絵本の朗読

今日の連絡帳に
うれしい報告が書いてありました。

デイでは毎週
絵本の読み聞かせの時間があるのですが

その時に由紀子が
自分から本を取って
声を出して読んだそうです。

(≧ ≦)Ω ヨッシャ！


母はこの時をずっと待っていたんです。（笑）

由紀子は本が大好きな子でした。
小学校の頃は
国語絵辞典が愛読書でした。

その後はいろんな本の
コレクションをしたり・・・

よくみんなの前で
絵本を読んだりもしていました。


そんな由紀子が・・・

いつ頃からか
本を人前で読むことが無くなってしまいました。



網膜剥離を起こして
視野が狭くなったり

白内障も併発していたから
視力も悪くなって
本を読むのが難しくなったのが
原因だと思います。


その後、手術で
水晶体を除去してからは
手元が見えなくなって・・・

完全に本を読むことが
できなくなってしまいました。


拡大鏡を使って
本の絵や題名を確認することはできても
内容を読むことはできませんでした。


でも、再手術して
人工レンズを入れて
本も読めるようになっているはずなのですが・・・


なかなかその姿を見せてはくれません。



自信がない事はしない！


それが由紀子さんのポリシーですからねぇ・・・。
(⌒-⌒;)


無理強いをすると
ますますやらなくなるので
じっと待つしかありませんでした。


それが、今日
みんなの前で本を読んだという事は
読むことに自信を取り戻したという事でしょう？！
(=￣▽￣=)Ｖ やったね




読むと言っても
絵本ぐらいしか読めないし
内容だって理解しているのかどうかは
分かりません。


でも、由紀子の本棚には
コレクションした本が山ほどあります。

セーラームーンのコミック本は
全てのシリーズが揃っているし

ジブリの絵本に
スーパー戦隊
他にもたくさん！


パソコンもいいけど
この本たちにも
そろそろ出番を与えてあげて欲しいと思うのです。


それに・・・
将来、グループホームで暮らすようになった時に
パソコンは無理かもしれないけれど
本は持って行けると思うから・・・


本に対する興味が
復活してくれるといいなぁ～と
母は心から願っているのです。



いつか母にも
絵本を読んで聞かせてくれると
うれしいんだけどなぁ～～～！

＝ＥＮＤ＝