昔の由紀子の記録を整理していて
「就学の記録」を見つけました。
今から18年も前の事ですが
新しいカテゴリーを作って
記録を整理しながらここに残してみようと思います。
その頃、私たちは五島列島の福江島に住んでいて
地元には養護学校(特別支援学校)がありませんでした。
手厚い支援が必要な重度の障害児は
小学校1年生から親元を離れて
長崎の養護学校の寄宿舎に入っていました。
そのせいか、小学校には障がい児がたくさんいて
特殊学級(現在の特別支援学級)もありましたが
親が希望すれば普通学級への入学も容易でした。
私が親しくしていた先輩ママたちも
みんな子どもを普通学級に入れていました。
そんな環境の中で
私は悩んだ末に
由紀子を特殊学級へ入学させました。
その結論にたどり着くまでの記録です。
注)この記録は私の主観がかなり強く入っています。
由紀子の特性を踏まえて、物事を見て考えています。
それをご理解の上、お読みください!
障害のある子どもをもつ親は
その子が小学校へ入学をする時
多かれ少なかれ、誰もが不安を抱えると思います。
私も、由紀子が保育園の年長さんになった時
その不安に取りつかれてしまいました。
今でこそ、立派な重度の自閉症者に育った
由紀子さんですが・・・(笑)
その当時は、療育手帳の等級はB2で
いつもニコニコしていておとなしくて
軽度の自閉症だと言われていたんですよ。
嘘のような本当の話!(笑)
(´¬ω¬`) ウソォーン?!
保育園生活は
周りの子どもたちに助けてもらいながら
毎日楽しく過ごすことができていました。
先輩ママたちから
低学年の時には普通学級の方がいいと
アドバイスをもらっていた事もあって
普通学級でも
やっていけそうな気もしていたのですが・・・
由紀子の独特のこだわりの強さや、
言葉の遅れ、身体能力の低さを
考えた時に
もしかしたら、特別な訓練のような、
もっと手厚い支援が必要な気もして・・・
特殊学級という選択肢もあるのではないかと
思う気持ちもありました。
どっちが由紀子の居場所なのか?
(o〃_ _ )oうぅ・・・ん
わけの分からない不安と迷いで
混乱している時
保育園の担任の先生に
「今は悩むべき時期なのかもしれませんよ?!
ゆきちゃんの為にいっぱい悩んであげてください。」
と、言われて
すごく勇気づけられたのを覚えています。
単純な・・・いや!素直な私は
その時から、本当に頑張りました!!(笑)
最初に始めたのが学校見学です。
当時の日記です。
5月6日(水)
教育委員会に行って就学相談について話を聞いてきた。
あちらから話がくる前に学校などを見に行っておきたかったので
先手を打って自分から出かけてみた。
就学相談の手順などを丁寧に話してもらえてよかった。
学校の見学も仲介をして下さると言うので任せることにした。
◎F小学校(由紀子が入学予定の学校)
普通クラス(自閉症の子が在籍)
特殊学級(今年度は在籍者1人)
◎S小学校
特殊学級(今年新設された複数の子が在籍)
◎K養護学校
5月の後半から6月のはじめに日程を決めてもらうことにしてきた。
つまりは、自首をしたわけです。(笑)
教育委員会は怖いところのイメージがありましたが
行ってみたら、意外にも親切なところでした。(笑)
私が希望をした全ての学校と連絡を取って
見学の日程を組んでくれました。
こうして、由紀子の就学活動が始まりました。
・・・つづく・・・
「就学の記録」を見つけました。
今から18年も前の事ですが
新しいカテゴリーを作って
記録を整理しながらここに残してみようと思います。
その頃、私たちは五島列島の福江島に住んでいて
地元には養護学校(特別支援学校)がありませんでした。
手厚い支援が必要な重度の障害児は
小学校1年生から親元を離れて
長崎の養護学校の寄宿舎に入っていました。
そのせいか、小学校には障がい児がたくさんいて
特殊学級(現在の特別支援学級)もありましたが
親が希望すれば普通学級への入学も容易でした。
私が親しくしていた先輩ママたちも
みんな子どもを普通学級に入れていました。
そんな環境の中で
私は悩んだ末に
由紀子を特殊学級へ入学させました。
その結論にたどり着くまでの記録です。
注)この記録は私の主観がかなり強く入っています。
由紀子の特性を踏まえて、物事を見て考えています。
それをご理解の上、お読みください!
障害のある子どもをもつ親は
その子が小学校へ入学をする時
多かれ少なかれ、誰もが不安を抱えると思います。
私も、由紀子が保育園の年長さんになった時
その不安に取りつかれてしまいました。
今でこそ、立派な重度の自閉症者に育った
由紀子さんですが・・・(笑)
その当時は、療育手帳の等級はB2で
いつもニコニコしていておとなしくて
軽度の自閉症だと言われていたんですよ。
嘘のような本当の話!(笑)
(´¬ω¬`) ウソォーン?!
保育園生活は
周りの子どもたちに助けてもらいながら
毎日楽しく過ごすことができていました。
先輩ママたちから
低学年の時には普通学級の方がいいと
アドバイスをもらっていた事もあって
普通学級でも
やっていけそうな気もしていたのですが・・・
由紀子の独特のこだわりの強さや、
言葉の遅れ、身体能力の低さを
考えた時に
もしかしたら、特別な訓練のような、
もっと手厚い支援が必要な気もして・・・
特殊学級という選択肢もあるのではないかと
思う気持ちもありました。
どっちが由紀子の居場所なのか?
(o〃_ _ )oうぅ・・・ん
わけの分からない不安と迷いで
混乱している時
保育園の担任の先生に
「今は悩むべき時期なのかもしれませんよ?!
ゆきちゃんの為にいっぱい悩んであげてください。」
と、言われて
すごく勇気づけられたのを覚えています。
単純な・・・いや!素直な私は
その時から、本当に頑張りました!!(笑)
最初に始めたのが学校見学です。
当時の日記です。
5月6日(水)
教育委員会に行って就学相談について話を聞いてきた。
あちらから話がくる前に学校などを見に行っておきたかったので
先手を打って自分から出かけてみた。
就学相談の手順などを丁寧に話してもらえてよかった。
学校の見学も仲介をして下さると言うので任せることにした。
◎F小学校(由紀子が入学予定の学校)
普通クラス(自閉症の子が在籍)
特殊学級(今年度は在籍者1人)
◎S小学校
特殊学級(今年新設された複数の子が在籍)
◎K養護学校
5月の後半から6月のはじめに日程を決めてもらうことにしてきた。
つまりは、自首をしたわけです。(笑)
教育委員会は怖いところのイメージがありましたが
行ってみたら、意外にも親切なところでした。(笑)
私が希望をした全ての学校と連絡を取って
見学の日程を組んでくれました。
こうして、由紀子の就学活動が始まりました。
・・・つづく・・・
今 を知っているので安心して読めます。
けど
当時の苦悩を想像すると ちょっと苦しい。
ので
頑張った!とご自分を褒めながら書いて頂けると嬉しいです。
頑張って書こうと思います!
18年前の事なのに
記録を読み返すとその時の気持ちがよみがえってきます。
あの頃のかわいい由紀子の姿もね?!(笑)
「子どものために必死にならなければいけない時が何度かあります!」
そう言われたことがあります。
確かに、何度かありますよね?!
その最初のがんばりです。