ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

カレンダーガール

2007年12月20日 | ゆきちゃんの日記
昨日、由紀子は数字に弱いから違う・・・

といったけれど、

別の意味ではカレンダーガールなのかもしれません。 
 
それは、本当のカレンダーのこと。 

由紀子は小学校の4年生の時から毎日、
日めくりカレンダーをめくり続けているのです。 
 
なんだぁ~!と思われるかもしれませんが、 

日めくりカレンダーってとても奥が深いんですよ。
(⌒^⌒)b  

由紀子はこの日めくりカレンダーからたくさんのことを学びました。 
 
・昨日があって、今日があって・・・
    そして、その後には明日がある。 

・楽しいことがあるのは○日。
   それは日めくりのページを何枚めくった後にある。 
 
    そのページの一枚一枚が一日であり、時間なのです。
 
・日にちには曜日という規則性がある。 
 


えらそうなことを書きましたが、
最初から解ってやったわけではないんです。 

(@^_^)ゞ ポリポリ 

単に今日は何日かをわからせようと思っただけ!! 

今にして思えば・・・ってことです。(笑) 
 

自閉症の人はこだわりを作るのが得意です。(笑) 

由紀子はこの日めくりも
すっかりこだわりにしています。 

家にいる限り、「絶対!」と言い切れるほど
忘れることのない儀式です。 

めくらなかったのは修学旅行や宿泊学習の時。 

それと、入院したあの3週間だけです。 
 

由紀子が入院していた間、
日めくりカレンダーはそのままの日付で止まったままでした。 


帰宅して、一枚ずつめくった後の
その枚数の多さに入院の長さを感じました。 
 
今年のカレンダーもこんなに残り少なくなりました。 



=END=

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コメント
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