じーじの入院生活3日目です。
昨日、入院の荷物を持って
病棟に行ったのですが
行けるのはナースセンターの手前まで
もちろん顔を見るなんてできません。
看護師さんに荷物を手渡すときに
少しだけ様子を教えてもらいました。
ベッドに座って
右の足や手を動かす
リハビリをしているそうです。
「座れるんですか?」
(・ ・)えっ?
ビックリです。(笑)
救急車が来る前は
座るなんて絶対無理だったのに・・・
今回も不死鳥のように
蘇ったか!!(笑)
そう、喜んでいたのですが・・・
今日、担当のドクターから電話があって
呑み込みの検査をしたら
ゴックンをした時
ほとんどが気管の方に流れていて
嚥下ができなくなっているそうです。
なのに、むせたりすることもなく
喉の反射もないともいわれました。
このまま摂取を続けたら
窒息する可能性もあるとのことでした。
窒息する可能性もあるとのことでした。
来週、もっと詳しい検査をすることになって
それまでは
点滴で栄養と水分を
補給するそうです。
そして、薬も飲ませられないので
血圧降下剤は貼り薬に変更するけれど
他の薬はすべて中止になりました。
もちろん
血液をサラサラにする薬も中止になるので
梗塞を起こす可能性が高くなるそうです。
ずっと飲んでいた安定剤も中止・・・
じーじは眠れるのでしょうか?
そして、最後にドクターから
来週の検査の結果
このまま口から摂取できないとなった時
今後どうするかです。
胃ろうをするか
鼻からチューブで胃に直接流し込むか
点滴をするか
何もしないか
この選択肢が考えられます。
ご家族で話し合っておいてください。
とのことでした。
じーじは延命措置を拒否すると
以前から決めていて
こちらに引き取った直後に
わざわざ私を呼んで
そのことを伝えてきました。
特に胃ろうは絶対にしない!と
言ってました。
残りは3つの選択肢
五島の姉に電話をしたら
チューブでの栄養補給は
舅が苦しがって暴れて
拘束されていたから
やめて欲しいと
泣きそうな声でいいました。
後は点滴と何もしないの二択です。
そして、最後にばーばに聞いたら
お父さんは延命を拒否していた。
点滴も延命になるからやめて欲しい!
私も同じ思いだから
延命は絶対にやめて!!
どうすればいいの?
(-________-;) ・・・・・・・
私もじーじに直接
延命拒否の意思を伝えられているので
「何もしない!」を
選択するべきなのかもしれないと
思っているのですが・・・
入院した日
いろんな処置が終わって
病棟に入る直前に
最後の面会をしたとき
私の顔を見て
ニコッと笑った顔が忘れられなくて・・・
それに、
昨日は座ってリハビリをしていると
聞いたばっかりです。
何もしないという事は
その笑顔のじーじの死を
決断することになります。
じーじは本当にそれでいいの?
ただ・・・
入院した日の検査では
じーじの体はもうボロボロでした。
心臓が肥大して
胸水が溜まり始めているし
肺も傷だらけ
脳も萎縮・・・
この先、回復の可能性は
ないのかもしれません。
じーじの後見人は私だから
最後は私がドクターに
返事をしなくてなりません。
あと一週間・・・
どうすればいいのだろうか?
私には重すぎる選択です。
=END=