあという憧れはあるから、本当はお酒くらいは多少嗜めるようになりたいと思っている。でも、アラフォーになったにも関わらず、相変わらず飲めない。
酒も女もやらない人生。何が楽しくて生きているんだろうって自己嫌悪に陥ってしまう。だから、本当に打ち込める何かが欲しいなあって思っている。人は何かの依存症になっているとある意味生きるのが楽なのである。仕事や自分の夢、趣味、出来れば生産的で健康的な何かの依存症になれればいいのだ。
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