ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

マイブーム

2010年09月20日 | ゆきちゃんの日記
最近の由紀子のマイブームは
ニコニコ動画から
「古いCM」だの「懐かしいCM」だのと、
名前のついた動画をダウンロードして
DVDに焼き付けてコレクションすること!!

ダウンロードまでは自分で出来るのですが
DVDの焼付けとレーベル印刷は私に委託!(笑)


凝り性の由紀子さんは、
動画ファイルにナンバーがついていると
連番で残したいようで・・・

次から次へと依頼が来ます。



ダウンロードにも時間がかかるし
焼付けにも時間がかかるので
デスクトップはフル回転!

私の用事では全然使わせてもらえない!!


そして、何よりも
面倒くさい!!(┐・・┌)ゲソ~~



この数日で
由紀子のコレクションは30枚以上になりました。


こんなに集めて何すんの???




ブック型のDVDケースにきれいに並べて
眺めては悦に入っている由紀子さん!!


+.+゜d(´∀`*)グッ!!


でも、出来上がったDVDの中身は
全然見ないんだよねぇ~~~

意味無いじゃん!!(笑)




ニコニコ動画を覗いてみたら
この手のCM動画は果てしなくあるようなのですが・・・


この面倒くさい作業はいつまで続くのでしょうか?


( ̄_ ̄|||)どよ~ん

=END=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

社会見学旅行

2010年09月19日 | ゆきちゃんの日記
由紀子がさつき園の社会見学旅行から帰ってきました。

山口・下関方面へ一泊二日の旅行でした。

去年は新型インフルエンザ騒動で中止になったので
今年が始めての参加!!


この旅行は・・・
本当は保護者も一緒に参加できる事になっています。

この数年、由紀子の不安定な時期が続いて
一緒に旅行なんて出来る状態ではありませんでした。

だから、このチャンスに一緒に行きたいと思ったのですが
いろいろ思うところがあって・・・

どうしたものかと支援員さんに相談をしたら


家族だけでの旅行が難しいから
この機会に一緒に旅行をしようと考えるか・・・

親と離れる練習の機会と考えるか・・・・

二通りの考え方がありますよね!?

どちらにするかはお母さんのお気持ち次第です。


と、言われて・・・。

悩んだ末に
今、由紀子にとって大事なのは
やはり、自立ではないかと思って・・・
今回は一人で参加させる事にしました。




さて、旅行へ出発する朝。

由紀子はまたドキドキして、少しパニックになりました。

それは、楽しみにしていた証拠です。(笑)


お迎えのバスを長く待つとまたドキドキするかもしれないと
10分前に着くように家を出発したら
バスが早く着いていて・・・(汗)


慌てて車を降りた由紀子は
全力疾走でバスに向かっていきました。

ε=ε=ε=ε=┏(;・▽・)┛

本当に楽しみにしているだぁ~( *^艸^)プププ


そして、私には見向きもせずに
バスに乗り込んで出発していきました。


お~~い!!
いってらっしゃぁ~い!!
ヾ( ̄∀ ̄*)イッテラッシャーイ 


ぜんぜん淋しくなさそうです!!

これは喜ぶべきことなんでしょうねぇ~!?(笑)




初日は秋吉台で展望台に行ったり
サファリパークに行って

翌日、下関の水族館に行き
関門海峡のトロッコ列車に乗ることになっています。


緩やかなスケジュールで、
これならきっと由紀子も楽しんでこれると思いました。



そして、翌日
予想通り由紀子は
満面の笑顔で帰りのバスから降りてきました。(笑)


私の顔を見ての第一声は

「旅行、楽しかったねぇ~~!!」ヾ(*゜▽゜*)ノ あはは

でした。


よかったねぇ~~!!(*´∇`*)うふ♪.*:・'゜.


由紀子は会話が苦手なので
残念ながら旅行中の様子を話してくれることはありませんが
かばんの中にサファリパークのパンフレットが入っていたので
どんな動物を見たのか聞いてみました。

すると、写真を見ながら
ホワイトタイガーと
ベンガルタイガー
そして、ライオンを見たと話してくれました。

ゾウとキリンは見なかったのだとか・・・
本当に??(笑)


中でも白いトラは印象が強かったようで
パンフレットの写真を指差しながら
「見た!見た!」とうれしそうでした。


そして、旅行中に何を食べたかという質問には・・・

すごく考えた後

「チーズトースト!!」(⌒^⌒)bうふっ

他にもいろいろ食べたのだろうに・・・・
一番は「チーズトースト」ですか?

安上がりな子です。(ノ∀≦。)ノぷぷ-ッ笑



お土産は・・・




由紀子らしいかわいいお菓子が二つ!

