これは由紀子が一年生になったのをきっかけに
お世話になった方たちに郵送していた新聞です。
それを日記風にアップしました。
もともとの新聞としてPDFで見ることもできます。
2007年1月1日発行
ゆきちゃん通信 NO24
みなさん、ご無沙汰をしました。
なんと11ヵ月ぶりのゆきちゃん通信です。
昨年は由紀子の人生最大の危機があったり、
大きな成長があったりと、
本当に慌ただしい一年でした。
今回の通信は由紀子の2006年を
ギュ~ッと凝縮してお伝えします。
3月 ☆H野先生・U田先生 ありがとうございました!!☆

中学部一年生のあの嵐のような日々を支えてくださった先生方です。
月経前緊張症のせいで荒れて揺れていた由紀子に寄り添って、
少しずつ少しずつ心のリハビリをしてくださいました。
学校へ行ってもなかなか行事に参加できなかった由紀子でしたが、
「何もしなくてもいい!学校に来れただけで花丸ですよ!」
という、先生方の言葉にどんなに救われたことか・・・。
おかげさまで、3学期は緊張症の為に欠席することもなくなり、
笑顔で学校へ行けるようになりました。
U田先生は4月から高等部の担任になられたので、
お会いするチャンスが少なくなって寂しくなってしまいました。
でも、H野先生は今年も中学部1年生の担任です。
しかも、受け持ちの教室が前年と同じ場所!
4月になっても由紀子が間違って
H野先生の教室へ行くのではないかと
みんなで笑った事でした。
今でも先生は顔を合わせると、
由紀子のお気に入りのキャラクターのマネをして追っかけてきます。
「キャー!」と悲鳴を上げて逃げながら、
先生が追いかけてくるのを楽しみにしている由紀子なのです。(笑)
4月 中学部の2 年生になりました。
クラス替えや担任の先生の交代があったので、
環境の変化にまた戸惑うのではないかと心配をしましたが、
先生方がゆっくりと由紀子のペースで慣らしてくださったおかげで、
大きなトラブルもなくスムーズに学校へ通う事ができました。
それどころか、去年できなくなってしまった事を、
由紀子はどんどん取り戻していきました。
ここからは、由紀子の回復の記録です。

2 年3 組の担任。S田先生とI永先生です。
私はこの先生たちの事を『魔法使い』と呼んでいます。
「こだわり」というクサリでがんじがらめになっていた
由紀子の心を魔法の呪文で緩めてくれました。
由紀子の表情がとても穏やかになりました。

給食の後、こうしてよく昼寝をしているようです。
学校に慣れたということでしょうが・・・
ちょっと、慣れ過ぎじゃない?
また太るぞ!!(笑)
5月 運 動 会
去年の運動会はパニック騒動の真最中で、
とうとう参加する事ができませんでした。
今年も運動会の練習が始まった当初は
下駄箱のところで靴を履く時になって
「体育はしたくな~い!」と突然号泣したり、
練習を拒否して教室を飛び出してホールで寝てみたりと、
拒否反応が強かった由紀子でした。
先生はそんな由紀子の様子から
言葉かけをすればするほど過敏になる事に気がつかれたようです。
それからは、スケジュール表で流れを確認させた後は、
言葉かけを極力少なくしてみんなの流れに乗せる方法を取られました。
すると、どうでしょう!!
由紀子は自然にみんなの中で動けるようになったのです。
組み体操も、玉入れも、徒競走も、
笑顔で練習する姿が見られるようになりました。
(*^▽^*)すごい!!
残念ながら当日は雨で体育館での実施になってしまいました。
体育館が狭いので、自分たちの出場種目以外は
親子とも教室での待機ということになりました。
他の学部の子どもさんの演技が見られず、
ちょっと盛り上がりに欠けましたが、
由紀子にとっては楽な環境での運動会になって
よかったのかもしれません。
由紀子はどんな形になろうともお弁当さえ食べられれば
それで大満足だったみたいです。(笑)

