![]() | また、同じ夢を見ていた (双葉文庫) |
住野よる | |
双葉社 |
「君の膵臓をたべたい」の住野よるさんの2作目。
友達の少ない女の子の日常の話だけど、友達のなかには猫の「彼女」も出てくる。
寄り添ってくれる猫っていいね。
女の子の語りで淡々と話は進んでいくんだけど、まただんだん惹きこまれて
クラスのみんなに無視されるくだりでは涙が出そうになった。
人の冷たさを感じる時ってとても悲しい。
でもこのお話では、それを超える心の温かい人たちも出てくるので
救われる。
ちょっぴり不思議なお話。
住野よるさんて男だったんだ。ちょっと意外。