雪姫鳥の独り語

雪姫鳥の山暮らし、日常に感じる事。
雪姫鳥のニットの紹介、旅した国の回想。
食べ物や子育て、雪姫鳥のエコライフ。

貧困さんいらっしゃい

2020-05-26 08:48:09 | エコ
withコロナの時代、倹約は必須だと思っています。
節約は時間やモノの無駄を省きますが、
倹約は無駄を省き、出費を減らしお金を使わないコトです。
ケチに思われがちですが、倹約は無駄な浪費はしませんが、
金額的には高くても、長い目みれば安いモノを選びます。

質素・倹約が美徳だった時代もあり、日本人の本質かとも思います。
エネルギー資源の乏しい日本、狭い土地の有効活用、
ゴミを減らし、消費を減らし、お金は有効に使うが私の生きる術でした。

倹約家の私が、ご縁あってこの本に出会ったのは昨年秋。
漫画なので一気に読み、ブログで紹介と思っていたらコロナ禍で、
倹約をテーマに綴りたいと思い、収束と共に今後の自身の生活も兼ね、
まつだたえこさんの、貧困さんいらっしゃいを紹介します。

人民新聞社から昨年の1月に出版されました。
元々、新聞に4コマ漫画として連載されていたのを、
100回を記念して一冊の本になりました。

世代も近く、松田さんは幼少期に性暴力を受け、
過食と拒食を繰り返す、摂食障害になり障害者です。

当時の摂食障害は医者でも理解されず、周囲との戦い、
心の病を抱えながら、生きる為に食べるのでは無く、
食べる為に生きている自分が嫌で、心の葛藤があると言います。

私自身が複雑な家庭で育ち、変わっていると言われながらも、
40年前からフリーターで生きて、身内や周囲との葛藤があり、
その中での倹約生活は、松田さんに通じるモノがあります。

学習障害のある私は興味以外の対象に、あまり左右されません。

世間を気にしながら生きれるのは、経済的に守られている?
社会保障もされる時代では、生活保護の若年層も多い。
コロナ禍で児童への心のケアーが必要と言われますが、
精神的に弱い子供達の多さに、バランスの悪さを感じます。

お金って何だろう?
お金で何が解決するのだろう?

松田さんは、漫画の中で、贅沢な食事をしながら、
貧困について話し合う事に、矛盾を感じています。

安倍総理や麻生さんは、貧困がなにかは分からないだろうし、
金持ちより、貧困の人が、心豊かな場合もあります。
税金の流れやお金は、私の人生のテーマのひとつでもあり、
経費の節約どころか、足りなければ税金増やす政策に、
飴とムチのように飼いならされた地方自治体と国民。

死生観も含め、この本と共に倹約を再考したいと思う。


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