=END=
お世話になった方たちに郵送していた新聞です。
それを日記風にアップしました。
もともとの新聞としてPDFで見ることもできます。
2007年1月1日発行
ゆきちゃん通信 NO24
みなさん、ご無沙汰をしました。
なんと11ヵ月ぶりのゆきちゃん通信です。
昨年は由紀子の人生最大の危機があったり、
大きな成長があったりと、
本当に慌ただしい一年でした。
今回の通信は由紀子の2006年を
ギュ~ッと凝縮してお伝えします。
3月 ☆H野先生・U田先生 ありがとうございました!!☆

中学部一年生のあの嵐のような日々を支えてくださった先生方です。
月経前緊張症のせいで荒れて揺れていた由紀子に寄り添って、
少しずつ少しずつ心のリハビリをしてくださいました。
学校へ行ってもなかなか行事に参加できなかった由紀子でしたが、
「何もしなくてもいい!学校に来れただけで花丸ですよ!」
という、先生方の言葉にどんなに救われたことか・・・。
おかげさまで、3学期は緊張症の為に欠席することもなくなり、
笑顔で学校へ行けるようになりました。
U田先生は4月から高等部の担任になられたので、
お会いするチャンスが少なくなって寂しくなってしまいました。
でも、H野先生は今年も中学部1年生の担任です。
しかも、受け持ちの教室が前年と同じ場所!
4月になっても由紀子が間違って
H野先生の教室へ行くのではないかと
みんなで笑った事でした。
今でも先生は顔を合わせると、
由紀子のお気に入りのキャラクターのマネをして追っかけてきます。
「キャー!」と悲鳴を上げて逃げながら、
先生が追いかけてくるのを楽しみにしている由紀子なのです。(笑)
4月 中学部の2 年生になりました。
クラス替えや担任の先生の交代があったので、
環境の変化にまた戸惑うのではないかと心配をしましたが、
先生方がゆっくりと由紀子のペースで慣らしてくださったおかげで、
大きなトラブルもなくスムーズに学校へ通う事ができました。
それどころか、去年できなくなってしまった事を、
由紀子はどんどん取り戻していきました。
ここからは、由紀子の回復の記録です。

2 年3 組の担任。S田先生とI永先生です。
私はこの先生たちの事を『魔法使い』と呼んでいます。
「こだわり」というクサリでがんじがらめになっていた
由紀子の心を魔法の呪文で緩めてくれました。
由紀子の表情がとても穏やかになりました。

給食の後、こうしてよく昼寝をしているようです。
学校に慣れたということでしょうが・・・
ちょっと、慣れ過ぎじゃない?
また太るぞ!!(笑)
5月 運 動 会
去年の運動会はパニック騒動の真最中で、
とうとう参加する事ができませんでした。
今年も運動会の練習が始まった当初は
下駄箱のところで靴を履く時になって
「体育はしたくな~い!」と突然号泣したり、
練習を拒否して教室を飛び出してホールで寝てみたりと、
拒否反応が強かった由紀子でした。
先生はそんな由紀子の様子から
言葉かけをすればするほど過敏になる事に気がつかれたようです。
それからは、スケジュール表で流れを確認させた後は、
言葉かけを極力少なくしてみんなの流れに乗せる方法を取られました。
すると、どうでしょう!!
由紀子は自然にみんなの中で動けるようになったのです。
組み体操も、玉入れも、徒競走も、
笑顔で練習する姿が見られるようになりました。
(*^▽^*)すごい!!
残念ながら当日は雨で体育館での実施になってしまいました。
体育館が狭いので、自分たちの出場種目以外は
親子とも教室での待機ということになりました。
他の学部の子どもさんの演技が見られず、
ちょっと盛り上がりに欠けましたが、
由紀子にとっては楽な環境での運動会になって
よかったのかもしれません。
由紀子はどんな形になろうともお弁当さえ食べられれば
それで大満足だったみたいです。(笑)

=END=