新潮社
久しぶりの村上春樹作品
「海辺のカフカ」以来だと思う。
文庫本にならないと読みませんσ(^_^;)
村上春樹作品は、わけわからない世界が入り込むイメージが
あるのですが、
もちろん今回も不思議な世界観はありましたが、
理解できないほどではなく、
一編の小説として楽しめました。
絵画が出てきたのだけど、描写がこと細かくて
私にも私なりのイメージができて
各場面を映像を見ているように追うことができたので
忘れられない小説になったと思います。
登場人物のひとり、白髪の見事な免色さん、
私と同い年だったのが個人的にちょっとショック...
やっぱりなんかすごい作家なんだなあと
思いました。
唯一無二ですね。