「障害状態確認届」の診断書

昨日は由紀子の精神科の主治医のところへ
「障害状態確認届」の診断書を書くための
由紀子の現状の聞き取りを受けに行ってきました。


毎月会っているので
今更・・・なのですが（笑）



診察室に入って、
すぐにドクターから

「さて、お母さんから見た
最近の由紀子さんの状況はどうですか？」

と、聞かれて



「以前よりは落ち着いていると思います。」

と、答えた後で

「でも、何かのきっかけで
自傷が始まって足や胸を叩くこともあります。

あぁ、去年は他の利用者さんを傷つけて
病院送りにしてしまったこともありましたね・・・

最近は不眠の症状が強く出てるし・・・・

PMS期はやっぱり不安定です。」
(￣ェ￣;)

と、追加をしてしまいました。（笑）


あれ？？
どこが落ち着いているんだ？
ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ


自分にツッコミを入れてしまいましたよ！！（笑）




その後、前回の診断書のコピーを見ながら
由紀子の障害の状態がどう変わったかを
項目ごとにチェックをしていきました。


前回は2015年3年前です。


眼の再手術を受けたのが2016年ですから
その頃は、両目とも不自由な頃で
かなり荒れている時期でした。

だから、今と比べたら
きっと悲惨な状況が書かれてあるはず！！

と、思っていたのですが・・・


ドクターが項目ごとに読み上げる度に

母が答える言葉は

「はい、現在もその通りです！」
(￣ェ￣;)


前回と基本的には
何も変わっていないじゃん！！（笑）




出てくるキーワードは
自傷
他害
破壊
不眠
肥満
糖尿
肝臓
視力障害
24時間の見守り
就労は不可
その他もろもろ・・・


訂正が必要だったのは
自傷行為の場所から頭と顔が消えたことと
左眼の視力が0.1から0.3になったことぐらいでした。
（；＾＿＾Ａ　アセアセ


母的には
顔への自傷行為が無くなったことは
最高に嬉しいことですけどね？！
(人´∀｀)．☆．。．:*･°



チェックが終わった後、

なんだか、最近落ち着いてきたので
診断書の内容が大きく変わるかもしれないと
思っていたのですが

こうして、一つ一つ生活を確認したら
由紀子との生活は相変わらず大変なのだと
あらためて思いました。

と、ドクターに言ったら


みんなそうなんですよ！

最初に、
「現在の状況はどうですか？」

と、聞くとみなさん

「前回の頃に比べたら落ち着きました。」

と、答えるんですよ！（笑）

しかし、その後
詳しく話を聞いていくと
かなりの問題を抱えていることが多いです。

多分、本人が成長していることも
落ち着いているのも確かでしょう！

でも、落ち着いていると感じるのは
お母さんたちがその状況に慣れたことと
周りの対応がうまくなって
本人への刺激が減っているからで・・・
刺激があれば、問題行動は出てくるんです。

と、言われました。



言われてみれば
そのとおりだと思いました。


デイサービスが由紀子の特性を考えて
支援内容の話し合いを重ねてくれた結果
由紀子は落ち着いて生活が
できるようになっていますが

違う環境の中に放り込んだら
きっと以前と同じように荒れるのでしょう・・・



由紀子さんの特性に合った支援を続けることが
落ち着いた生活をおくるためには
絶対に必要なこと！！
その事を忘れてはいけない！

と、ドクターから念押しをされました。

∠(￣∧￣) ラジャ！



と、言うことで
今回の診断書の内容は
ほぼ前回同様ということでした。（笑）


由紀子は最重度の自閉症ですから
年金の内容が変わることは
ほぼ無いと思います。


でも、こうして
診断書を書いてもらうために
由紀子の障害を再確認させてもらえて
良かったと思いました。


由紀子さんは、今夜も１２時過ぎても眠れません！！

＝END＝