そして・・・



なぜか、カメの髪飾り!(笑)


由紀子の髪は短くて結べないから
支援員さんが選んでくれたわけは無いので、
きっと由紀子自身がこれが欲しいといったのだと思います。


たしかに可愛い!!(o´∀`o)


我が家で髪が結べるのはねーねーしかいないので
ねーねーにつけて貰おうと思って

「お土産にカメの髪飾りがあるよ!!」
・・・ちょっと可愛すぎるけどね!(笑)・・・

と、電話で連絡をしたら・・・


「え~~~?!またカメ??」

そう言われて思い出しました。

中学部の修学旅行のときの
ねーねーへのお土産は同じようなカメがついた耳かきだった!!
o(〃^▽^〃)oあははっ♪


どうも由紀子はカメが好きみたいです。(笑)



まだ支援員さんから何も聞いていないので
旅行中の詳しい様子はわかりません。

でも、帰ってきてからずっと笑顔で
ニコニコしている由紀子の様子が
旅行中が楽しかったことを十分伝えてくれています。


一緒に行こうかどうするか迷った時に
姉たちが口をそろえて言ってました。

「ゆきちゃんはお母さんと離れて旅行に行った方が
きっと楽しいって!!」


その通りだったようです。

=END=

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

性教育・羞恥心について(自閉症の特性33)

2010年09月15日 | 自閉症の特性
やっとお約束の「性教育」について・・・です。

11日(土曜日)に由紀子に性教育をしてくださっている
宮原先生たちが立ち上げられた
「長崎 障害児・者の性を考える教育研究会」の
第一回目の研究会が開催され、
私も参加をしてきました。

研究会の様子をお伝えする前に
まずは由紀子の性教育について少し書いてみます。


※宮原先生・・・今までM原先生として登場していましたが
先生の講演会では由紀子も実名で事例を発表していただいているので
そろそろお名前を出してもいいかと・・・!?(笑)

先生は、長崎大学大学院医歯学研究科教授で
障害者への性教育を研究テーマにされています。

お会いした頃は准教授でいらっしゃった先生。
どんどんお忙しい立場になられて・・・

そのお忙しい時間をさいて、
由紀子の性教育を続けてくださっています。

本当にありがたいことだと思っています。




由紀子が性教育を受け始めたのは8年前のことです!


きっかけは、9年前、
まだ五島にいる頃(4年生)でした。

学校のプールの授業で着替えをする時
みんなの前で全裸になって着替えをしてしまい・・・(T▽T;)アハハ

交流学級の女の子たちに
すごい反感をかってしまったのです。




この時、実感したのが・・・
由紀子には「羞恥心」が
育っていないということでした。


コミュニケーションが苦手で
周りの人が自分の事をどのように見て、
どう思っているかなんて
全然関係ない世界に生きている由紀子とって
全裸になることが恥ずかしいことだなんて
分からないのです。



小さな頃は、それでも良かった!

でも、周りの同級生には
着実に「羞恥心」が育ち始めていました。

自分たちの身体の変化を自覚して
それを男の子たちに見られることは
恥ずかしいことだと・・・・。

そして、由紀子がその恥ずかしい行動を
取る事も許せなくなってきたのだと思いました。


「おばちゃん!どうにかして!!」

その言葉を投げかけられて・・・
どうしたものかと悩んだのが始まりです。



私はいろいろな所に相談をして
アドバイスを乞いました。

そして、教室の壁にシールを貼り
そのシールを見ながら着替える練習をさせました。

そうすれば、みんなに背を向けることになるので
胸などを見られずにすみます。


・・・お尻は勘弁してもらいました。(笑)・・・


その年はその対処法で、
なんとか周りの子どもたちも納得してくれました。


でも、それでは根本的な問題の解決にはなりません!


この先、どうしたらいいのか・・・???



そのことを相談した、主治医の相川先生(A川先生)に
宮原先生を紹介してもらって、
長崎への転勤を機に性教育を始めていただきました。

・・・ドサクサにまぎれて、相川先生の名前もばらしちゃった!(笑)・・・


性教育についてはいろいろな意見があるようですが
私は障害のある人にこそ、
性教育は必要だと思っています。

一般的な性教育のイメージは
「どうやったら子どもができるか?」とか
「避妊」とか
そんなイメージが強くありますが・・・

本来の性教育は
自分の身体のことを知り
自分の身体を守る術(すべ)を
身につけるためのものだと思っています。


最初の頃の性教育の日記を探してみました。
性教育1回目
性教育2回目
性教育3回目


性教育を始めて8年目と書きましたが、
その間、宮原先生は同じことを繰り返し、繰り返し
由紀子に教えてくださっています。



あ・・・
随分長文になってしまいました。
続きはまたの機会にしたいと思います。


そうそう・・・
由紀子は明日からさつき園の研修旅行に行きます。
とても楽しみにしている様子をみて
本当にうれしく思っています。

=END=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

頭痛・・・低気圧?

2010年09月14日 | ゆきちゃんの日記
また日記を書かずに眠ってしまった。
すみません!!


