ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

音楽鑑賞

2003年10月25日 | ゆきちゃんの日記
いつもあそびに行かせて頂いている養護学校で
ミニコンサートがありました。 

吹奏楽のコンサートでしたが
養護学校の先生方のピアノの演奏や声楽もあって楽しい時間でした。 

由紀子は録音された音の中には苦手な物がありますが、
生の演奏はほとんど大丈夫です。 

音が身体に響くのを楽しんでいるような感じです。 

でも、今日は声楽もあるので始まる前にプログラムを広げて
「これは?」と一曲ずつ由紀子と曲名の確認をしました。
 
ほとんどの曲は「だいじょうぶ!」と言ってくれましたが、
声楽の『小さい秋見つけ』」と、
エンディングの『さんぽ』は
「ダメなの!(ーー;) 」
だそうです。(笑) 

この2曲の時には私が外へ連れ出してやると
約束をしていよいよコンサートの始まりです。 

 
ピアノ演奏のあとに声楽が始まりました。 

2曲目が「小さい秋見つけた」です。 

初めは何とか聞いていましたが、
途中で耳を押さえて『ダメなの!』
2人でそっと会場の外に出ました。
 
そこでも歌声は聞こえてきますが、
耳を押さえて自分で同じ歌を歌って
外から聞こえてくる音を消します。 

自分が歌うのは良くて、
他の人が歌うのはダメなんですよねぇ・・・

理解できない由紀子のこだわりです。

ただ、この歌が好きな事だけは分かりましたけど・・・。
(-"-;) ?? 


次のオペラ「フェガロの結婚」の
『恋とはどんなものかしら』は
席に戻って聞くことが出来ました。。 

やれやれです。
C=(^◇^ ; ホッ 

後は吹奏楽の演奏なので安心! 

最後に嫌だと言っていた「さんぽ」も
歌ではなく演奏だと分かると席を立つことも無く
身体を揺らして楽しんでいました。 
 
休憩時間にはいろいろな楽器に触らせてもらいました。 



この大きな音が出る楽器がユーフォニュームということも覚えてきました。
o(*^▽^*)o~♪


=END=
コメント
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