ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

自信喪失

2012年08月03日 | tomiの日記
ツイッターを始めてから
自閉症やその他の障がい者の
家族や支援者のつぶやきを
よく読んでいます。

そうそう・・・
そうだよねぇ~~・・・

と、共感したり

そう決め付けていいのか?

なんて、思ったり
するのだけど、

それに対する
感想や意見を書けない私!



最近の私は・・・

由紀子の眼の異常に
気づきもせず

母子分離だの・・・
自分の仕事だの・・・

うまく行っていると
勝手に思い込んで
有頂天になっていた自分が恥ずかしい!

そんな私の側で
由紀子は自分の眼が
見えなくなっていくことを
どう受け止めて
耐えていたのだろうか・・・

そのことを考えると
心が震えるほどつらい!

本当に申し訳ないと思っている。



振り返ってみれば
由紀子はずっとサインを発していた・・・

あんなに得意だった
ジグソーパズルをしなくなったこと

ビーズの色分けをしなくなったこと

本をあまり読まなくなったこと

スーパーでのチラシ集めをする時に
見逃すことが多くなったこと



どんどん由紀子の
楽しみが減って行ったのに
大人になって嗜好が変わったと
自分に都合のいい結論で済ませてしまった。


2年前には
はっきりと見えないと
訴えたこともあった。


なのに、
てんかんの発作だろう・・・
近視だろう・・・


そんな安易な考えて
サインを流してしまった。


私は今まで

由紀子の何を観てきたのだろうか?

今まで何をやってきたのだろうか?

全く何も解かってはなかった!




由紀子の自閉症の特性を
まとめたりして

由紀子のことは
私が一番理解していると
自負していたのに

今は、そんなことを
口にするのもおこがましい気がする。

いろいろやってきた結果が
今だから・・・・



自信喪失です。



・・・・・・・・・・・・・

こんなことを書けば
また落ち込んでいると
回りは心配をすると思うけれど

落ち込んではいませんから
安心してください。


やっと、自分の気持ちを
少しずつ書けるようになったのだと
思ってください。

・・・・・・・・・・・・・


まーまーに
「由紀子の親として
自閉症を語る自信がなくなった・・・
特性だの何だのと・・・もう書けないよ!」
と、話したら

「その気持ちを書いてみれば?
そんな体験を書いてみればいいじゃん!」

と、サラッと言われた!(笑)

その通りだと思った。


何故、書けないのか・・・
それは、プライドだったのかもしれない!
本当に恥ずかしい!


そう思ってからも
今日まで時間がかかった。

由紀子が荒れていて
自分の気持ちを
見つめなおす余裕が
なかったのも
確かだけど・・・

いろいろ葛藤があったのも確か!!


でも、この数日
由紀子が落ち着いているおかげで
心にも余裕ができて

少しだけ、自分の気持ちを
整理することができた。



これからは、
今まで私は何を間違っていたのか
それを探りながら
由紀子を見つめて行こうと
思っています。

本当はダメな親だった私!

今からでも
取り返しはつくだろうか?


次の嵐(PMS)が来る前に
この気持ちを
書いておこうと思った。


=END=
コメント
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