昨日、珍しく由紀子が夜中の4時前に起きてしまいました。


その気配で私も目を覚ましたのですが
起きた途端に頭がジ~~~ン。


( ̄□ ̄;)ゲッ!?・・・また偏頭痛??



私はすぐに頭痛薬を飲んだのですが
横を見ると、由紀子の様子も少し変!?



そういえば、どうしてこんな時間に起きちゃったの??(笑)


もしか・・・と、思って

「頭・・・痛い?」

「はい!」


本当に頭痛がしているのか?
由紀子は質問されると、
すぐに「はい!」と答える傾向があるので確信が持てない!!

では、確認作業開始!!(笑)

お腹を触って

「お腹・・・痛い?痛くない?」

「痛くない!」


足を触って
「足・・・痛い?痛くない?」

「痛くない!」

頭を触って
「頭・・・痛い?痛くない?」

「痛い!」


(=^ ‥^)3 フムフム・・・これは本当に頭痛のようです!(笑)



私は頭痛薬に慣れているので
空腹時でも平気で飲んじゃうのですが
由紀子は胃への負担が心配なので、
食パンをかじらせてから薬を飲ませました。


由紀子はその後も眠れないまま
ずっと起きていましたが、
薬のおかげかパニックになることもなく
いつものようにさつき園に出かけていきました。


やれやれ・・・(笑)



その後、私は友人と会っていたのですが
そこへ、ねーねーからメールが・・・

「ひどい頭痛がする~~!!」


お前もか!?(ノД`*゜)゜・:。.



どこかに低気圧があるのかもしれません。
本当に我が家の女性陣は低気圧に弱いのです。


私は薬が切れる度に、頭痛が再発して
昨日は3回も頭痛薬を飲みました。


今朝も少し頭が重いのですが
今日は長崎へ出かける用事があるので
がんばらなくちゃ!!

そんな訳で、先日予告した性教育の話しは
また後ほど・・・・
申し訳ない!!m(_ _)m


夏バテに偏頭痛・・・


つらい!!

=END=





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音楽療法

2010年09月11日 | ゆきちゃんの日記
昨日は音楽療法の日だったのですが、
さつき園のプールと重なってしまったので
H崎先生にお願いをして
「保護者会」ということにしていただき
由紀子抜きで、最近の音楽療法の様子を
聞かせていただくことにしました。


以前は音楽療法以外にも
由紀子の身体介護のヘルパーとして
H崎先生にかかわっていただいていたので
いろいろお話しをする時間がありました。

でも、今は音楽療法だけになってしまったので
なかなかゆっくりお話をするチャンスが無くて・・・


だから、昨日はいいチャンスだと思って
お願いをしました。



H崎先生に音楽療法をお願いするようになって
今年で8年目です。

今では由紀子とH崎先生の間には
強い信頼関係がありますが、

音楽療法を始めた頃は・・・、
先生には大変ご苦労をおかけしました。

あの頃の象徴的な日記がこれです。→2003年10月の日記 


2003年はまだ長崎に住んでいた頃で
音楽療法も現川というところで受けていました。

音に強いこだわりを持つ由紀子は
レッスンという形で音楽を受け入れることが
出来なくて・・・
かなり強い抵抗していました。

山間の小さな町ののどかな風景の中に
由紀子の鳴き声と叫び声が
響き渡っていたのを思い出します。(笑)

でも、由紀子はきっと心を開く!
そんな気がして・・・

私は思わず先生に
「闘ってください!」
と、お願いをしたんです。(笑)

そして、その闘いを乗り越えて
今の関係があります。


そして、昨日の先生のお話し!


今、先生が由紀子との音楽療法で
心がけてくださっているのは・・

音楽を楽しむということ!

その為には人間関係が大切・・・(由紀子の場合は特に!!)

その関係の中で、
パニックにならない楽しみ方を探ってきた。


由紀子の意思表示を大事にして
「やめてください!」と言った時には
それに答えてやる。


先生側からもきちんと
「聴いて下さい!」と
思いを伝えてから演奏をする。

そして、ちゃんと聴く事が出来た時には
成功体験として、誉めて終わる。

すると、由紀子も
「ステキ~!」とか、「ブラボー!」と
笑顔で答えてくれるとのことでした。


文章にしてしまえば、これだけのことですが、
二人が築き上げてきた音楽の世界には
言葉だけではない、
豊かなコミュニケーションがあります。

それは、きっと由紀子の心の世界を
広げてくれていると思っています。



他にも・・・
先生は障害の有る無しにかかわらず
音楽療法とか、いろいろな
非日常的な時間を持つことは
大切な事だと言われていました。


そして、それは子どもの頃からの積み重ねが大事だと・・・・


音楽療法・・・
始めは由紀子のこだわりを緩めたいという
思いから始めたものでしたが、
今ではもう、それ以上のものになっています。



つい、長文になってしまいました。
最後まで読んでくださって
ありがとうございました。



明日は、今日参加してきた研究会のご報告と
由紀子の性教育について書いてみようと思ってます。

=END=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする