ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

担当者会議

2016年02月09日 | ゆきちゃんの日記
今日は由紀子の担当者会議でした。


デイサービスから2名
ショートステイ
ヘルパーステーション
相談支援員さん



6人がひとつの机を囲んで
由紀子の今年一年の支援について
話し合いをしました。

忙しい中集まっていただいて
本当に感謝です。



それぞれの場所での由紀子の様子が
報告されたのですが・・・


そこには、母が知らない由紀子の顔もあって
びっくりさせられることがありました。


その中で一番びっくりしたのがこの話!


いつも由紀子が装着している
イヤーマフについてですが・・・


これね?!


目を手術してから聴覚が過敏になって
すっかり手放せなくなってしまいました。

24時間つけたままだと
耳に問題が出たりするので
せめて寝ている間だけでも外させたいと思って
いろいろ頑張っているのですが
一向に外せる気配がありません。

ところが・・・・
なんと!

ショートステイでは、
寝るときは外して枕元に置いているというのです。

しかも、自分から!!

工エエェェ(´ロ`ノ)ノェェエエ工



家では眠っている時にそっと外しても
すぐに目を覚まして探して装着するのに?


しかも、朝に付け忘れている時もあるとか・・・

(´¬ω¬`) ウソォーン?!


本当にびっくりでした。(笑)


この話を聞いて
家でも外して欲しいと思いましたが・・・

いや、いや・・・
(( ̄_ ̄ )(  ̄_ ̄))


ここで母が家で頑張ってしまうと
ショートでも外せなくなってしまうかもしれないので

家では今まで通り!

母は口を出さないことにしました。




この先、ショートステイの回数が増えて
将来、グループホームに入居した時に外せれば
それでいいと思っています。

母と一緒に暮らす今よりも
この先、離れて暮す時の生活習慣の方が重要です。




それと、デイサービスからは
新しい長期目標が提案されました。


今までの由紀子の支援目標は
網膜剥離の再発を防ぐために
安全にゆっくりと過ごすことのできる
環境を作ることでした。



由紀子が今のデイサービスに
通い始めたのは

眼の手術がきっかけでした。


あの頃は、
右眼は失明して、
左眼にはシリコンオイルが入っていて
よく見えない状態でした。

しかも、その状態が一生続くと言われていました。


だから、由紀子が安心して過ごせればいい!

母はそれ以上、何も求めることはありませんでした。



でも、思いがけず
再手術が受けられることになって
左眼の視力を取り戻すことができました。

そのおかげで最近は
創作活動にも意欲的に取り組めるようになりました。



その様子を見て
デイサービスから

由紀子はもっと他の作業にも
取り組めるのではないかという事で

同じ法人の中にある
作業を目的とした生活介護施設にも
通えるように支援をして行きたいという
提案があったのです。


まだ22歳の若い由紀子が
今のままのんびりと過ごすだけの生活を続けるだけで
いいのだろうか?


そう言われて
正直、ドキッとしました。



眼が見えなくなったあの時に母は
由紀子の将来の目標のすべてを
あきらめてしまいました。

でも、
再手術で見えるようになった!!


由紀子の可能性は
また広がり始めていると言うのに
母の中の時間は
止まったままでした。


その事に気付かせていただきました。





あくまでも長期の目標で
年単位で長い時間をかけて
取り組んでくださると言うので
そのようにお願いをしてきました。



PMSなどで調子の変動があるので
そこを見極めながらになりますが

今のデイサービスを基盤として
調子の良い時に他の施設で
作業ができるようになる!



今のデイサービスに通い始めて3年半!

由紀子の生活に大きな目標が立てられました。



これから由紀子が
どのように変わっていくのか
楽しみにして見守りたいと思っています。



母も
いつの間にか錆びついてしまった
心の時計を少し動かしてみようかと思っています。

新しい事を始めてみたい!

そんな気持ちになりました。

=END=
コメント
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